また、その話するの…? 約8割が経験している「疲れる対応」
仕事や家庭などでの会話では、ときには我慢をしなければならないことも…。
仕事や家庭などにおいて、同じ内容の説明をしなければならない場面も多いだろう。しかしそんな状況が何度も続くと、疲れてしまうことも...。
約8割「同じ説明を何度も...」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女595名を対象に実施した調査では、全体で83.4%が「同じ内容の説明を何度もすることに疲れた経験がある」と回答した。
仕事や家庭などさまざまな場面で、同じ説明を繰り返す必要のある場合が出てくるのだろう。
仕事で同じ質問をされて
職場の新人教育で疲弊した20代男性は、「仕事で新人を教える立場になったとき、同じ質問を繰り返されることに本当に疲れを感じました。初めてでわからないことが多いので仕方がないのですが、その新人はあまりメモを取らないタイプのために聞いてくる場面が多くなっていたのもあります」と当時を振り返って語った。
かなりの疲れを感じていたようで、「何度も同じ説明を続けて、その時期はとても疲弊していましたね」と話を続けた。
子供の成長のために
家庭で同じことを説明する場面が多い30代女性は、「子育てをしていると、子供に何度も同じことを言わなければならない場面が多くあります。自分に余裕がないときにはそれに疲れてしまうときもありますが、根気強く何度も繰り返して大切なことを教えるようにしているんです」と状況を述べた。
子供の成長のために何度も同じ説明をしているようで「片付けなどは私がやったほうがいいと思うときもありますが、やはり自分でやる力をつけてほしいので『きちんと片付けてね』と毎回、言っています」とも話していた。
同じ質問をされてもいい
一方で同じ質問を歓迎している50代男性は、「同じ内容を何度も説明することが、必ずしも悪いことだとは思っていません。そのために会社では、できるだけ部下が聞きやすい環境を作るようにしているつもりです。最初からすべてを理解することは、なかなか難しいことなので...」と考えを語る。
さらに続けて、「自分が新人だった頃にも、何度も同じ質問をしていましたからね。それに付き合ってくれた先輩には感謝しているので、自分もその人たちのようにありたいんです」と語った。
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
2024年11月13日~2024年11月17日 調査対象:全国10代~60代の男女595名
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