「ブルーモーメント」第5話より

真矢ミキ“立花”、喝を入れて夫を鼓舞する姿に視聴者「印象変わる」「泣かされた」の声<ブルー・モーメント>

2024.05.24 12:51
「ブルーモーメント」第5話より

山下智久が主演を務めるドラマ「ブルーモーメント」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODでは毎週放送終了後から次週のエピソードを先行独占配信)の第5話が5月22日に放送され、X(旧Twitter)ではトレンド入り。新たにSDMに配属された謎多き警察官・沢渡満(橋本じゅん)の妻・立花藍(真矢ミキ)の知られざる過去が明らかになり、共感する視聴者が続出した。(以下、ネタバレを含みます)

甚大な気象災害から人命を守るため命がけで救助に立ち向かう「ブルーモーメント」

本作は、小沢かなの漫画「BLUE MOMENT」が原作。原作および番組タイトルの“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。「ブルーモーメントを見られること」は、「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味する。

報道番組のお天気コーナーにも出演する気象庁気象研究所の研究官で、気象災害から人命を守るために活動するSDM本部(特別災害対策本部:内閣府直属のチームとして設置された組織)のリーダー格を務める晴原柑九朗を山下が演じ、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かう。

主演の山下の他に、冷淡さを持ち、晴原に影響を与える気象研究所研究助手・雲田彩役で出口夏希、有能なレスキュー隊員・園部優吾役で水上恒司、神の腕を持つ脳外科医・汐見早霧役で夏帆、気象研究官で、晴原の最愛の婚約者・園部灯役で本田翼らが出演する。

実際の経験者も共感する雹の脅威

雪崩や火災など様々な災害に立ち向かってきたSDM。第7話では雹に続けて町を襲った濃霧の中、要救助者の命を救うべく奮闘する様子が描かれた。気象リテラシーを高めたいという晴原の信念が視聴者にも届いており、現実に置き換えながら作品を見る視聴者も。

SNSには「2年前の初夏 私も同じような大粒の雹の脅威を体験しました ほんと怖いです」「雹を見た事が無いけどあんな危険な物が降ったら本当に危険なんだなと思った」「30年くらい前に拳くらいの雹を経験した。ほんとに限られた場所だった 暖かい時期に急に冷えを感じたら気を付けたほうがいいかも」といった声が寄せられていた。

さまざまな災害に立ち向かうSDMの活躍の一方、晴原の元婚約者・灯が命を落とした夜の謎が見どころのひとつになっている本作。これまで晴原だけでなく、灯の父で特命担当大臣の園部肇一(舘ひろし)や灯のいとこで消防班チーフの園部優吾といった人物たちのドラマが描かれてきたが、新たに園部大臣と敵対する立花藍も同じ夜に辛い思いを味わっていたことが明らかになる。

真矢ミキ“立花大臣”の喝

総務大臣を務める立花は、園部大臣の政敵でSDMの正式運用に慎重派の立場をとる人物。新たに夫の沢渡満を警察班チーフに推薦したことで、SDMつぶしを画策しているのではとの憶測が高まるが、実際にはSDMに希望を託しており、一番の適任者を任命していたのだった。

立花は5年前の大雨の夜に大切な秘書を亡くしており、縦割りでの統率重視だった既存組織で救うことができなかった命に苦しめられた被害者のひとり。以来、夫婦の間にしこりが残っていたが、SDM発足を機に新たな一歩を踏み出そうとしていた。

一刻も早い救助が求められる中、園部大臣に非難を続ける沢渡に「ごちゃごちゃ言ってる暇があるならさっさと動きなさいよ!」と喝をいれる立花。これにSNSでは「立花大臣、常に本部にいてください」「立花大臣素晴らしい喝でした」といった声が。

「立花大臣もSDMにただ反対していただけじゃなく抱えてるものがあったんだね…」「やっぱり立花大臣は味方だよね! 頑張れ!ハルカン!!!」「立花大臣も今回からガラッと印象変わるかも」「立花大臣いい人じゃん(知ってた)」「今週は立花大臣の発言に泣かされた回でした」といった声も寄せられ、立花に対する好感度が大きく高まりをみせている。

◆文=KanaKo

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