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超特急・草川拓弥が初のバンドマン役!「自分は好きな人を笑顔にしたいタイプ」<愛してるって、言いたい>
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FODオリジナルドラマ「愛してるって、言いたい」は、タイプの違う3人の男性との出会いを通し、安達祐実演じる39歳独身の主人公・上田樹が前向きに変わっていく姿を描くオトナ女子の等身大ラブストーリー。2024年3月の配信開始より14週連続でFODオリジナル作品のドラマ視聴ランキング1位を獲得し、現在フジテレビにて毎週水曜深夜放送中。
そんな本作で、主人公の樹と突然同居を始めることになる年下男性・松重瑛斗(櫻井海音)の親友で、バンド仲間の神木竜を演じている草川拓弥(超特急)。
FODでは、草川演じる竜のスピンオフドラマを配信中。樹の秘密の恋人・沢田真和(吉沢悠)の婚約者・華奈を演じた桜井玲香とW主演を務める。自身初のバンドマン役に挑戦した草川にインタビュー! 演じたキャラクターやスピンオフドラマでの見どころなどを語ってもらった。
「物事をはっきり言うところは自分と似ている」
――まずは、演じた竜との共通点を教えてください。
竜は、思ったことをズバズバと言うくせに、肝心な自分の気持ちはごまかすところがあって、すごく人間らしいところが魅力的なキャラクター。物事をはっきり言うところは自分と似ているかもしれないですね。白黒はっきりしたいタイプなので、相手のことを考えずに発言しちゃって後悔することがよくあるんです。超特急のメンバーにも、迷惑をかけているんじゃないかな。家族以上に一緒にいるので、よくも悪くも甘えてしまっていますね。
あとは、僕もすごく人見知りで初対面の方に好印象を残せないんですね(笑)。そこもちょっと似ているかなと思います。
――竜は、秘めた恋心を持つキャラクターでもありますよね。演じていて難しさを感じるところはありましたか。
竜は、自分の好きな人に好きな人がいた、というパターンなんですね。好きな人が自分じゃない別の人のことを下の名前で呼んでいるのを聞いてショックを受けるんだけど、それを好きな人には知られないようにしなくてはいけないというシーンがあって。すごくリアルだなと。でも、それを実際演じるのは難しかったですね。表情やセリフで繊細な部分を表現するのが大変でした。
キャラクターを深掘りできるスピンオフドラマ
――草川さん演じる竜と桜井玲香さん演じる華奈が主人公になっている、スピンオフドラマの見どころを教えてください。
スピンオフドラマは、本編で描かれなかった竜のことをさらに深掘りできる内容になっています。会話劇のような内容なので、その会話のラリーもすごくやりがいがありました。ちょっとバトルしているかのような感じもあって、演じていてワクワクしました。
竜の気持ちや、ぶっきらぼうに見えてちゃんと他人のことを考えている思いやりのあるところとか。そういうかわいらしくて、愛らしい部分がより伝わるんじゃないかなと思います。
――スピンオフドラマでは、好きだった人に対して「あの人が笑ってくれていたらいい」という竜のセリフが印象的でした。草川さん自身も好きな人に対しては、そういう想いを持つタイプでしょうか。
どちらかと言ったら、僕は好きな人を笑わせたい。笑顔にしたいですね。多分、竜も本当は好きな人を笑わせたいんです。でも、正直無理なことが分かっているから「笑ってくれたらいい」と思っているのかなって。ベースには、自分が幸せにする。幸せにしたい気持ちがありつつも、それが叶わないから「笑ってくれたら」につながっているように思います。だから、僕もどちらかというと自分が笑顔にしたいですね。
――本編では、安達祐実さんや櫻井海音さんとのシーンも多かったですよね。撮影はいかがでしたか。
安達さんは、この作品の前に超特急でやらせていただいたモニュメンタリードラマにゲストで来てくださったんです。そのときはあまりお話ができなかったので、今回たくさんお話させていただけて、すてきな方だなと改めて感じることができました。
海音くんとは、合間にギターのコードを教えてもらったりしていましたね。海音くん演じる瑛斗とは、バンド仲間という関係性。お互いに信頼しあっている感じもありつつ、仲がいいからといってすべてに踏み込んでいいわけではない、という絶妙なバランスをうまく表現できたらいいなと。2人のお芝居のときは、そこを意識していたように思います。
劇中バンド「煌-RECCA-」が歌う主題歌のMVが話題に!
――竜がボーカルを務める瑛斗とのバンド「煌-RECCA-」が歌う主題歌「Story」のMV配信もSNSで話題に。ドラマの情報解禁前に、都内各所でMVを流すというプロモーションもありましたね。
歌もギターも初挑戦で、バンドとしてMVに出演するのも初めて。僕の歌声が各所に流れるというのは、とても恥ずかしいというか、そわそわした気持ちになりました。たまたま乗ったタクシーでもMVが流れてきて、さすがにそれは恥ずかしすぎるからやめてくれ!と思いました(笑)。
――ドラマ本編の後半では、竜も瑛斗と一緒に樹のマンションでルームシェアをすることになりますが、草川さんが大人の女性とルームシェアすることになったらどうでしょう?
ものすごく気を使っちゃいそうですけど、僕は料理が全くできないので、作ってくださるならもうぜひルームシェアしたいですね。でも、僕自身あんまりルームシェアには向いてないタイプかなとは思います。
――超特急のメンバーともダメそうですか。
メンバーとは、それぞれのスペースがあれば大丈夫かな。自分1人のスペースを確保しつつ、共有スペースで過ごす時間とのメリハリがしっかりありつつ、バランスが取れるのであればできそうですね。メンバーとのルームシェア企画とか面白そう! やってみたいですね。
料理は別のメンバーにお願いすることにして、僕は掃除とか洗濯とか。片付け担当になろうかな。意外と掃除とか好きでささっとやっちゃうので、そこは任せてください!って感じです。
――ちなみに、メンバーとのルームシェア。隣の部屋には、どのメンバーを希望しますか?
個室なら別に誰でも大丈夫だと思います。あ、でもシューヤ(志村秀哉)以外がいいかな(笑)。いいことではあるんですけど、あの人、どこでも歌の練習をするんですよ。1回、メンバーとホテルに泊まったときにお風呂の換気扇がつながっていたのか、バスルームにシューヤの歌声が響き渡るという事件があったので、毎日それだとちょっとつらいかなって(笑)。でも、基本的には楽しそうですよね。
取材・文=吉田光枝
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