なかやまきんに君、減量の苦労話に共演者から同情されるも「陰でめちゃくちゃ食べていました」＜筋トレサラリーマン中山筋太郎＞

2024.03.27 08:30

なかやまきんに君が主演する異色の単発ドラマ「筋トレサラリーマン中山筋太郎」の第２弾が、3月28日(木)夜11:59から読売テレビ（日本テレビ系）で放送。2023年9月の第1弾放送直後から「続編希望」の声が大きく、このほどわずか半年で新作が放送となる。本作で、 “マッチョあるある”という自身の実体験を取り入れながら主演を務めたなかやまきんに君に、5日間というタイトなスケジュールで撮り終えたという今作の撮影エピソードや意気込みを聞いた。

ネットがざわついた「筋トレサラリーマン中山筋太郎」がふたたび！

同作は「筋トレ」を生きがいにするサラリーマン・中山筋太郎(きんに君)が、己の肉体をとことん鍛えることで、現代社会のしがらみから解放されていく姿をユーモラスに描いた、マッチョ目線の筋トレドラマ。第2弾となる今作では菅田琳寧(7MEN 侍)、落合モトキ、えなこ、忽那文香(ダウ 90000)、中島百依子(ダウ 90000)、DJ KOO、西川貴教、山下真司、武田真治、堀部圭亮といった個性豊かなゲスト陣が出演する。

――前作の放送からわずか半年と、民放のスペシャルドラマでも珍しくハイペースなスパンでの第2弾となりますが、放送を間近に控えた今の心境はいかがですか？

まずは滞りなく撮影が終了したことに安心しているところです。撮影期間は5日間だったんですけど、その1カ月半ぐらい前から撮影に向けて減量しているんですよ。やっぱり筋トレサラリーマンということで、役的にも筋肉を見せるシーンであまり絞れてなかったら、このキャラにはなれないので。それがやっと終わって全部出し切った気分ですね。

――撮影が終わって減量から解放された気分はいかがですか？

何も気にすることなく何でも食べられるって本当にうれしい。やっぱりトレーニングをしながらセリフも覚えて、でも自由に好きなものを食べられないし、体調も崩せない。それに緊張感もありますからね。だからボディービル大会とはちょっと違う解放感もあるんです。ボディービル大会はその日にコンディションを合わせればいいのですが、今回は5日間もありましたし、また違う達成感がありました。

――大きな反響があったからこそ第2弾がこんなにも早く実現したのかと思いますが、周囲からは前回オンエア後の反響はいかがでしたか？

筋肉をフォーカスしたドラマって似たようなものがないので、「めちゃくちゃ面白かった！」という声をたくさん頂きました。筋肉系のあるあるネタも本当のことですし、そういう世界にいる僕からしても面白い内容でした。

第1弾で最後の筋トレから72時間たつと筋肉の分解が始まるという話がありましたけど、やっぱり期間が空くとどこでトレーニングできるかなと本当に焦りますね。思い返すと、仕事でちょっといいコメントが出ないときって、筋トレができてない時期だったな～（笑）。

役者のお仕事は…「お笑いでスベっても、『僕は俳優だしな』って鏡の前でポーズできそう」

――俳優業に挑戦した感想はいかがですか？

今までの仕事とは全然違うので、面白いなとは思いますよね。カメラの前でセリフを読んだことが、作品になって見たときに「あ、面白いな」と。ちょっと別人のような感覚というか、バラエティーだったらロケの時の姿がそのまま流れるじゃないですか。でもドラマの場合、姿は自分でも言葉はセリフですし、自分がキャラクターになっていて、それが作品になっているのはあらためて面白いなと思いました。

――2回目ということで、役者の仕事への手応えはいかがですか？

そうですね、第1弾は初めてで分からないままでしたけど、第2弾は自分の中でイメージしながらできましたので。これからはお笑いのステージでちょっとスベったかなと思っても、「僕は俳優だしな」って鏡の前でポーズできそう。自信が持てるものが増えるのはいいことですよね。

――今回も豪華なゲストが出られると思いますが、現場でのエピソードがあれば教えてください。

楽屋で休憩時間のときに減量している話をすると、みんなに「すごいですね、食事とか大変ですよね」って心配してもらえるんですけど、食事の時間にお弁当を食べようとしたら、「え？食べていいんですか？」と驚かれて…。減量したのがうそだと思われると思って、食べられなかったんですよ。

でも、カロリー的に1日もたないですから食べていいんですけど、言い訳に聞こえると思って「食べられないな～」と言いながら弁当を戻すふりをして…陰でめちゃくちゃ食べていました。お菓子も食べられないかよく聞かれるんですけど、「そうなんですよ～おいしそうだな」と言いつつ、実はその前に3つくらい食べていました（笑）。