超特急・柏木悠、2025年も全力「“あなたの日常に笑顔を届ける”は変わらず持ち続けていきたいです」

2025.01.20 12:00

メインダンサー＆バックボーカルグループ・超特急の最年少メンバーで、俳優としても活躍中の柏木悠。月刊ザテレビジョンで連載中の「はる。のれんさい」10回目は、お正月号ということで、神社への参拝、そして柏木家のお正月で出されるというカニ鍋を作ってもらいました。

夢に近づくためには今年の頑張りが大事だと感じています

――2024年の感謝と2025年の抱負を伝えに行った神社では絵馬を書いたとのことですが。

「元気にたくさんの人を笑わせたい」と書きました。やはり僕は、皆さんにハッピーを届けていきたい。“あなたの日常に笑顔を届ける”は変わらず持ち続けていきたいです。本当に多くの人を笑わせていけたら幸せです。

――仕事面での2025年の目標を教えてください。

グループとしての夢は、ずっと言っていますが“東京ドームでのコンサート”です。その夢に近づくためには今年の頑張りが大事だと感じています。夢に向かって一歩ずつメンバーと足並み揃えて進んでいくために何ができるのか。近道はないと思うので、とにかく全力で突き進んでいきたいです。あと個人の仕事もグループに還元されると思うので、個人の仕事も大切にしていけたらと思います。2024年はドラマに出演させていただいたりといろんなトビラを開かせてもらったので、今年も頑張っていきたいです。

――プライベートではどのようなことをしたいですか？

特技を増やしたいです！　実は三点倒立を無限にできるというのがあるのですが、それ以外で誰が見てもすごさが伝わるものができるといいなと。ルービックキューブとかけん玉とかが理想ですが、けん玉は一時期ハマってやっていたけど一向に上手くならなくて…。きっとあれ、僕めちゃくちゃ苦手です(笑)。

――昨年、連載で購入の様子を密着させてもらったカメラは楽しんでいますか？

撮っていますよ。地元に帰ったときにも持って行って、家族や友達を撮影しました。今年ももっといろんなところに持って行きたいです。カメラの腕も上達していきたいです。

20歳になったからといって別に変わることはないとも思っています

――あと少しで20歳になりますが、どのような20歳になりたいですか？

“まだ”と“もう”のどっちの意味でも「20歳なの？」と思われる人になりたいです。20歳に囚われていないというか。何か自由な20歳になれたらと思います。ただ、この質問はよくされるのですが、20歳になったからといって別に変わることはないとも思っています。年齢は今の延長上にあるものなので。家族とお酒を飲むといっても、親はノンアルコールでも酔った気分になるタイプなんでそれは叶わない気もしますが（笑）。でも恥ずかしくない20歳にはなりたいです。

――こたつに鍋という最高のシチュエーションで撮影しましたがいかがでしたか？

こたつの魅力を思い出しました。実家にこたつがあったのですが、部活をして帰ってきてこたつに入りながらうたた寝するのが最高でした。あれ、何時間でも寝られますよね。寒いの苦手なのでこたつが恋しいです。

――撮影ではカニ鍋作りに挑戦していました。

鍋は僕の“唯一”の得意料理なので披露させていただきました。とは言っても、具材を切るくらいしかしていないですが(笑)。一人でも鍋をすることがありますが、基本、水炊きが多いです。カニ鍋なんて豪華過ぎます。僕のこだわりは、白だしに水炊きのだし汁と柚こしょうを少し溶いて作るつけだれ。水炊きは味が付いていないんですが、このつけだれと一緒だと何でも無限に食べちゃえます。きっとこのつけだれが食べたくて鍋を作っているんじゃないかな。友達にも教えたらめちゃくちゃハマっていたので、ぜひ一度試してください。

――鍋の〆は何にしていますか？

家族で食べるときはうどんが多いです。我が家は麺好きなので。僕が帰ったときにするカニ鍋だと、カニのうま味が出ていておいしいんですよ。また家族みんなで食べたいです。

純粋さを残しつつ、少し大人を大事に演じています

――1月21日（火）からは「アイシー～瞬間記憶捜査・柊班～」(毎週火曜夜21:00-フジテレビ系、FOD・TVerにて配信)に出演されますよね。

そうなんです。2025年1月からいいスタートダッシュができます！　初めての刑事ドラマなんですが、事件現場はこういう風に撮影するんだと思うことがたくさんあって面白いです。今まで見る側だったので。もちろんドラマなのでフェイクですが、テープで貼られた事件現場に足を踏み入れていることもどこか感動を覚えています。本当に毎日が新しいことばかりです。

――“カメラアイ”と呼ばれる瞬間記憶能力をもつ刑事・柊氷月(波瑠)がクセのある刑事たちと共に事件を解決していく物語ですが、柏木さんは警察庁長官を父に持つキャリア・瑞江律役とのこと。律をどういう人物だと感じていますか？

責任感がとても強い人物です。そして親の七光りと思われるのが嫌で1人の警察官として認められたいという気持ちが強く、だからこそ頑張っている純粋な面があると思います。なので、演じるときは、独り立ちしていることが伝わるように表情とかを作ったりしています。あとは、エリートなので自分に自信があるような表情を作ったり…。繊細な役なので難しいです。

――スーツを着て働いている役というのも新鮮です。

設定は、自分の年齢よりも2、3歳上の役で、自分よりもっといろいろ経験してきた人物ということも難しいと感じています。学生の役だと何となく自分の体験から想像できるものがあったのですが、今回は全く知らない世界で、それも年上なので…。でも純粋さを残しつつ、少し大人を大事に演じています。

――初々しさを残しつつというのも難しそうですね。

チーム内では新人な上、皆さんより年齢が下なので、あまり馴れ合い的な雰囲気が出ないようにしなきゃと考えていて。ちょっと緊張感があった方がいいかな？と思い、いつもより大人しくしています(笑)。些細なことですがプライベートでの距離感も大切にして過ごしています。

――新たな一面が見られるのを楽しみにしています。

僕がこれまでに演じたことがない役になっています。律が成長していく姿も見せていけたら…。ストーリーも面白く、勇気を与える場面も多いと思いますので、ぜひ楽しんでください！

撮影＝諸井純二／取材・文＝玉置晴子／スタイリスト＝東正晃／ヘア＆メーク＝Mashino／撮影協力＝神田明神／衣装協力＝三松