

“世界的”韓国俳優ソン・ガンホ、“新人”としてドラマ初挑戦 共演陣「よくおごってくれる後輩でした(笑)」<サムシクおじさん>

5月15日(水)にスタートする韓国ドラマ「サムシクおじさん」の制作発表会見が5月8日に開かれ、主演を務めるソン・ガンホら出演陣が登場した。映画では数々の実績を残しているガンホだが、ドラマシリーズへの出演は今回が初めて。会見では、共演陣からガンホの“新人俳優”エピソードが続々と飛び出した。
ソン・ガンホ、ドラマシリーズ初出演作
「サムシクおじさん」は、1960年代の激動の韓国を舞台にした骨太のヒューマンドラマ。“サムシクおじさん”と呼ばれる謎の政治フィクサー、パク・ドゥチル(ソン・ガンホ)と、自国の運命を何とか好転させようと奔走する野心あふれる青年キム・サン(ピョン・ヨハン)が、「誰もが毎日3食(サムシク)食べられる豊かな国を作りたい」という野望に向かって奮闘する。
そんな本作は、映画「パラサイト 半地下の家族」(2020年)や「ベイビー・ブローカー」(2022年)などで世界的評価を受けるガンホにとってドラマシリーズ初挑戦作。会見冒頭では「舞台や映画で35年活動してきましたが、今回ドラマで初めてのシリーズです。今、緊張もしていますし、ワクワクもしています」とあいさつし、MCから「緊張なさっているのを初めて拝見しました」と声を掛けられると「わかります?」と笑顔を見せた。
「後輩が全スタッフに牛肉を…」
この日の会見は、そんなガンホの“新人”ぶりに話題が集中した。ソ・ヒョヌら共演陣が出演の決め手について口々に「ソン・ガンホさんのドラマデビューという歴史的瞬間をご一緒したかったです」とコメント。オ・スンフンは「よくおごってくれる、いい後輩でした(笑)。後輩と一緒に演技するのにこんなに緊張するんだ、という斬新な経験をしましたし、後輩が全スタッフに牛肉をごちそうしてくれる、という不思議な経験もしました」と、ユニークな“新人ソン・ガンホ”エピソードを打ち明けた。
ガンホから「演技する時のモニタリングを頼まれた」と話したのはチン・ギジュ。ドラマならではの表現のさじ加減を掴みたいガンホから「今のは大丈夫そう?」と頻繁にフィードバックを求められたそうで、ギジュは「すべてのテイクが完璧すぎて、すでに編集済みのもののように見えたんです。一生懸命学ぶつもりで見ていたのに『どうだった?』と聞かれて…指摘することが一つもなくて大変でした。それでも後半は中華料理を毎日ごちそうになっていた気がします。おいしかったです」と振り返った。
一方ガンホも、“新人”としてドラマの現場に立ったことについて「先輩たちの演技を見て、勉強になりました。イ・ギュヒョンさんが撮影中にスマホをよく見ていたんです。初めは急用があるのかな?と思ったんですが、後ろから覗いてみたら、台本を見ていたんですね。私は紙の台本を見ていたんですが、カメラから遠いところにある台本を取りに行くのが大変だったんです。ギュヒョンさんはその場でモバイルを使って台本を見ていて、さすが先輩だな、と。いろいろ勉強になりました」と語り、会場の笑いを誘った。
ソン・ガンホ、新人賞獲得にも意欲
ドラマシリーズへの初出演ということで、会場の記者から「新人賞を狙っているのでは?」と質問が飛ぶと、ガンホは「いただけるのであればありがたく頂戴します。でも、素晴らしい俳優さんがたくさんいらっしゃるので…」とにこやかに返答。
最後には、今作の魅力について「唐突な例えかもしれないんですが、オリンピックではサッカーや野球など人気種目も楽しめるんですが、追加種目が新鮮だったり楽しみでもありますよね。そういう追加種目のようなドラマとして皆さんの心に残るといいなと思っています」と、ベテラン俳優らしい深みのある例えで作品をアピールした。
「サムシクおじさん」はディズニープラス スターにて5月15日(水)より独占配信開始(全16話/初週5話一挙配信、以降毎週水曜日2話ずつ、最終週3話配信)。この日、ソウル市内で行われた会見にはソン・ガンホ、ピョン・ヨハン、チン・ギジュ、ソ・ヒョヌ、ユ・ジェミョン、チュ・ジンモ、少女時代のティファニー、オ・スンフン、そしてシン・ヨンシク監督が登壇した。
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