チャンネルがーどまんがヒカルの動画に出演「お金より大事なものを失った」

税金の申告を巡ってトラブル　YouTube引退も発表

6月30日に公開した動画で、税金の滞納により国税局の査察を受け、数千万円にのぼる延滞税を課せられていると明かしたがーどまん。所属事務所であるCarry Onから紹介された税理士の業務をしなかったことが原因だと訴えたほか、家族と慕っていたCarry Onの高田樹社長に対しても不満を訴え、事務所を退所したことも報告していました。

その後、Carry Onはがーどまんの動画に反論する声明を発表。これにがーどまんが再反論するなどして騒動は泥沼化していました。

そして7月6日、がーどまんは「解散します。」と題した動画を公開し、「YouTube引退しようと思います」と宣言。ツイッターには「ぶっちゃけ今自分でもどうしたら良いかわからないです」と吐露しつつ、「でも今僕を信用してくれる人を信頼し続けます 7年間も見ていただきありがとうございました」と綴りました。

「お金より大事なものを失った」

この動画は、がーどまんがYouTube引退を発表する数日前に撮影されたもののようです。

動画には、ヒカルの自宅を訪れたというがーどまんとMYが登場。一連の騒動にがーどまんは「もう正直はじめてYouTubeやってきてメンタルにきたって感じっすね」と心境を明かし、中でも家族が巻き込まれてしまったことが一番辛かったと語ります。

ネットでは「自己責任では？」といった声が多く上がっています。がーどまんによると、自身が保有する法人は、領収書をCarry Onと会計事務所に送付していたらしく、「僕は申告できない状態だった」とのこと。また、Carry Onの声明では、がーどまんの法人の売上や支出を把握できる立場になかったとされていましたが、がーどまんは、領収書の仕分け作業を高田社長もおこなっており、Carry Onが業務を手伝っていたと主張しました。

ヒカルは「1人の大人を信用しすぎた」と、がーどまんの落ち度を指摘。がーどまん本人もそれを認めつつ、「仲間を守るんやったら、自分がリーダーとして引っ張っていかなって思いましたね」と口にします。今回の件で、これまで家族のように接してきた人たちとの関係も切れてしまい「お金より大事なものを失った」と、残念そうにがーどまんは語り、ヒカルから「まだ若いから全然やり直せる」と励まされる場面も。

がーどまんは、国税局から査察が入った途端、事務所から“切られた”ことに不満を述べつつ、Carry Onには自分たちと同様に申告できていないクリエイターがいると主張。なぜがーどまん以外は問題がないと事務所は主張できるのか疑問を呈するとともに、声を上げないクリエイターたちに憤りました。

がーどまんと高田社長の関係を間近で見てきたMYも、今回の件で高田社長は「申し訳ないと思ってないと思った」と印象を語り、事務所の声明などを踏まえて「ほんまに切ったんやな」「怒り通り越してがっかり」としみじみと述べています。

がーどまんからもコメント「やっぱり続ける事は難しかったです」

がーどまんの主張を聞いたヒカルは「普通の人は、がーどまんほど真っ直ぐじゃないと思う」「結構数少ないタイプのピュアな人間」と述べ、「信用しすぎるのはちょっと危ないよな」と今回のことを学びとして活かすしかないとエールを送ります。同時にクリエイターに対しても「今の自分の状況を確認してちゃんとやったほうがいい」と注意喚起をしています。

最後にヒカルは「真実って結局どこまでいっても僕たちにはわからない」と述べ、この件に首を突っ込むのではなくがーどまんの今後を応援していきたいと語り、視聴者にもそうするよう呼びかけました。

動画のコメント欄にはがーどまん本人からもコメントが寄せれらており、

コラボありがとうございました
撮影後もYouTube続ければ良いやん
って優しい声かけて貰ったのに
やっぱり続ける事は難しかったです
本当にすみません、
ありがとうございました。

と綴られています。