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映画『死に損なった男』出演・唐田えりか、俳優業の醍醐味「芝居の中でこそ本当の姿を見せられる」
Netflixドラマ『極悪女王』でのプロレスラー・長与千種役を肉体改造のもと臨んだことで話題を呼んだ俳優・唐田えりか。2月21日から公開される映画『死に損なった男』では、元夫からストーカーを受けるキーマンの女性を演じている。本作への抱負や、俳優業に感じるやりがいを聞いた。
──映画『死に損なった男』は、綾役にオファーがあっての出演だったとか?
唐田 そうですね。しばらくオーディションでいただくお仕事が多かったので、今回オファーをいただいて出演できたことが、素直にうれしかったです。田中監督による6年前の『メランコリック』の暗そうに見えてユーモアのある展開に似ているなと思いながら、ワクワクして台本を読み進めていきました。
──唐田さん演じる彩は、主人公・関谷一平(水川かたまり)が出会う幽霊になった森口友宏(正名僕蔵)の娘で、元夫の若松克敏(喜矢武豊)にストーカーやDVを受けているという役どころです。
唐田 はじめは暗い出来事が続いていたけれど、水川さんの関谷と一緒にお笑いライブを見に行ったりするシーンではしっかり笑顔を見せていたり、大人しそうに見えて本当は明るい子なんだろうなと考えました。そんな活発さが、DVを受けたりしたことで蓋をされてしまっている人だなとイメージしています。
──綾の父親・森口を演じる正名僕蔵さんとはどのようにお芝居を?
唐田 正名さんは幽霊という役どころなのに、芝居の熱量がすごくて、とにかく存在感があって(笑)。だから私も、森口の娘なんだという説得力を持たせたくて、綾をか弱い女にしないようには心がけていました。
ちょっと難しかったのは、綾にはお父さんが見えない設定なので、正名さんのお芝居に反応してはいけなかったことです。すぐ側で正名さんがぐるぐる回ったり大声で話されていると、ついそっちを見てしまいそうで(笑)。見えていないふりが大変でした。
──一方、元夫・若松を演じた、喜矢武豊さんの印象はいかがでしたか?
唐田 やっぱりゴールデンボンバーとしてのイメージが強いので、目の前で素顔でお芝居をされているのはギャップがすごかったですね(笑)。でも普段は気さくな方だった分、若松でいる時の演技がより不気味に見えて(若松が)怖かったですね。
──主人公・関谷を演じた、水川かたまりさんはどんな方でしたか?
唐田 最初は、よく1人でいる寡黙な方だなと思っていたんです。でも、一緒にお芝居をしてみたら、ちょっとしたシーンでもクスっと笑わせてきたり、頭の回転が速くて、さすが芸人さんだなと思いました。
──綾はヨガのインストラクターなので、教室でヨガを教えるシーンもあります。その時の“肉体美”が印象的でした。
唐田 確かに私も映像で観て「こんなに逞しくなっていたんだ」って気づきました(笑)。『極悪女王』の撮影が終わってから2~3ヵ月ほど経ったタイミングだったので、まだ筋肉がしっかりしていたんだとおもいます。
──『極悪女王』では丸刈りや増量などにも挑戦されていましたね。
唐田 あの作品をきっかけにアクションをする際に「これだけ派手に動いても大丈夫だな」って感覚がつかめましたし、「どこに位置取りすれば実際より大きく見えるか」なども考えて、貪欲に動けるようになりました。怖さが全くなくなったんですよね。
──それを経て、今作で何か意識したことは?
唐田 特別に準備をしたりはなかったのですが、自分のお芝居が孤立してしまわないことを継続しています。なるべくフラットな状態で台本を覚えて、あとは現場で皆さんのアクションに五感で返していくことに集中していました。
──一昨年は『真夜中のキッス』『朝がくるとむなしくなる』と映画2作で主演、昨年は『極悪女王』でのプロレスラー役と、バイプレイヤー的な活躍が続いています。これらの作品を経験して、感じたことはありますか?
唐田 自分が想像していなかった感情に出会えることが増えました。それによって、自分の性格がこうなんだって、分からなかった面が分かったりという発見もあります。だから演じている役に育ててもらっている感覚もあります。
昔は、お芝居を楽しむ余裕がないまま演じていました。それが最近は、いろんな役をやっていく中で自分とリンクする点を必ず見つけられるようになりましたね。今回の綾なら、根っこにある気持ちの強さ。かたまりさんの関谷に「隣にお父さんがいます」と真顔で言われたりもしますが、不幸や信じられない出来事が起きても動じないところは私に近いかも。
──芸能界で、一貫して俳優として活動してきましたが、唐田さんが改めて俳優業に感じる魅力とは何でしょうか?
唐田 私、感じたことを言葉にするのが苦手なんです。それがお芝居だと、自然に自分ごととして役の感情を表現できている実感があって。だから芝居の中でこそ本当の唐田えりかを一部でもお見せできているのかなと思いますし、役の感情と自分の思いがリンクすると、より演技に真実味が増します。自分の感情を言葉にすることが苦手な分、心の奥底から感じたことを芝居で昇華できるとスカッとします。それもこのお仕事で感じる醍醐味です。
(取材・文/大宮高史)
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