ファースト写真集「胸騒ぎの正体」発売記念イベント取材会に出席した向井地美音(C)モデルプレス

AKB48向井地美音、ボツになったカットの存在明かす 「NGはほぼなし」ファースト写真集アピール<胸騒ぎの正体>

2023.07.17 14:29

AKB48向井地美音が17日、都内で開催されたファースト写真集「胸騒ぎの正体」(20日発売)発売記念イベント取材会に出席。ボツになったカットの存在を明かした。


向井地美音、AKB48加入10年目でファースト写真集「デンジャラスな写真が出てきたり…」

向井地美音ファースト写真集「胸騒ぎの正体」撮影:中村和孝 ワニブックス刊
向井地美音ファースト写真集「胸騒ぎの正体」撮影:中村和孝 ワニブックス刊
AKB48加入10年目イヤーに発売となった待望のファースト写真集は、企画内容や衣装からページの構成に至るまで本人がディレクションに参加し、向井地自身のやりたいことが詰まった1冊となった。

向井地は「本当に幸せで胸がいっぱいっていう気持ちです。ずっと写真集を出したいっていうのは、何年も前から夢として掲げていて。毎年今年の目標に『写真集を出したい』って言っているくらいだったので、それがついに今年叶ったっていうのがすごく嬉しいですし、実際に水着グラビア自体も5年くらいやっていなかったので、撮影は緊張したんですけれども、すごくいい一冊ができたなっていう風に今は思っています」と笑顔でコメント。

向井地美音ファースト写真集「胸騒ぎの正体」撮影:中村和孝 ワニブックス刊
向井地美音ファースト写真集「胸騒ぎの正体」撮影:中村和孝 ワニブックス刊
「男性の方が見ても女性の方が見ても、誰が見ても楽しんでもらえる写真集にしたいっていう思いが特に強くて。ナチュラルな写真・清楚な写真もあれば、すごくポップでおしゃれな写真もあったり。本当に濃密な、いろんな私が見れる一冊になるようにこだわりました」とこだわりを語り、「ページをめくっていく中でも(手ぶりを交えながら)こうなっていくみたいな。感情がジェットコースターのようになってもらえたらいいなと思って。安心安全な写真もあれば、と思ったらデンジャラスな写真が出てきたり。そういうわくわくが皆さんに届くようにこだわりました」と笑顔でアピールした。

向井地美音、NGは「ほぼなし」

向井地美音(C)モデルプレス
向井地美音(C)モデルプレス
向井地美音(C)モデルプレス
向井地美音(C)モデルプレス
“デンジャラスな写真”に関しては「メンバーにも何人か見てもらったんですけど、そのページが来るたびに必ずみんなが『キャー!』って叫ぶ場所があったり(笑)。そこが特にデンジャラスかなと思います。先行でもいろいろ写真を出させてもらっているんですけど、それに出していないものもあるので、それは買っていただいた方だけのお楽しみということで、デンジャラスな写真を楽しみにしていてほしいです」とコメント。

報道陣からの「履いているんですか?」という問いに、向井地は「履いて…履いている部分と履いていない部分があります」と返答。「心配なんですけど」と気遣われると「安心してください。履いてます。履いてないかな?」と白い歯を見せ、自己採点を求められると「120点、150点、200点くらいの気持ちです。私としては。自分の中では最初で最後になってもいいっていうくらいの気持ちで写真集撮影に挑んだので。後悔のないように、NGはほぼなしで挑んだので。出せたかなと思います」と胸を張った。

写真集のコンセプトである、大人な部分と子どもの部分については「10代の時に結構グラビアをやらせていただいていて。あの当時はフレッシュな若々しいグラビアをやらせてもらっていたので、その延長っていう感じの面影のあるページもあれば、25歳の今だからこそできる表情、『わ!こんなに大人になったんだ』っていう風に衝撃を受けてもらえるようなページとも差が、ギャップがすごくあるんじゃないかなと思います」と話した。

向井地美音、ボツになったカットの存在明かす「ちょっと攻め過ぎかな」

向井地美音ファースト写真集「胸騒ぎの正体」Amazon限定版表紙/撮影:中村和孝 ワニブックス刊
向井地美音ファースト写真集「胸騒ぎの正体」Amazon限定版表紙/撮影:中村和孝 ワニブックス刊
向井地美音ファースト写真集「胸騒ぎの正体」撮影:中村和孝 ワニブックス刊
向井地美音ファースト写真集「胸騒ぎの正体」撮影:中村和孝 ワニブックス刊
ボツになったカットの存在に話が及ぶと「泡だけで隠している写真があって(笑)。結構好きだったんですけど、ちょっと攻め過ぎかなっていうことでボツになっちゃったんですけど」と明かし、「それとは別の写真で、一回ボツになってしまったものを、粘りに粘って交渉して今回戻ってきたものも入っているので。楽しみにしていてほしいです。それが先行カットとかでは一切出していない部分の写真です」と告白。

ファンは一人で写真集を見た方がいいのかと聞かれると「そうですね(笑)。一回向き合ってもらって。ファンの方の反応もすごく見たいところなんですけれども。電車の中とかで軽い気持ちで見るとびっくりしちゃうと思うので、ゆっくりおうちで見てもらえたら嬉しいです」と呼びかけていた。

向井地美音、石垣島の滝で過酷ロケ

向井地美音(C)モデルプレス
向井地美音(C)モデルプレス
撮影で印象的だったことを問われると「一番は沖縄の石垣島ですかね。滝に行って撮影をしたことなんですけど、本当に岩場を手足を使って本気で登って、その滝まで到着して撮影するっていうのが、写真集の撮影とは思えないくらい過酷で。アイドルとしてバラエティ番組のロケをしているくらい、体を張って撮影に行きました(笑)」と回想。

「でも本当に神秘的な写真が撮れたので。一個のポスターにしたいなっていうくらい素敵な写真だったので、頑張ってよかったなと思います。YouTubeで裏側を動画で回したので、のちのち自分で動画編集して公開する予定なので、もしよかったら見てほしいなと思います」と明かしていた。

向井地美音、小嶋陽菜絶賛の水着カット

向井地美音/小嶋陽菜が絶賛した黄色いビキニの大胆カット(C)モデルプレス
向井地美音/小嶋陽菜が絶賛した黄色いビキニの大胆カット(C)モデルプレス
お気に入りの写真には、黄色い水着を着用したものを選び「ポップでかわいらしい水着で、特にお気に入りの衣装っていうことと、実は小嶋陽菜さんに先日写真集を見ていただいた時に、その写真が一番かわいいっていう風に言っていただけたので。ずっと昔からの憧れの存在である小嶋さんに褒めてもらえたということで、私もそれがお気に入りになりました」と報告していた。

改めてオファーを受けた際の心境を問われると「何年か前から写真集を出せたらいいねっていうお話は、事務所の方とはしていたんですけれども、本当にそれが実現するんだって。最初はちょっと信じられなかったです。どっきりかな?みたいな気持ちで信じていなかったんですけど、本当に打ち合わせが始まって実際に沖縄に行くっていう日程とか場所の写真が送られてきたときに、初めて信じられました(笑)。それくらいうれしかったです」と返答。

セルフプロデュースに関しては「何千枚と写真を撮っていただいたので。そのデータも全部いただいて、私の携帯にいま入っているんですけど、その中から最後に構成を決めるときに写真を選んでいくのが、いい写真が多すぎて、どれにしようっていうので。ひたすらデータとにらめっこする日々っていうのが、大変でもあり楽しかったですね。床に全部の構成を印刷した状態でばーって広げて私も一緒に見たり、編集の方と一緒にはさみとセロテープを持ってチョキチョキして構成を入れ替えたり。そういうのも一緒にやらせていただきました」と振り返った。

向井地美音、最近胸騒ぎしたことは?

プライベートで感じる大人な部分という話題では「大人になったなって思うのは、一人で晩酌をするようになったことです(笑)。仕事終わりとかに一人でレモンサワーを一杯飲んだりするのが趣味になったのが大人だなと思いますね。子どもな部分は、寂しがり屋なので。結局晩酌している時に、一人だと寂しくなっちゃって、先輩とかに深夜にすごくLINEしちゃうことです」と回答。

タイトルに絡めて、最近胸騒ぎしたことに話が及ぶと「この写真集が、今まで打ち合わせが始まってから、もう半年以上1年くらい積み上げて作ってきたものが、今日ファンの方に渡る・届くっていうので、いい意味でドキドキワクワクの胸騒ぎを今すごくしています」と笑顔を見せた。

向井地美音、次の10年のAKB48での目標は?

向井地美音ファースト写真集「胸騒ぎの正体」撮影:中村和孝 ワニブックス刊
向井地美音ファースト写真集「胸騒ぎの正体」撮影:中村和孝 ワニブックス刊
向井地美音(C)モデルプレス
向井地美音(C)モデルプレス
AKB48としての10年に関しては「デビュー10周年を6月で実は迎えさせていただきまして。本当にあっという間だったなと。10年ってこんなに早いんだっていうのが一番の思いですかね。自分が何か一つのことを人生で10年続けられるっていうのもAKBが初めてでしたし。昔は一人のファンとしてテレビの前でAKBを見たり、劇場公演・握手会に行ったりしていた側だったので。それが10年後にはいちメンバーとして、しかも総監督になって、いろんなAKBとしての活動を続けさせてもらえているっていうのが、すごく幸せな人生だなと思います」と振り返った向井地。

次の10年の目標を聞かれると「AKB48としては、今までのAKBから今のAKBらしい、新しいグループを作っていこうという風に、若手メンバーの勢いもすごくありますし、みんなで盛り上げていこうっていうところなんですけど、コロナ禍がいま少し落ち着いてきて。昨日も大阪の方でファンミーティングをAKBでやらせていただいたので。とにかく全国にもっと回ってライブに行きたいっていう思いと、やっぱり私たちのずっと大きな目標は東京ドームに立つっていうことなので、その夢は10年というかこれからの未来で叶えていけたらいいなと思っています」と思いを巡らせ、また、「自分の10年…アイドルとしてももちろんなんですけど、総監督とかをやっていく中で例えばライブのセットリストをスタッフさんと一緒に考えたり、今回の写真集も構成に携わらせてもらったり。何かを作るっていうことが私はすごく好きなんだなという風に気づけたので。自分が表に出ることと同時に、裏方としてそういうものを作っていくっていうことにも、もっと挑戦していきたいなって今は思っています」と明かした。(modelpress編集部)
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