『最寄りの小児科一ヶ月児』より

『最寄りの小児科一ヶ月児』より

赤ちゃんの湿疹に悩むお母さん、初めての小児科受診先生が掛けてくれた言葉に「プロに言われると安心するよね」の声【作者インタビュー】

2025.02.07 12:00

提供：WEBザテレビジョン

『最寄りの小児科一ヶ月児』より

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『最寄りの小児科一ヶ月児』をピックアップ。『猫を拾った話。』(講談社刊)などで知られる寺田亜太朗さんの別名義・あたらしいいきものさんが、2024年12月22日に本作をX(旧Twitter)に投稿したところ、1.9万件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事ではあたらしいいきものさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

初めての小児科でもらった先生からの優しいお言葉

最近、首周りや頬がぶつぶつ荒れてこわばってしまっている赤ちゃん。あたらしいいきものさん夫婦は、「保湿のやりすぎなのか？」「足りないのか？」と頭を抱えてしまう。ネットで調べてみた対策も効果がなく、「慣れるのも大事！」と初めて小児科へ行くことに。

最寄りの小児科では「見ただけだと原因はちょっとわからないね」と診察され、ほぼワセリンだという弱いステロイド剤を処方してもらえることになった。しかしお礼を言って診察室をあとにしようとしたあたらしいいきものさんに、医師からの言葉が続く…。

この漫画を読んだ人たちからは、「気持ちがわかりすぎます」「気負いせずにいきましょ」「プロに言われると安心するよね」「正解がわからないことだらけの中で自分なりに頑張ってるんですよね…」「本当に毎日お疲れ様です」など反響の声が多数寄せられている。

「特筆すべきところは描き、その他はあまり描かない」というこだわり

――『最寄りの小児科一ヶ月児』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

あたらしいいきものを病院にかからせるという体験が思い出深く、残そうと思い描きました。

――1コマ目で描かれている、赤ちゃんの肌荒れがリアルで非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあればお教えください。

特筆すべきところは描き、その他はあまり描かないことでより伝わるのかなと思って描いて(手を抜いて)います。肌荒れご注目頂きありがとうございます！

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

優しい言葉をかけていただくシーンです。それまでメガネを掛けて医者という記号としていたのですが、ここのシーンでメガネまで描くと「優しくされた」ことより「この人に優しくされた」感じが出てしまいノイズだったので、描画を省きました。

――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか？

この漫画はほぼ実録です。

――作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか？

子を持つ前の自分にイメージが伝わるよう描いています。

――今後の展望や目標をお教えください。

家族みな健康で、続けていけたら幸せだなと思います。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！

どうぞよしなに！

WEBザテレビジョン

関連リンク

関連記事

「ニュース」カテゴリーの最新記事

あなたにおすすめの記事