ももいろクローバーZ、ブレイクのきっかけは「ゴッドタン」佐久間宣行と共に“初心”を振り返り、高城れにが一発ギャグを全力披露

2024.02.13 13:29

ももいろクローバーZが、2月10日(土)、11日(日)の2日間、横浜アリーナにてラジオ番組「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo」(ニッポン放送)の番組イベント「ニッポン放送ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo ~バレンタイン DE NIGHT だぁ～Z!2024」(バレイベ)を開催。10日の「裏」公演は「白」をテーマに、デビュー当時からももクロを知る佐久間宣行をゲストに迎えて、アイドルの初心を思い出す企画で大盛り上がりとなった。

「バレイベ」で4年ぶりの声出し解禁

今回で12回目を迎えた「バレイベ」。裏公演ではテーマである「白」から連想される“無邪気”や“純粋”といったイメージで、披露する楽曲が選曲された。

それに合わせて、今回の4人の衣装はメンバーカラーがワンポイントに入った白銀のフワフワのワンピース。そんな“無垢”な姿で、初心にかえるようにメジャーデビューシングル「行くぜっ！怪盗少女 -ZZ ver.-」と、「CONTRADICTION」を披露。なお、今回のバレイベは2020年以来、4年ぶりの声出し解禁ということで、会場には4年分我慢したファンたちのコールや歓声が響き渡った。

続けて、集まったリスナーだけでなく、配信で見ているリスナーにも「最高のバレンタインにしましょう！」と呼びかけ、コールが楽しい楽曲「MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰」「笑一笑～シャオイーシャオ！～」を元気いっぱい歌い、リスナーは推しカラーのペンライトを振って盛り上がった。

佐久間宣行と共にデビュー当時を振り返り

ここで、毎年バレイベの進行役を務める垣花正アナウンサーが登場。メンバーに「白のイメージは？」と質問すると、「肉まん」や「豆腐」など4人らしく食べ物の名前が。その他「ピュア」というイメージも出て来ると、垣花アナから「今でもピュアだと思いますか？」と言われ、4人は「当たり前ですよ！」「今でもピュアですよ！」と言い張る。

すると、それは本当なのか確認するため、4人をデビュー当時から知るテレビプロデューサーの佐久間がゲスト出演。ももクロと佐久間が出会ったのは、2011年放送の番組「ゴッドタン」。その頃の写真がスクリーンに映し出されると、ももクロの4人は12年前の自分を見て「髪型やばい！」「若い！」と大騒ぎ。

また玉井詩織は当時について、「ゴッドタン」に出演することを「戦場に行く気持ちだった」と回想。しかし、結果的にももクロの出演は大成功。佐久間が「面白過ぎて2週連続やった」と言うほどで、この番組をきっかけにももクロのファンも増えたと振り返るメンバーたち。佐久間のもとには各局から問い合わせがあり、その後からももクロは色々な番組に呼ばれるようになったという秘話が明かされた。

他にもトークコーナーでは、佐久間制作の番組「ウレロ☆未確認少女」や「あちこちオードリー」への出演を振り返る貴重なトークが繰り広げられた。

高城れにが一発ギャグを全力披露

トークの後は、佐久間と一緒に、「初心を忘れるな！全力アイドルチェック」というゲーム企画に挑戦。まず大縄跳びを行うこととなったのだが、百田夏菜子、高城れに、玉井はスムーズに縄に入れたものの、運動が壊滅的に苦手な佐々木彩夏がなかなか入れず、1回も飛べないという結果に終わった。

また、5枚のうち「手抜きアイドル」のカードを引くと罰ゲームを受けなければならないという企画では、高城が罰ゲーム対象に。平成の一発ギャグ「にしおかぁ～、すみこだよぉ～」「ゴッホより普通にラッセンが好き」を全力で披露した。

その後は4人のソロを含んだライブパートや、バレイベ恒例のラジオドラマのコーナーでファンと共に大盛り上がり。そして、公演の最後では、百田が「今年も『バレイベ』で皆さんと一緒に過ごせてとても嬉しかったです。白と黒がテーマということで、明日はまたガラッと雰囲気が変わります。今日の思い出を持って帰って、明日もまた楽しんでください！」とリスナーに向かってメッセージ。表公演への期待をあおり、裏公演の幕を下ろした。