奇跡のプロポーションも話題、まりえ（42）が現役アイドルを続ける理由「辞めたら老けてしまう」

──年齢表記が付く「まりえ（42）」という名前も特徴的ですが、この由来は？

まりえ（42）　33歳までは年齢は付いていなくて「まりえ」だけでした。もともと「まりえ」はメイド喫茶での源氏名で、そもそも「まりえ」は私の友達の名前なんですよ。

──えっ、本名じゃないんですね？

まりえ（42）　そうなんです。「まりえって可愛い名前やな。私もまりえって呼ばれたい」と思って。その後、私がメジャーデビューするタイミングで「名前をどうしよう？」という話になりました。名字を付けるとか英語表記にするとかいろいろ考えていたんですけど、ちょうどその時期にモーニング娘。さんが「モーニング娘。’14」に改名しまして。事務所の社長に「じゃあ名前に年齢付けたら面白いじゃん、インパクトあるし」と言われ、「まりえ（34）」としてCDを出しました（笑）。

──まさか、「モーニング娘。’14」からインスピレーションを受けたとは！　でも、年齢を付けることに抵抗はありませんでしたか？

まりえ（42）　全然ないです。「変なの～」とは思いましたけど（笑）。──ご自身でも「『42歳には見えない』が売り」とおっしゃいましたが、まりえ（42）さんの若さの秘密は？

まりえ（42）　よく「昔より若くなったね」と言われるんですけど、ぶっちゃけて言うと、化粧品のおかげです（笑）。昔は適当だったんですけど31歳になってから真剣に取り組み始めました。スキンケアも以前は980円くらいのものを使っていたのを全部高いデパコスに変えて、やっと今のこれが出来上がっています。

──ボディメイクに関してはどんな努力をされていますか？

まりえ（42）　2021年からエステに通い始めたっていうのもあるんですけど、2022年1月にコロナにかかったのが一番大きいかな。コロナでご飯が食べられなくなって、だったらついでにダイエットしようと思ってオートミールダイエットを始めたら8キロ痩せました（笑）。

あっ、今は健康ですよ。血液検査もまったく問題なかったし、この前占い師にも「あなたは健康のおかげでここまで来れている」って言わました（笑）。

──ただ、腰や腕に痛みはあるんですよね。

まりえ（42）　そうなんですよ。私は遠征が多いから、荷物が持てなくて大変。特にライブハウスの階段がキツくて！　でもオタクが手伝ってくれたりしますね。「この荷物下ろしてくれへんかな」ってお願いしたら「ハイ！　まりえさんのためなら！」って。ホンマにありがたいです。──では、まりえ（42）さんのアイドルとしての今後の展望や目標、叶えたいことは？

まりえ（42）　現状維持と健康かなぁ？　でも水着でバズったりネットニュースにもなったりして以前より来てくれる人が増えたので、アイドルとしてワンランク上には行きたいなと思っています。

──ワンランク上、というのは具体的に言うと？

まりえ（42）　例えば大きなフェスに出られるようになるとか。ソロのアイドルってなかなかフェスに出られないじゃないですか。そういうところに呼んでもらえるぐらい頑張ろうかなと思っています。

──まりえ（42）さんは現在40代ですが、40代でもアイドルを続けたいと思う理由やアイドルを続けられる原動力はどういったものですか？

まりえ（42）　それはもう「ライブが楽しいから」ですね。そして、人との交流。しんどくても人と交流すれば元気になれますから。でも正直なところ、「（アイドルを）辞めたら老けるんだろうなぁ」という気持ちもあります。

私の母は70歳近くまでテニスのコーチをしていたんですけど、そんな母を見て私は「この人、辞めたら死ぬんだろうな」と思っていて。それと同じような感じですね。私もアイドルを辞めたらしかばねになってしまう気がします。

──ということは、この先もずっとアイドルを続けていくのでしょうか？

まりえ（42）　いえ。いつになるかは決めていませんが、辞める時は来るでしょうね。「50歳、60歳まで頑張って！」と言われると「お前めちゃくちゃ言うな！　接骨院代いくらかかると思ってんねん！　化粧品いくらやと思ってんねん！　美容液2万円もするんやぞ！」って言いたくなっちゃうし（笑）。まぁでも、そのへんをしっかり支えてもらえるのであればいくらでも頑張りますよ（笑）。