AKB48の若手メンバーが初の全国ツアーを完走！佐藤綺星「今のAKB48は本当に最高だと思っています」

2024.09.30 07:00

提供：asagei MUSE

　AKB48の新時代が見えた！　AKB48 17期生以降の若手メンバーによる全国ツアー「AKB48 17期生昇格記念LIVE！新メンバー挨拶まわり〜私たち、AKB48です〜」のツアーファイナルが9月29日、神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催された。

　今回のツアーは今年3月のコンサートで17期生が正規メンバーに昇格したことを記念し、7月にスタート。宮城・大阪・愛知・福岡の全国4都市を回り、9月28日には17期生が初の単独コンサートを行った思い出の地でもある神奈川にて公演1日目を終了。翌9月29日にはツアーファイナルとなる昼・夜2公演を行なった。

　出演は17期生の9名と18期研究生の8名に加え、今年3月にお披露目されたばかりの19期研究生5名が「お手伝いメンバー」として参加。全22名のフレッシュな顔ぶれとなった。

　ツアーファイナルの1曲目には『大声ダイヤモンド』、続けて『あの夏の防波堤』をパフォーマンス。前者は17期生のお披露目ライブなど節目のタイミングで歌われてきた楽曲で、後者は昇格記念ライブで披露された17期生と18期研究生のオリジナル楽曲。これまでの歩みを再現するような選曲となっていた。

　そこから『言い訳Maybe』などアップテンポなナンバーを立て続けに披露し、弾ける笑顔でオープニングを熱く盛り上げた。

　MCでは17期生の佐藤綺星が「7月から始まったツアーもこの公演でラストになります！」と語りつつ、「寂しい気持ちもありますが、この公演を成功させて、私たちも次のステップに進みたいと思います！」と意気込んでみせた。

　今回の全国ツアーではユニットパートにて会場ごとに楽曲を変えており、本公演では『エンドロール』や『片思いの対角線』など5曲をパフォーマンス。公演の中盤には佐藤・八木愛月・山口結愛・伊藤百花ら7名がキレのあるダンスブリッジで会場を沸かした。

　夜公演では19期研究生がご当地名物に扮し、MCを行う場面も。今回の全国ツアーでお馴染みとなったコーナーだ。

　この神奈川公演にちなんで伊藤が「鎌倉の大仏」に扮したほか、これまでのツアーで登場した川村結衣の「伊達政宗」（宮城）、白鳥沙怜の「くいだおれ太郎」（大阪）、奥本カイリの「ドアラ」（愛知）、花田藍衣の「明太子」（福岡）がステージに勢揃い。ツアーファイナルらしい光景に、会場も思わず笑いに包まれていた。

　ライブ終盤には『回遊魚のキャパシティ』や『呼び捨てファンタジー』などの躍動感あるパフォーマンスでファンを魅了し、最後は『次のSeason』で本編を締めくくる。

　アンコールでは、佐藤が初センターを務める最新の64thシングル『恋　詰んじゃった』を披露。次いで『少女たちよ』で会場を一つにし、全22曲を全力で駆け抜けた。

　夜公演ではWアンコールも行われ、ツアーを振り返る軌跡映像を投影したうえで『約束よ』を全員で熱唱。佐藤は目を潤ませながら「最終日まで走ってこれたのは、スタッフのみなさんや応援してくださるファンのみなさんのおかげだと思っています。このツアーを通して成長した姿をみなさんにお見せできたかなと思います」と感謝の言葉を口に。

　さらに佐藤は「まだまだ未熟な私たちですが、もっと上を目指して、もっと大きな会場でコンサートができるように精一杯頑張ります！　もっとたくさんの方にAKB48を知ってほしいですし、今のAKB48は本当に最高だと思っています！」と力強くコメントだ。

　そのうえで、新しくAKB48劇場がリニューアルされると前置きしつつ、「17期生、18期研究生、19期研究生がAKB48をもっと盛り上げて、新時代をつくっていきます！」と、力強く宣言。万感の思いでライブを締めくくった。

【セットリスト】
　Overture
M01　大声ダイヤモンド
M02　あの夏の防波堤
M03　#好きなんだ
M04　言い訳Maybe
　MC1
M05　完璧ぐ～のね
M06　エンドロール
M07　片思いの対角線
M08　飛べないアゲハチョウ
M09　君は僕の風
　MC2
M10　だらしない愛し方
M11　彼女になれますか？
　〜ダンスブリッジ〜
M12　High school days
M13　僕だけのvalue
　MC3
M14　憧れのポップスター
M15　回遊魚のキャパシティ
M16　呼び捨てファンタジー
M17　ハートの脱出ゲーム
M18　制服の羽根
　MC4
M19　次のSeason
　アンコール
EN1　恋　詰んじゃった
EN2　法定速度と優越感
　MC5
EN3　少女たちよ
　MC6
EN4　約束よ