兵頭功海“瀬戸”が見せたカッコよさとかわいさにキュン「MVPは瀬戸くんでしょ」＜五十嵐夫妻は偽装他人＞

2025.02.06 19:00

新川優愛と塩野瑛久がダブル主演するドラマ「五十嵐夫妻は偽装他人」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレ東系)の第5話が、2月5日に放送された。第5話では真尋(新川)に関する怪文書が会社に届き、ちょっとした騒動に。そこで瀬戸(兵頭功海)が見せた態度に注目が集まった。(以下、ネタバレを含みます)

素直になれない別居中夫婦が繰り広げるラブコメ

同ドラマは、海石ともえの同名漫画が原作。転職先で再会した別居中の夫婦が、職場で他人を装って働くことで恋愛沙汰に巻き込まれていく姿を描き、素直になれない2人のじれったさに“もだもだ”するラブコメディーだ。

新川演じる会沢真尋は、職場では明るくしっかり者であるが、我慢強い性格ゆえにプライベートでは甘え下手。塩野演じる五十嵐直人は、若くして仕事を完璧にこなして職場で頼られる一方、理屈っぽく結婚や恋愛において気持ちを素直に表現することが苦手というキャラクター。

ほか、真尋と直人と同じ会社で働く瀬戸翠を兵頭、林美羽を田辺桃子、真尋と直人が夫婦だと知っていて社内でバレないようにカバーする部長の竹橋宗平を水橋研二、ドラマオリジナルキャラクターとなるスナック「ビューティフル」のマスター・三吉妙を浜中文一が演じている。

真尋の不倫を告発するFAXが届く

真尋が「不倫をしている」と写真付きのFAXが会社に届いた。それは美羽にセクハラされて困っていると相談された取引先との飲み会に同行した帰り際に撮られたもの。直人に一目ぼれした美羽が、直人と真尋の仲を疑い、嫌がらせをしたのだ。

真尋は当時の状況を説明して美羽に同意を求めるが、美羽は「すいません、よく覚えていなくて」と、とぼけた。すると直人は、上司の立場から「事実かどうかは問題じゃない。まず、何者かが悪意をもって会沢さんを陥れようとしていること。そして、会沢さんが誤解を招いてもおかしくない行動をとったこと。それが問題なんだ」と言う。

その話し合いがされた部屋から真尋が出ると、瀬戸が立っていた。仕事のことで話があるとのことだったが、心配していたようだ。

真尋の味方をする瀬戸がカッコいい！

その後、他の社員が真尋のうわさ話をしていると、「くだらねぇ」とFAX紙を破った瀬戸。そして「あの、一応聞くんすけど、皆さん、マジでこんなの信じてるんすか。酒のネタとしても、たいして笑えないし。普段の会沢さん見てたら、こんなのあり得ないってことくらい分かるでしょ、普通」とぴしゃり。

続けて真尋に「会沢さんも、違うなら違うって、ちゃんと言ったほうがいいっすよ」と促すと、真尋は「接待同行しただけで、そこに書いてあることは全部でたらめです」と説明し、信じてほしいと頭を下げた。

さらに、その日の終業後、会社に残っていた瀬戸は、個人的に真尋の不倫相手にされた取引先の人とその企業そのものについて調べていた。出先から戻ってきた直人が「どうしておまえがこんなことを？」と聞くと、「どうせ上の人らは保身しか考えてないと思ったんで。会沢さんがセクハラされたとか、契約をたてに脅されたとか、そういう可能性については考えたんですか。そういうとこを丁寧にヒアリングするのが上司の仕事じゃないんですかね」と責めるように言った。

「われわれもやるべきことはやっている。相手のあることだし…」と直人が反論すると、距離を詰め、「向き合って話し合う相手が間違ってんだよ」と告げてそのまま去った。

翌日、直人は真尋が好きなチョコミント味のスイーツを買ってきて、「きもいな、俺」と独り言を言いつつも渡した。自分の買ったほうについていた割引シールを貼り替えてというのがなんともかわいらしい。前日のカッコよさからのギャップにもキュンとする。自分では認めていないが、真尋に心が向いているのは、もう確実だろう。

SNSでも「一言一句格好良いな」「愛だね」「瀬戸くんが可愛すぎてきゅんしかない」「今日のMVPは瀬戸くんでしょ」など、瀬戸への反響が続々と寄せられた。

一方で五十嵐夫妻の関係にも進展が。直人は一瞬でも真尋を疑ってしまったこと、また、瀬戸の行動に「俺がやりたかったのに」とヤキモチを焼いたことも正直に打ち明けて謝り、真尋はそんな直人をハグした。そして「もう一度ちゃんと真尋と向き合いたいと思う」と話す直人に、「うん」と返事を。

離れていた距離が少し近づいた2人。だが、美羽がひょんなことから真尋が結婚して“五十嵐”になったという情報をつかんだことで、波乱は収まりそうにない。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部