日本人練習生のユキノら41人が涙の脱落そして次なるバトル「Road to PRISM」が明らかに＜UNIVERSE TICKET＞

2023.12.11 13:00

「BS人気歌謡」などK-POP音楽番組を数多く手がける韓国三大地上波放送局のひとつSBSによる初のガールズグループオーディション番組「UNIVERSE TICKET」第4話が、ABEMA SPECIALチャンネルにて12月6日に日韓同時、国内独占無料放送された。

「UNIVERSE TICKET」とは

今回、日韓同時、国内独占無料放送が決定した「UNIVERSE TICKET」は、韓国三大地上波放送局のひとつSBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)を懸けて挑む、初のガールズグループオーディション番組で、韓国の国家番号である“82”という数字に意味を持たせ、K-POPアーティストデビューを夢見る82人の練習生が特別なミッションに挑戦する。最終メンバーとして残った8人がデビューグループとなり、2年6ヶ月間の期間限定で活動することになる。

注目の練習生には、トロット(韓国の演歌)歌手のイム・ソウォンや、韓国のガールズグループDIA出身のクォン・チェウォンといった実力を兼ねそなえたメンバーをはじめ、ガールズグループデビューサバイバル番組「Who is Princess？」から誕生したPRIKILのメンバーのナナやユキノといった日本人14名も参加している。

また、本番組には、キム・セジョン、ユンナ、少女時代のヒョヨン、ITZYのイェジとチェリョン、La ChicaのRian、歌手兼作曲家のADORAら7人が、「UNIVERSE TICKET」のアイコンである“ユニコン”として登場する。

第4話では

12月6日放送の第4話では、第3話に続き「1対1バトル」の勝者チームのウィナーズVS敗者チームのチャレンジャーズによる「リベンジバトル」の終盤戦が公開された。本バトルでは、さわやか、清純、キュート、カリスマ、魅惑といった5つのコンセプトにそって、勝者と敗者がそれぞれ1曲ずつパフォーマンスを披露し、ユニコンの投票により勝敗が決まる。

番組オープニングでは、チェ・ヨジン、エリシア、ウキク、キム・チェウォン、ユウ、チェ・ソンウン、キム・ヒョジン、ユ・イェナによるコンセプト「清涼」の「清涼ウィナーズ」チームの練習風景では、17歳のウキクはラップとダンスポジションだが、ラップパートができず涙してしまう。15歳のユウはラップパートの発音に苦戦し、宿舎でも懸命に練習にはげむ。

ユニコンのITZYのイェジとチェリョンからの中間評価では、「リズムがみんな違っていて、バラバラに見える」「個人個人が表現したいものが多くて、全体的な部分が目に入ってこない」などときびしい指摘が飛び出し、一同は猛練習に取り組む。

迎えた本番でRed Velvetの「Red Flavor」を披露し、パフォーマンス後、ユニコンのキム・セジョンは「パート分けがうまくいっていたと思います」「ユウさんは本当に上手でしたレッドフレーバーがはじけていました」と、同じくユニコンのユンナも「1対1バトルのステージの時よりずっと成長していて、同じ人かなと思うくらいのステージでした」「特にエリシアとユウが視線まで完璧に練習していて、集中して見てしまいました」とステージを絶賛した。

迎えた結果発表で、ユニコン勢もどちらも良かったと頭を抱えるなか、3対2で「清涼チャレンジャーズ」チームが勝利し、涙を見せる。この姿を見たユニコンのキム・セジョンも感極まった様子で涙をぬぐっていた。

「投票がむずかしいです」

続いて、コンセプト「カリスマ」チームのバトルで、姉妹で「UNIVERSE TICKET」に参加している15歳のペ・イェラムが「カリスマ　ウィナーズ」チームに、17歳のペ・ハラムが「カリスマ　チャレンジャーズ」チームとなり、同じコンセプトで競いあう姉妹対決の行方に注目が集まった。

ゼリーダンカ、ジン・ヒョンジュ、ペ・ハラム、キム・チェア、イ・スアン、ピア、イズミ、チョ・ミンソによる「カリスマ　チャレンジャーズ」チームは、リーダーの22歳のジン・ヒョンジュが「チームのメンバーの長所をもっと見せたい」と意気込み、メンバーにきびしいフィードバックを告げ、練習に打ちこむ。迎えた本番では、2NE1の「FIRE」を披露し、熱量の高い圧巻のステージにスタジオのボルテージは最高潮になり、ユニコン勢からも拍手や悲鳴が飛び出していた。

パフォーマンス後、ユニコンの少女時代のヒョヨンは「本当によかった人はペ・ハラムさんです」、同じくユニコンのキム・セジョンも「妹(ペ・イェラム)と戦わないで、一緒にデビューしてほしいです、このステージでいちばんよく目立っていたと言えるくらいコンセプトをよくこなしてくれました」とぺ・ハラムのパフォーマンスを評価した。

続けて、キム・スジン、ナナ、キム・スミン、アリッサ、ペ・イェラム、ジェイラ、エニー、ニジによる「カリスマウィナーズ」チームの練習では、キム・スジンとキム・スミンの意見があわない場面があり、もどかしさを感じるメンバーたちの姿に耐えかねたPRIKILのメンバーとして活動する日本人練習生の16歳のナナは涙を流してしまう。当初、リーダーを務めていた13歳のキム・スジンに、18歳のキム・スミンが「このままでは良くない」と正直に伝え、リーダーをキム・スミン、ぺ・イェラム、キム・スジンの3人体制へと変更し、練習にはげんだ。

迎えた本番では、BLACKPINKの「DDU-DU DDU-DU」を披露し、こちらもユニコンから拍手喝采を浴びるほどのステージを見せた。パフォーマンス後、ユニコンのキム・セジョンは「本当にみんな上手でした、よく見えなかった人がいませんでした」「ナナさんは導入部の眼差しがよかったです」「ぺ・イェラムさんが大きなパートがなかったのに、ステージでよく見えていました」「ひとりひとりが自分の役割をとてもうまくこなしてくれました」とステージを絶賛すると、同じくユニコンの少女時代のヒョヨンも「投票がむずかしいです」とコメントした。

ユニコン勢がどちらに投票するか頭を抱えるなか、いよいよ運命の結果発表の瞬間になり、4対1で「カリスマ　ウィナーズ」が勝利した。15歳の妹のペ・イェラムに負けてしまった17歳のペ・ハラムは、パフォーマンス後、カメラの前で涙ながらにくやしさをにじませていた。

いよいよ「UNIVERSE TICKET」初の脱落者が発表され、ネクストステージに直行で進むことができる「ユニコンチケッティング」を獲得した20名と、リベンジバトルの各勝利チームから4名ずつ選出された。ネクストステージ進出の日本人出場者の16歳のコトコは、驚きのあまり言葉にならない様子を見せていた。

ナナと同じくPRIKILのメンバーとして活動する日本人練習の16歳のユキノは、この場で名前を呼ばれることはなく、ステージ上では気丈にふるまうも、自席に戻ると涙を見せた。

また、14歳の日本人練習生のナコ、15歳のイドタ　ユイも名前を呼ばれ、次のステージへの切符をつかんだ。

番組の最後には

番組の最後には、練習生にとって次なる試練となる「Road to PRISM」の全貌が明らかになる。現時点でユニバースには、全部でPRISMの頭文字を取った5つのレベルが存在し、現在、練習生たちは全員Mレベルで、最高レベルであるPRISMのPレベルまで到達した8名がPRISMチケットを獲得し、デビューすることになる。PRISMのレベルをあげる方法は、「ユニコンチケッティング」と「ファンチケッティング」であり、両方に成功すれば、一気に2〜3段階のレベルアップできることが明かされた。

番組初となる脱落者41名が明らかになった第4話では、次なるバトルへ駒を進めた日本人9名を含む練習生たちの今後の行方に期待が高まっている。練習生たちによるリベンジバトル後半をはじめ、初の脱落回を楽しむことができる。