

「はいこれパスワード」危機管理能力が低い母親の行動がきっかけで事件に繋がる…「現代っぽい問題」「とても身近でためになる」と話題に【作者インタビュー】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、リコロコさんがX(旧Twitter)上に投稿した漫画「学校横のWiFi屋さん」だ。12月20日時点で2500以上のいいねがつく反響が集まり、話題となっている。今回は作者のリコロコさんに制作の背景を伺った。
“お友達が集まる家”が母親の欲望…!まさかの事態に…?
コウスケの母は、幼い頃学区の端の端にある家に住んでいた。ド田舎で村に唯一しかなかった小学校だったので、冬場は夜明け前に家を出ていた。朝早くに出て、帰りも遅い。そのため友達が家に遊びに来るという経験もなかった。小学3年生の頃に『大人になったら絶対!学校の近くに家を買う!』と決意する。
大人になり、コウスケという息子が生まれ、コウスケが小学校へ入学した頃に念願のマイホームを買った。家から学校までは徒歩30秒。ベランダから教室が見えるほどの超絶学校近物件だった。
幼い頃の夢やコウスケが人気者になってほしいという想いから「もしお友達がおうちに来たがったら連れてきていいからね」と声をかけた。しかし、引っ込み思案なコウスケはなかなか友達を家に連れてくる気配はない。そこで下校時間に合わせて、玄関前に立ちコウスケの友達に声をかけてみることにした。
後日、声をかけた子ども達が家に遊びに来ることに。中には小学5年生のお兄ちゃんもいて、コウスケの家で宿題をはじめた。その宿題はパソコン。しかしネットが繋がってないため、宿題ができないと言い出した。「宿題ができないと困るでしょ?」とコウスケの母はwi-fiを繋いだ。
「お友達が集まる家が私の夢だったのよ」「また何時でもおいで」と友達に声をかけると、翌日も友達が遊びに来た。今度は5年生の男の子が友達を連れてきて…。
この後、学校を巻き込んだ事件が起きる……!?
実際に漫画を読んだ人達からは「感情移入しまくる」「現代っぽい問題」「とても身近でためになる」「続き読みたいです」と、いった声があがっている。
今回は、作者のリコロコさんに『学校横のWiFi屋さん』の制作について話を伺った。
作者・リコロコさんの創作背景とこだわり
――「学校横のWiFi屋さん」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
今回のお話は知り合いの実体験をもとに、創作も加えたセミフィクションとなります。
Wi-Fiは今や身近なものですが、安易な共有はトラブルの元にもなり得るもの。
アレルギーなどにも触れているので、共感と注意喚起の意味も込めて、書かせていただいております。
――「学校横のWiFi屋さん」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントはありますか?
主人公のリサは、子供の頃からの夢を叶えるために、息子の友達を家に呼び込んでいます。最初は純粋に「我が子を人気者にしたい」、「人気の家になりたい」という願いからでしたが、徐々に歯止めが効かなくなり、表紙のような不穏な人物になっていくのを楽しんでもらえたら嬉しいです。
――今回多くの読者から反響がありましたが率直なお気持ちをお聞かせください。
また読者からのコメントや感想で印象に残っているものなどありますでしょうか?
ありえないくらい暴走している主人公を描いているので、コメント欄が「こんな人ありえない!」「この母親やばすぎる!」と、読者も同じように物語に入り込んでくれてるのが、書いていて励みになります。
――普段漫画を描く際に大切にしていることや意識していることがあればお教えください。
毎回8P程度の短い内容ですが、その中にもハラハラドキドキを入れ込めるようなページ構成を心がけてます。
――リコロコさんの今後の展望や目標をお教えください。
色々な挑戦を続けていきたいですが、基本はSNS漫画をメインで活動を続けていたらいいなと思っています。
――最後に作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも見てくださってありがとうございます!「続きが気になる!」というコメントを頂ける度、本当に励みになっております。皆様の1日の楽しみになれるような漫画を、今後も描き続けていきたいと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします!
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