「フクロウと呼ばれた男」ティザービジュアル

田中泯&新田真剣佑が親子役で共演…“黒幕”に焦点を当てたドラマ「フクロウと呼ばれた男」4月24日(水)より配信決定

2024.02.27 17:00
「フクロウと呼ばれた男」ティザービジュアル

ディズニープラスの「スター」にて、オリジナルドラマシリーズとして製作が発表されていた「House of the Owl(原題)」が、このたび「フクロウと呼ばれた男(邦題)」(全10話/4月24日(水)に1-5話、5月1日(水)に6-7話、5月8日(水)に8-10話が配信)として、独占配信されることが決定した。また、同作のティザービジュアル解禁に加え、エグゼクティブ・プロデューサー&脚本を務めたデビッド・シンと、メイン演出を担当した森義隆よりコメントが届いている。

田中泯×新田真剣佑が親子として共演…“黒幕”に焦点を当てた社会派政治ドラマ

「ガンニバル」(2022年)などの日本オリジナル作品を発表しているディズニープラスが、国家の裏側・タブーに切り込んだ“社会派政治ドラマ”という新ジャンルに挑戦する。

あらゆるスキャンダル、センセーショナルな事件を、時にもみ消し、時に明るみにさらして解決してきた国家の黒幕、その名も“フクロウ”こと大神龍太郎。ダークヒーローさながら「道筋を正すため」と暗躍を繰り返す父親に反して、対極な生き方で「正義」を掲げる大神龍。

そんな大神家と親交の深かった次期総理候補の息子が謎の死を遂げ、龍太郎は国家の裏側から、龍は真正面から、政界に潜む巨悪の正体へと近づいていくという壮大なスケールのポリティカル・サスペンスだ。

主人公の大神龍太郎を演じるのは、世界的ダンサーにして名バイプレイヤーとしても知られる田中泯。龍太郎の息子・大神龍役は、数々の作品に出演し、現在は海外でも活動する新田真剣佑が演じる。「道筋を正す」ために暗躍する父と、真っ向から「世を正したい」と行動する息子、正反対の親子が、同じ事件を転機にそれぞれ動き出す。

アジアで25年以上も上級管理職を経験してきたデビッド・シンが、本作の采配を取る

解禁されたティザービジュアルには、“フクロウ”のような鋭い眼光でこちらを見つめる龍太郎の姿が。「その眼は、この国の闇を見とおす。」というコピーが国家の黒幕として暗躍する龍太郎を象徴するようなビジュアルだ。

同作のエグゼクティブ・プロデューサーと脚本を務めるのは、日本とアジア諸国発信のコンテンツ制作と配給を手掛けるアイコニック・ピクチャーズのデビッド・シンだ。

デビッドは、かねてより関心のあった、権力と影響力をふるう謎めいた人物“黒幕”という存在を、ハリウッド式で現代日本の作品として完成させることを目指したという。ストーリーの広がりや俳優の演技、作り込まれたセットや撮影など、ハイクオリティなドラマを目指した結果、「このユニークな作品に命を吹き込むために、日本と海外の才能が素晴らしいコラボレーションをしてくれました」と自信をのぞかせている。

さまざまな作品で人間ドラマを描いてきた森義隆・石井裕也・松本優作が演出を担当

演出は、「宇宙兄弟」「聖の青春」などを手掛けた森義隆と、「舟を編む」「月」などを手掛けた石井裕也、そして「Noise ノイズ」「ぜんぶ、ボクのせい」などで知られる松本優作が担当。

メイン演出を担当した森は、「すべてのシーンに100パーセント肉体を投げ出す、泯さんにしか出来ない演技に日々心を震わされました」「真剣佑さんは、余計な加飾や計算を削いで、高い集中力と内に秘めた圧倒的な繊細さでシーンに入り込んでいく。すごい俳優です」と、メインキャストの田中と新田を絶賛。特殊な関係性の親子役として向き合い“真剣勝負”を果たした二人を、「本当の親子のようでした」と振り返っている。

デビッド・シン/エグゼクティブ・プロデューサー&脚本 コメント

日本の政治的陰謀や疑惑をユニークなものにしているのは、“黒幕”と呼ばれるような権力者の役割です。彼らは、ビジネス・政治・エンターテインメント等、多くの分野で重要な役割を果たしてきました。

この物語は完全に架空のものですが、登場人物は私が日本で働き、生活してる間に出会った多くの方々にインスパイアされてます。ビジネスマンとしてこの国で働いていた際に理解できなかったことや、多くの取引の裏に隠された力を感じることがあったのです。そのため外国人だけでなく、多くの日本人も「(黒幕について)『謎に包まれてる』と感じているのでは」と思ったので、権力と影響力をふるう謎めいた人物に興味を持ちました。

私が挑戦したかったのは、ハリウッド式の物語作成法で、現代日本の作品を作ること。この作品は、色々な意味でハイブリッドな作品といえます。演技・セット・撮影・ストーリーの広がりなど、(作品を完成させるために)高いプロダクションバリューが必要でした。このユニークな作品に命を吹き込むために、日本と海外の才能が、素晴らしいコラボレーションをしてくれました。

森義隆/メイン演出 コメント

泯さんと演出陣で握り合った“龍太郎”という人物の根幹は、「政治と社会への強烈な憤り」です。それを一緒に形作っていくにあたって、泯さんから出たワードがどれも刺激的でした。「知性の世界に住まう呪術師」「場面の王」「世界の生贄」…ご自分を、「俳優としては駆け出し」と謙遜されながら、すべてのシーンに100パーセント肉体を投げ出す、泯さんにしか出来ない演技に日々心を震わされました。

撮影中の真剣佑さんは「どのくらい深みに近づくか」という、まさにご本人の言葉通りの姿勢で作品に向き合っていました。余計な加飾や計算を削いで、高い集中力と内に秘めた圧倒的な繊細さでシーンに入り込んでいく。その揺らぎの連続で、父の血ゆえに龍という青年が抱える、マグマのような怒りと孤独の深みに一歩一歩近づいていく。それはものすごく大胆で果敢なアプローチです。すごい俳優です。

本作での二人の共演シーンはまさに真剣勝負でした。その撮影を終えた後、それぞれに「まぎれもなく息子だった」「自分の父がそこにいた」と、少ない言葉で互いの興奮を伝え合う二人が、また、本当の親子のようでした。

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