「ダグアウト!!!」

山崎晃大朗に真中満が「晃大朗“打てる選手”だったんだ」憧れの逆転サヨナラホームランを振り返る<ダグアウト!!!>

2025.01.27 12:00
「ダグアウト!!!」

1月20日に放送された野球トークバラエティ「ダグアウト!!!」(毎週月曜夜10:00-11:00、BS10<200ch>)。今回のゲストは、2021年・2022年の東京ヤクルトスワローズのリーグ連覇にも貢献し、2024年に現役を引退した山崎晃大朗。そして何度出演してもエピソードが尽きない、もはやダグアウトファミリーの五十嵐亮太が登場する。MCには真中満と吉田恵美を迎えて、ぶっちゃけトークで盛り上がった。

山崎が選ぶ“BEST1の一振り”

まず最初のコーナーは、“ダグアウトBEST1”。このコーナーではテーマに沿ったベスト1をゲストに挙げてもらう。山崎の“BEST1の一振り”で挙げられたのは、2022年6月18日におこなわれた広島戦・森下暢仁からの逆転3ランホームランだ。

その日までヒットも出ず調子が出ていなかったという山崎。「とりあえずバットに当てたい」という思いから、ラインを踏みくらいの踏み込みでスイングしたという。勝利を勝ち取ったそのホームランを振り返り、山崎は感慨深げに「いままでにない感覚を感じつつも、自然と練習でやってきたことができたホームランだった」と語る。

また“真中の山崎BEST1”を聞かれたところ、真中が挙げたのは2022年5月25日の日本ハム戦・逆転サヨナラ3ランホームラン。真中によれば、サヨナラホームランは野球選手にとって生涯1本あるかないかのものだという。事実、真中はサヨナラホームランを1本も打ったことがなく、「選ばれしものしか打てない」というほど貴重なイメージがあるようだ。

そんなサヨナラホームランを打った山崎に対して、真中は「晃大朗“打てる選手”だったんだ」と感心したと振り返る。

一方、五十嵐は山崎に対して守備のイメージが強いらしい。「ここで捕ったか!」と思う場面が多かったそうだ。山崎はガッツがあるため、気持ちが入って集中している時のビッグプレーが印象に残っているとアツく語っていた。

監督にも愛される山崎の魅力

真中に「どっちが好きだった?バッティングと守備」と聞かれた山崎は、「両方とも微妙な選手だったんで」と自虐っぽいコメントで笑いをとる。

山崎は引退試合の時、監督の高津臣吾から「走攻守3拍子、非常に微妙な選手でした」と言われてしまった選手だ。しかし高津はそのあと、「誰よりもチームと自分の立ち位置を理解し、さすがなと思っていつも感心していました」とコメント。一芸に突出するのではなく、“チームにとってありがたい存在”であり続けたことがわかる。

高津監督の言葉を受けて、五十嵐も「試合状況によって自分が何をしなくてはならないかということを理解している選手」と山崎を改めて評価。監督の意図を汲んでくれる選手というイメージが強い山崎だが、やはり現役時代は色々なことを考えてプレーに臨んでいたようだ。

五十嵐は山崎を「自分や真中とは全然違うタイプ」と語り、「前へ前へ出過ぎなんですよ」と言って笑いを誘う。そんな五十嵐に、山崎は「考えてるんです僕も」と朗らかに笑うのだった。

コーチとしても輝く山崎の才能

2024年に現役引退をしたばかりで、二軍外野守備走塁コーチとして現在もヤクルトの野球に貢献し続けている山崎。プレーの面では華々しい一芸を持っているわけではないかもしれないが、監督の意図を汲んだり、状況をみて自分のすべきことを理解して動けるというのは貴重な存在だ。

真中や五十嵐という名選手から見ても光るものがある山崎。人物評を鑑みれば、現在務めているコーチという役職は天職なのではないだろうか。山崎が育てたなかから、活躍する選手が登場する日も近いかもしれない。

現役時代に華々しく活躍した選手は話を聞くだけで面白い。だが今回のように「名選手から見た縁の下の力持ち」的な視点も新しい発見があるというもの。今後も「実は」という名選手の魅力再発見的な回を、同番組ならではの持ち味にしてもらいたい。

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