TaKaNaさん(@TaKaNa721) 撮影/ひがけん

コスプレ活動も、異色の美少女プロボクサーが目指す未来「もっとアニメの要素も取り入れたい」

2025.03.01 06:03
提供:ENTAME next

フィットネス目的で始めた格闘技で人生が大きく変わった女性がいる。コスプレイヤーであり、モデルとしても活躍中のTaKaNaさんだ。彼女はボクシングのプロライセンスを取得し、リングに立つ準備を進めている。「KAWAii is POWER」をキャッチコピーに活動する令和の女子プロボクサー・TaKaNaさんに、目指す未来について聞いた。(前後編の後編)

――まずは格闘技を始めたキッカケを教えてください。

TaKaNaさん フィットネス感覚でキックボクシングを始めたのがキッカケです。そこでは総合格闘技も習えたので、寝技のレッスンなども受けていたらやりがいを覚えました。それに昔からアニメやゲームが好きで、戦うキャラクターに憧れていたので、単純に強くなるのが楽しかったんですよね。

――その中で、なぜボクシングに?

TaKaNaさん やっていくうちにプロライセンスが欲しくなりました。ただ、キックボクシングや総合格闘技は団体によってライセンスが異なりますが、ボクシングだけは「日本ボクシングコミッション」が定めたライセンスがあるのです。それで、プロを目指して2、3年前からボクシングを始めたんです。

――フィットネスとは別のジムでトレーニングを始めたと。

TaKaNaさん そうです。今、所属している横浜光ジムは複数見学した中の一つなのですが、そもそも女性を受け入れていなかったんですよね。でもトレーニング内容やジムの雰囲気が自分に合っていると思い、「プロになるまで」という条件付きでなんとか入会を認めてもらえました。

――では、プロボクサーになるまでの過程を教えてください。

TaKaNaさん ジムでの練習を重ね、トレーナーやジムの方に認められればプロテストを受験できます。試験は年に数回しかなく、地域ごとに受験希望者が集まりスパーリングで審査されるのですが、勝つことよりもボクサーとしての技術が重要視されるので、当たり前ですがルールに則った戦い方が求められました。

――ちなみに合格率はどのくらいなのでしょう。

TaKaNaさん 男女で大きく異なると思います。男子は6割くらいで、女子はもう少し受かりやすいと言われています。そもそも女性の受験者自体が少ないんですよね。試験当日に女性がいないこともあるそうで、私は同じ階級の方がいなくて、体格の大きな選手とスパーリングしました。トレーナーさんは「ここで落ちたら諦めるだろう」ぐらいに思ってたそうです。でも「ちゃんとパンチ入れてるし、びっくりした。まさか受かるとは!」と言われました。

――女性ボクサーを受け入れていないとのことでしたが、ジム側がTaKaNaさんに期待していたことはなんだと思いますか?

TaKaNaさん 芸能活動の経験があるので、収益的なことや今後の活躍への期待を込めて受け入れられたのだと思います。

――女性が1人だけの練習環境で苦労した点は?

TaKaNaさん 女性選手がいないため、スパーリングは常に男性選手と行っています。女性選手と初めて対戦したのはプロテストのときかもしれない(笑)。――では、練習スケジュールを教えてください。

TaKaNaさん 多いときは週6日、1日3時間程度の練習を行っています。まずはウォーミングアップと30分程度の筋トレ。筋肉を大きくしたいわけではないので、3キロの軽いダンベルを持ってパンチを打つなどしています。

その後はシャドーボクシング、サンドバッグ、ミット打ち、スパーリングなどです。最後は有酸素運動と追いの筋トレで締めています。

――ご自身の課題はなんですか?

TaKaNaさん 元日本チャンピオンの方とスパーリングすることもあり、技術的な差はもちろんですが、それ以上に体力的に限界を感じることも少なくないです。そんなときは悔しくて、黙ってサンドバッグを打ち続けていますね(笑)。技術はどんどん上がるけど、メンタルを強くするのも重要で、トレーナーさんには「もっと悪い子になりなさい」と言われたことがあります(笑)。

――殴られることへの恐怖心はないのでしょうか。

TaKaNaさん 正直、完全に拭えていないです。でもスパーリング中に「あれ?今、私ニヤニヤしてるな」と思うことがあって、怖いけど、わくわくもしているのだと思います。

――デビュー戦の予定は?

TaKaNaさん 女性の試合枠が少ないので、なかなか組んでもらうことが難しい現状がありますが、この春いよいよ試合が決まったので、その準備にに注力しています。

――では、長期的な目標を教えて下さい。

TaKaNaさん これからの10年で世界チャンピオンになることです。

――チャンピオンになったあとの展望は?

TaKaNaさん 「KAWAii is POWER」の理念を掲げて、格闘技の魅力を伝えたいです。もっとファッションやアニメの要素も取り入れたいです。

――具体的にはどんなことを?

TaKaNaさん チャームポイントでもあるピンクの髪や、かわいい衣装でリングに上がりたいです。そして『プリキュア』のようにキラキラしたスタイルで勝ちたいです!

関連リンク

関連記事

  1. SKE48 古畑奈和、「自分は誰かの役に立てている」10年突き進んだ"アイドル"という職業
    SKE48 古畑奈和、「自分は誰かの役に立てている」10年突き進んだ"アイドル"という職業
    ENTAME next
  2. 美女コスプレイヤー・蒼猫いな、フェチ感じる衣装で美スタイル完全解禁【写真10点】
    美女コスプレイヤー・蒼猫いな、フェチ感じる衣装で美スタイル完全解禁【写真10点】
    ENTAME next
  3. 10年ぶりの写真集、中川翔子「過去最大の露出に挑戦したきっかけは江頭2:50さんの一言」
    10年ぶりの写真集、中川翔子「過去最大の露出に挑戦したきっかけは江頭2:50さんの一言」
    ENTAME next
  4. 中川翔子、すべてを出した10年ぶり写真集を語る「血管を褒められる体験は初」
    中川翔子、すべてを出した10年ぶり写真集を語る「血管を褒められる体験は初」
    ENTAME next
  5. 桃月なしこ、話題のフォトスタイルブックからナチュラルな白ランジェリーショット公開
    桃月なしこ、話題のフォトスタイルブックからナチュラルな白ランジェリーショット公開
    ENTAME next
  6. 似鳥沙也加、まん丸バストを置きパイした泡風呂グラビアに「キュンが止まらない」
    似鳥沙也加、まん丸バストを置きパイした泡風呂グラビアに「キュンが止まらない」
    ENTAME next

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 城桧吏、大河ドラマ『べらぼう』出演決定!徳川家斉 役に大抜擢、熱演に期待
    城桧吏、大河ドラマ『べらぼう』出演決定!徳川家斉 役に大抜擢、熱演に期待
    ENTAME next
  2. 渡邊渚、「大好きな色」のブラウスで満面の笑み!『週プレ』DVDオフショットを公開
    渡邊渚、「大好きな色」のブラウスで満面の笑み!『週プレ』DVDオフショットを公開
    ENTAME next
  3. Hey! Say! JUMP中島裕翔、舞台初共演の岡本健一から“うがい指導”「『裕翔、うがいはブクブクからだよ』って(笑)」
    Hey! Say! JUMP中島裕翔、舞台初共演の岡本健一から“うがい指導”「『裕翔、うがいはブクブクからだよ』って(笑)」
    WEBザテレビジョン
  4. 「今日好き」田中陽菜、ロングからボブに大胆イメチェン「ビジュ良い」「イメージ変わる」の声
    「今日好き」田中陽菜、ロングからボブに大胆イメチェン「ビジュ良い」「イメージ変わる」の声
    モデルプレス
  5. Hey! Say! JUMP中島裕翔、主演舞台に感じていた不安吐露「果たして僕に務まるだろうか」【みんな鳥になって】
    Hey! Say! JUMP中島裕翔、主演舞台に感じていた不安吐露「果たして僕に務まるだろうか」【みんな鳥になって】
    モデルプレス
  6. Hey! Say! JUMP中島裕翔、岡本健一は“パパ”「本当にお父さんムーブをしてくださる」【みんな鳥になって】
    Hey! Say! JUMP中島裕翔、岡本健一は“パパ”「本当にお父さんムーブをしてくださる」【みんな鳥になって】
    モデルプレス
  7. 北川景子主演ドラマがついに完結 『あなたを奪ったその日から』真実と愛が交錯する最終章
    北川景子主演ドラマがついに完結 『あなたを奪ったその日から』真実と愛が交錯する最終章
    ENTAME next
  8. 「独身=かわいそう」はもう古い―綾瀬はるか主演『ひとりでしにたい』Pが語る独身女性の終活ドラマ
    「独身=かわいそう」はもう古い―綾瀬はるか主演『ひとりでしにたい』Pが語る独身女性の終活ドラマ
    ENTAME next
  9. 清原果耶&成田凌、共演の犬たちを絶賛「癒やしでしかない」「天才」
    清原果耶&成田凌、共演の犬たちを絶賛「癒やしでしかない」「天才」
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事