佐久間宣行氏、三谷幸喜氏に物申したことを明かす「いい加減、自信を持ってくれ」

2025.01.28 17:30

元・テレビ東京のプロデューサーで、現在はフリーのテレビマン・佐久間宣行氏がメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が1月22日にライブ配信アプリ「17LIVE」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え、本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。

「三谷さんが答えにくい質問ばっかり投げてきて(笑)」

この日も黒いトレーナー姿で登場した佐久間氏は、三谷幸喜氏についてのトークを展開。「東京サンシャインボーイズ。これはですね、30年前に活動を停止した、三谷幸喜さんがやってた劇団なんですけど。その劇団で30年ぶりの復活公演を2月にやるんですよ」と口火を切ると、「俺、それ、何とかチケットを取ったんだけど、その中のパンフレットのコーナーで三谷さんと対談してほしいって言われたの。それが三谷さんたってのご指名だって言われて」とうれしそうに明かした。

学生時代からの三谷の大ファンだと公言していた佐久間氏は「ええ!?俺で良いんですか？と思ったんだけど、もちろんお引き受けしますってなって」と声を弾ませる。「三谷さんから、一番初めに東京サンシャインボーイズを知ったのは何？とか、解散公演の内容はどう思った？とか、そう言うことを聞いてもらって」と対談を振り返り、「(三谷さんは)俺の本当に青春だから。青春時代で初めてお芝居を好きになって。それが上京するきっかけの一つだったから、正直に語った」と説明していく。

「その後、三谷さんから『どうでした？劇団を解散してから、劇団員と僕が外部の仕事に出て行って、僕のドラマは大体劇団員が出てたんですけど、あれってバーターに見えましたか？とか…。何その質問!?」と豪快に笑いながらツッコミを入れる佐久間氏は、続けて「西村まさ彦さんが急にめちゃくちゃ売れたのはどう思いましたか？とか、答えにくい質問ばっかり投げてきて…」と苦笑する。

さらに「『振り返れば奴がいる』(1993年、フジテレビ系)の逸話としては、あの頃は三谷さんがまだ駆け出しだったから、三谷さんが笑いを書いても全部カットされたんだって。だから、三谷さん色が薄いわけ。ゆえに、あれはファンとしてどう思ってました？みたいなことも聞かれて」とぶっちゃける佐久間氏は、「これはもういいや、ファンを隠してたらおかしくなるからと思って、隠すのをやめようと。で、俺、正直に言うと、どっちかっていうと厄介めのファン…重めのファンだったんだよね。だから、それを全部出そうと思って！」と開き直ったことを口にする。

「『(警部補・)古畑任三郎』(1994年、フジテレビ系)は最初見たときどうだった？って聞かれたときに、『“古畑”はですね、僕は三谷さんをずっと好きじゃないですか？活躍してほしいと思ってたから、“古畑”の設定を全部聞いたときに、三谷さんが一番好きなジャンルに臨むなと。で、田村(正和)さんで座組も少ない、西村さんも入れて、これは本気だと」と熱く語っていき、「ただ、心配だったのは肩に力が入ることだったんですよ。なのでね、温かい目で見ようってオタク同士で喋ってました』って言ったら、(三谷さんに)『面倒くさいファンだな』って言われた」と大声で笑う。

三谷氏にそう言われた佐久間氏は、「しようがないでしょう！十代の頃、そういうファンだったんだから」と返し、「“古畑”が面白かったとき、うれしかったですね〜」と続けたのだとか。「でも、三谷さんがあまりにも自己評価が低いから」と呟いた佐久間氏は、「(三谷さんが)『いや、そんなことないよ。そんなこと言ってるの佐久間くんだけでしょ』とかって言うから。あのね、どんだけ評価されてるんだって話なんです。だから。いい加減、自信を持ってくれみたいなことを言った」と笑っていた。