可憐なアイボリーがメジャーデビュー、初めての囲み取材に「憧れていたアイドルに近づいている感じがする」

2025.01.29 19:09

12人組アイドルグループ“可憐なアイボリー”(小田桐ななさ、柴咲あかり、高澤百合愛、土屋玲実、寺本理絵、永尾梨央、波左間美晴、福田ひなた、一ノ瀬直緒、河合ここゆ、橘美空、西原悠桜)が1月29日、都内で行われたメジャーデビュー記念イベントに、お笑いコンビ・カカロニの栗谷、すがやとともに出席した。

HoneyWorksプロデュースのアイドルグループ

可憐なアイボリーは、世界最⼤級のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」とツインプラネットの合同で企画されたオーディション「TIF de Debut 2021 by TWIN PLANET」にて選ばれたメンバー8名と、2024年に開催した初の新メンバーオーディションで選ばれたメンバー4名、計12名からなる⼥性アイドルグループ。関連動画総再⽣回数10億回を超えるクリエイターユニットHoneyWorksがサウンドプロデュースを務めている。

イベントでは、メジャーデビューアルバム「⽩じゃいられない」に収録されている4曲をパフォーマンス。さらに“カカロニ”とともに「⽩じゃいられない」大喜利に挑戦した。

「ひとつ一つのライブを大切に、心を込めてお届けしたい」

イベント後の囲み取材で、改めてメジャーデビューした感想を求められると、永尾は「すごくうれしかったですし、“可憐なアイボリー”は10人で始まったグループなんですけど、新メンバー4人を加えて、今は12人で活動しています。全国ツアーも決まっていて、もっともっと全国の方に“可憐なアイボリー”を知っていただきたいですし、メンバー個々にも夢があるので、それぞれが願っていることも、グループ全体としてのたくさんの夢もかなえていけるように、今日からまた新たにスタートして全力で頑張りたいです」と意気込みを語った。

また、ほかのアイドルに負けないことを聞かれると、永尾は「私たちはすべてのライブで全力でパフォーマンスをして、それをスタッフさんに『そこが魅力だね』って言ってもらえるので、一期一会でその日のライブでしか会えない方もいらっしゃるので、これからもひとつ一つのライブを大切に、心を込めてお届けしたいと思います」と言葉に力を込めた。

グループとしての目標について永尾は「大きなステージにたくさん立たせていただきたいという思いがあって、ステージデビューさせていただいたのがZepp DiverCityなんですけど、まずはそこで満員の景色でワンマンライブをしたいですし、その先は武道館とか誰もが知る大きな舞台に立てるようになりたいなって思っています」と目を輝かせ、ライバルグループはいるか追求されると、永尾は「言ってしまえば、世の中のすべてのグループさんがライバルです」と力強く語った。

カカロニ、アドバイスを求められるも「場違いすぎます」と恐縮

そんな“可憐なアイボリー”のメンバーへ、大きなステージに立つためのアドバイスを求められた“カカロニ”のすがやは「場違いすぎます」と恐縮しつつ、「M-1は決勝に行ったんでしたっけ？」と話を振り、栗谷は「3回戦敗退です」と打ち明けて笑いを誘いった。

M-1で3回戦まで進む秘訣について「日々サボらず、漫才と向き合う。これだけですかね」と助言。すがやは「歌もダンスもサボらず、パフォーマンスと向き合うということですね」とアイドルに置き換えて説明した。加えて、栗谷は「あとは有名なプロデューサーに見つかるとか」と答えると、柴咲は「(アドバイスが)役に立つかはわからないんですけど、大人の意見として心に響きました」と笑顔を見せた。

なお、メジャーデビューしたことで変わったことを尋ねられると、高澤は「スタッフさんがいっぱいになりました」とぶっちゃけて会場を沸かせ、「今日もこういう囲み取材も初めてで、テレビで見るような会見で、自分が憧れていたアイドルに近づいている感じがしています」とにっこり。

楽屋の弁当が豪華になったりしていないかとの問いに、永尾は「今日は豪華でしたね。メジャーデビュー当日だからかもしれないですけど」と明かし、福田は「でも、今まではライブごとに必ずお弁当があったわけではないんですよ。最近は毎回あるので、私ももちろん、メンバーも『ご飯あるから』って言って食べてこなかったり、夜ごはんにして楽しませてもらっています」と裏話を披露した。

※橘美空は本人の体調を考慮し、医師とも相談の上、本イベントを欠席した。

◆取材・文＝風間直人