

細田佳央太、山田孝之との共演に「刺激を受けました」瀧悠輔監督も絶賛「山田孝之さんにしかできない」<七夕の国>

「七夕の国」(ディズニープラスにて配信中)の特別試写イベントが7月3日に開催され、主演の細田佳央太をはじめ、藤野涼子、上杉柊平、木竜麻生、三上博史、金田哲(はんにゃ)と瀧悠輔監督が登壇した。
謎の球体が人の体をエグり取る怪事件が発生
本作は、「寄生獣」で知られる漫画家・岩明均による同名のコミックを実写化したミステリー作品。
ある日、ビルや人が、謎の“球体”に丸くエグられる事件が発生。この怪事件の真相を追い、役に立たない“超能力”をもつ平凡な大学生・ナン丸は閉鎖的な町“丸神の里”を訪れるが、そこで自分がこの町に先祖をもつ“球体を操る能力者”だと知る。
主人公の南丸洋二(通称:ナン丸)を細田が演じるほか、丸神の里に住みナン丸を気に掛ける女性・東丸幸子を藤野、幸子が恐れる兄・東丸高志を上杉、ナン丸と共に球体の謎を追う大学のゼミの助教授・江見早百合を木竜、ナン丸が通う大学の教授で事件直前に姿を忽然と消してしまう丸神正美を三上、怪しげなセミナーを運営する八木原を金田、そして多くの謎を持ち、目深に帽子を被る長髪の男・丸神頼之を山田孝之が演じる。
監督は、「大豆田とわ子と三人の元夫」(2021年)や「クレイジークルーズ」(2023年)でメガホンを取った瀧悠輔が務める。
細田佳央太「『七夕の国』はもう大丈夫だろうという安心感があります」
丸くえぐられたバックパネルの穴から一同が登壇。一足先に本作を鑑賞する観客を前に、ナン丸を演じた細田は「短い時間ですが、みなさまの期待を煽れるようにたくさんお話が出来ればなと思います!」と観客の皆さんと特別な時間を楽しもうとする挨拶からスタート。
細田は、「普段作品が世に出るときは、緊張や不安を少なからず感じるのですが、『七夕の国』はもう大丈夫だろうという安心感があります。人や物がエグられるという怪奇事件から始まるミステリー作品なのですが、明日からみなさんがストーリーに引き込まれていくのがとても楽しみです!」と、作品への想いと共に、多くの謎が絡みあう“超常ミステリー”という本作の魅力についてコメント。
瀧監督は「何十年も前に読んだ大好きな作品だったのでプレッシャーしかなかったです。ついに配信を迎える今もドキドキしています。原作が好きだということもありますが、岩明さんが描く独特な雰囲気は、映像化するにあたって抽出しなければいけないなと思っていたのでその点は注力しました」と自身もファンだという作品への愛とともに、「最高傑作です!」と完成した作品への強い自信もみせた。
藤野涼子、CGやワイヤーアクションで「こんなに筋肉痛になるんだと思いました!」
5年ぶりのドラマ出演という三上は、自身が演じたキャラクターについて「現実とかけ離れたような、こういう作品が好きなんです。ちょっと不思議な役なので多くは語れないのですが」と謎を匂わせるコメントを残した。藤野は「初めてCGやワイヤーアクションがある役を演じましたが、こんなに筋肉痛になるんだと思いました!精神面も体力面も大変でしたが撮影はとても楽しかったですし、出来上がった映像を見るととても綺麗で、舞台となる丸神の里には日本ならではの良さが映し出されていました」と新境地となった本作への想いと映像の美しさについて語った。
上杉は「ナン丸と同じ能力を持ちながら才能がないということに卑屈になり歪んでしまったキャラクターです。それがゆえの寂しさや悲しみは隠しながら演じることを意識していました。ナン丸に力の使い方を教えるシーンはとても大変だったので必見です(笑)」と、役作りへのこだわりと共におすすめのシーンを語った。
木竜は「原作のスケールの大きさや特殊な能力はもちろん魅力のひとつですが、丸神の里自体がもつ土着的な魅力は世界に通用するかと思います。そしてどことなく不穏な感じを味わえると思います」と、視聴者目線での作品の魅力を語った。芸人でありながら、数々の作品にも俳優として活躍する金田は今回の役作りについて問われると、「うさんくさい役ですがいつも通りですよ(笑)はんにゃのネタで謎の社長を演じてたこともあってやりやすかったです」と、本作で演じた詐欺師の意外な役作りについてコメントし、会場の笑いを誘った。
CGと特殊メイクによりほぼ誰が演じていることが分からない造形で出演をした山田について瀧監督は、「なかなか顔が見えない役なので、キャスティングには難航しましたが山田さんに受けていただいてとても嬉しかったです。実際映像を見ていただければわかりますが、山田孝之さんにしかできない丸神頼之になっています」と自信をみせた。そして細田は山田との共演について、「顔が見えない役でもささいな感情の変化も感じましたし刺激を受けました」と先輩への経緯と撮影の裏話を明かした。
どんな力が欲しいか?という質問に対し三上博史「自分を見通す能力」
そしてここからスペシャルMCということで司会を金田にバトンタッチ。もうすぐ七夕の7月7日(日)を迎えること、そして本作のタイトルにちなみ、「『七夕の願い事』で特別な力を手に入れるとしたら、どんな力が欲しいか?」というお題が出された。
細田は「天気を操る」上杉は「髪を自在に…」三上は「自分を見通す能力」と、それぞれの願いの書かれた短冊風フリップをオープン。三上は「自分がどうしたいのか、何が欲しいのかとか知りたいんですけど、考えれば考えるほどわからないんですよ」と落ち着いた雰囲気とはギャップのあるエピソードを披露。
上杉は「髪を自在に伸ばしたり短くしたりしたいです。三上さんや山田さんみたいに長くもしたいときもあれば気分で坊主にしたい!と思うこともあります(笑)」とコメント。細田は「今の梅雨の時期は特にですが、撮影って天候に左右されますし思うようにいかないので人工的に晴男、雨男になりたいですね」と、それぞれが思い思いに個性的な七夕の願い事を語った。
そしてイベント終盤、突如頼之を演じる山田からのボイスメッセージが届く。スクリーンに映し出された頼之の映像の後、会場後方から全てをエグる巨大な謎の球体が怪しげにふわふわと会場内を漂い出した。細田たちが「みんな触らないでね!」と注意する中、球体はステージ上へ。凶悪なプレゼントとともにフォトセッションを行うという、“超常ミステリー”作品ならではのサプライズが行われた。
最後に細田から「映像制作の第一線を走るディズニープラスのコンテンツで配信される『七夕の国』は、素敵なスタッフやキャストが集まり、これ以上ないであろうという作品に仕上がっています。明日から配信は始まりますので全身で超常ミステリーを感じていただきたいです」という熱い思いを伝えると、会場は温かい拍手に包まれ、熱狂の内にイベントは終了した。
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
“現役高校生”tuki.、学生生活で「身バレ」危機 回避方法とは?モデルプレス
-
里田まい、野菜たっぷりヘルシー手料理公開「健康的で美味しそう」「お皿や盛り付けもおしゃれ」と反響モデルプレス
-
読売テレビアナウンサーの諸國沙代子・佐藤佳奈、Apple Podcastで音声コンテンツの配信をスタートENTAME next
-
元横綱の孫・嵐翔真が大相撲番組の解説に初挑戦「より相撲を好きになりました!」ENTAME next
-
BE:FIRST・SOTA&JUNON、前回とは「全然違う」ファンミの構想語る「久しぶりに歌いたい」具体的な楽曲名もモデルプレス
-
JR東京駅前に新劇場誕生へ 開業は2029年度予定モデルプレス
-
寺西かずひろ監督の応援に大村崑が初の街頭演説に登場「元気ハツラツ93歳です」WWS channel
-
「よしもと祇園花月」8月閉館へ 吉本興業が発表モデルプレス
-
BABYMONSTER、シンガポールも熱く盛り上げた!BLACKPINKカバーステージ初公開ENTAME next