「みなと商事コインランドリー2」第1話より

草川拓弥、西垣匠の成長を実感「もう大人で、すごいですよ」 ファンからのラブコールにそろって感謝<みなと商事コインランドリー2>

2023.07.04 05:00
「みなと商事コインランドリー2」第1話より

超特急・草川拓弥が主演を務めるドラマNEXT「みなと商事コインランドリー2」(毎週水曜深夜0:30-1:00、テレビ東京系)が7月5日(水)よりスタートする。同作は、漫画・缶爪さわ、原作・椿ゆずによる同名作を基にした、古びたコインランドリーの管理人のアラサー男子と、真っすぐでピュア過ぎるイケメン大学生の年の差を超えた胸キュンラブストーリー。2022年7月期にシーズン1の「みなと商事コインランドリー」が放送されると、日本のみならず海外でも人気となり、続編を望む声が殺到。この度、満を持して続編の放送が決定した。

WEBザテレビジョンでは、主人公・湊晃役の草川とイケメン大学生・香月慎太郎(シン)役の西垣匠にインタビューを実施。続編が決まったときの気持ちや、互いの魅力、プライベートでの交流、シーズン2で表現したいことなどについて聞いた。

ファンからの熱いコールに「お返しできるのがすごくうれしい」

――続編が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

草川:昨年シーズン1をやらせてもらって、たくさんの反響がありました。そこから一年たってもファンの方からの熱いコールがあり、ずっとロスになっているというお声をいただいていたので、こうしてシーズン2を制作できること、何よりファンの皆さんが喜んでくれるというのが、純粋に僕も一番うれしいなと思いました。日頃応援していただいているので、お返しできるのがすごくうれしいです。

西垣:この作品がたくさんの人に愛していただけたからこそ続編が決まり、本当にうれしいです。シーズン1で自分のまだまだ駄目だったと思うところをリベンジできる場所だとも思っているので、楽しみながら、より良いものを作っていけるように頑張っていきたいなと思いました。

――改めて、それぞれの役の魅力を教えてください。

草川:自分で演じていて言うのはあれですけど、いちいちかわいいです。僕がかわいいんじゃないすからね、湊ですからね(笑)! 他の人と喋っているときは全然普通なのですが、シンの前になると、リアクションだったり、一つ一つのしぐさがちょっとおかしくなってしまうんです。そこがすごくかわいらしくて、魅力だなと思います。

西垣:シンの魅力は真っすぐさだと思っています。良いことも悪いことも全部、思ったことをそのまま口に出してしまうので、そういうところをひっくるめて彼の良さなのかなと。

約一年ぶりの現場「『湊さん』と言われたときに、鳥肌が立った」

――前作からちょうど一年というタイミングですが、現場で再会されたときのお気持ちはいかがでしたか?また、この一年の間、相手のご活躍を見てどう感じていたか教えてください。

草川:役としてはお互い一年ぶりに再会して、コインランドリーに帰ってこれたのも一年ぶりではあったのですが、匠くんとはご飯に行ったりしていたので、久しぶりという感覚はなかったです。

でも、本読みをやって最初に「湊さん」と言われたときに、ぶわーっと一気に「みなしょー」の世界に戻ってきたような感覚になって鳥肌が立って、「これだ」と感じましたね。なので、自分が湊になっているというよりも、匠くんのそういった声を聞いて帰ってきたなと実感しました。

一年の間の活躍という部分では、匠くんはちょっとませましたね。一年で早くもいろいろなことを知ってしまって(笑)。なので、すごくピュアで何も知らないような、湊しか知らないようなあの顔を一年たってまたできるのか、本人もすごく不安だと言っていたのですが、カメラの前に立ったら“シン”だから、さすがだなと思いました。

この一年いろいろな作品に出演して、いろいろなところでもまれて、いろいろなものを得て、そういう良い部分がシンになったときにちゃんと出ているというのがさすがです。

西垣:拓弥くんはそういうふうにおっしゃってくださったのですが、僕は本読みをしたときにすごく怖くなっちゃって。「これはまずい、駄目だな」と思って、そこから2日間ぐらい、ピュアさをどうやって取り戻すかなどすごくたくさん考えました。

でも、撮影の初日がいきなり胸キュンシーンだったのですが、スタッフさんたちがすごく盛り上げてくださったので、「これだったな」と安心しました。

超特急のアカウントをフォローしているので、ご活躍も拝見していました。新曲とかダンスもチェックしていましたよ。

草川:今度躍らせます。

西垣:やめてください(笑)。

西垣匠が許せないことを告白「それだけは根に持っています」

――再共演して改めて感じたお互いの魅力はどんなところですか?

草川:匠くんは、カメラが回っていないときも、スタッフさんや周りの動きをちゃんと見ています。ちょうど昨日も、立て掛けていた物がスタッフさんの頭に倒れてきたんです。そしたら、誰よりも先に「大丈夫ですか」と駆け寄って声を掛けていたりとか、リアルにキュンとするようなことをナチュラルにやる人なんだなと。魅力的で、良い意味でずるい男だなと思います。

西垣:この前、稲葉友さん演じる柊くんとシンのシーンを撮ったのですが、その日は拓弥くんがいない日だったんです。やっぱり座長がいるのといないのとでは現場の雰囲気も違うし、始まったばかりで現場の空気も慣れていないときだったので、「僕が何か動かなきゃ」という思いが無意識にすり込まれていて。そしたら、その日一日が終わったときに、なんだかめちゃくちゃ疲れていたんですよ。

それを実感して、これを拓弥くんは毎日やっているんだなと思ったら、座長ってやっぱりすごいんだなと思いましたし、背中で引っ張ってくれていて、僕が気にしていないことまで気にしてくださっているだろうから、すごくありがたいなと思います。

――仲良くなったきっかけやエピソードがあれば教えてください。

草川:仲良くないっすね別に。

西垣:おい!ビジネスか(笑)!

草川:冗談です(笑)。でもすごくうれしかったのは、お互いSNSにも載せたのですが、この現場に入る前に焼き肉に行ったんです。それが現場に入る前の最後の食事かなと思っていたのですが、匠くんから「もう1回行っておきたい」と言ってくれたのはうれしかったですね。お互いそんなに積極的に誘うタイプではないのですが、珍しく行きたいと言ってくれたので、うれしいなと思いました。

西垣:それが本読みの日だったんですよ。翌々日ぐらいからインだったので、いまどう思っているのかなと思って。シーズン2をやることもそうだし、脚本に対してもそうだし、どうやって演じるかとかいろいろ聞きたいなと思って誘いました。

二人でお酒を飲みながらご飯を食べていたのですが、本当に一個だけ許せないのは、僕が糖質制限中って知っているのに、目の前でずっと白米を食べていたんですね。「〆食べていい?」って言い始めて、半熟卵のご飯を食べていたんですよ。それだけは根に持っています。

草川:(笑)。糖質制限しているとちらっとは聞いていたのですが、お店を取るときには全然気にしていなくて忘れちゃってたんですよね。目の前に糖質の塊たちがいっぱいあって、申し訳ないと思いました(笑)。

コインランドリー以外での撮影も増え、新鮮さを味わう

――今作の撮影で新鮮に感じたことはありますか?

西垣:今回、コインランドリーがそんなに出てこないんですよね。

草川:「みなと商事コインランドリー」なのに、コインランドリーが昨年ほど出てこない(笑)。

西垣:だから結構全部が新鮮ですね。演じる僕たちもそうだし、視聴者の方もそうだと思います。

草川:もちろんメインの舞台はコインランドリーなのですが、いろいろなところに行くので、役とかじゃなく純粋に楽しいし、全部が真新しくて新鮮ですね。

西垣:あとは、僕と柊くんとの絡みがちょっと増えます。シーズン1のときは豊嶋花さん演じる妹の桜子のお迎えに行って会釈しただけだったので、今回がっつり会話するところがあって楽しかったですね。

草川:他にも、奥智哉さん演じる英明日香とシンが制服じゃないです。もう大人で、すごいですよ。「スタイル良い!」と思いました。

西垣:それは制服のときでもそうだっただろ(笑)!

草川:いやいや、制服のときと感覚が違うの!細身のシャツで、なんかすごく大人っぽい。制服も制服でちょっと恋しい部分もありますが、いいですよすごく。

フラットに演じることがリアルな胸キュンにつながる

――視聴者が盛り上がりそうな注目シーンがあれば教えてください。

草川:“ちょっぴりホットな”というワードももちろん大事だし、原作もそういうところをすごく大切に描いていて、それを僕たちもドラマで形にしなくてはいけないというのはもちろん重々承知しているのですが、僕たちは「ここでファンのみんなが萌えるだろうな」「キュンキュンするだろうな」と狙ってやらない方がいいなと思っていて。

なので、そこは変に意識せずに、とにかく湊の役に入ってやっています。それが結果、みんながキュンキュンしてくれたり、ドキドキワクワクしてくれる形になっているので、脚本を読んでいても「これは胸キュンシーンで、きっとワクワクするんだろうな」というシーンはあるのですが、いざカメラの前に立つときはその気持ちは0にするスタンスで演じています。

西垣:シンは、人を好きになったり恋人になっていく中で、誰かに突き刺さるような言葉を言っているんです。初めて恋した人と付き合って初めて知る感情を、自分で整理しながら吐き出しているし、共感できるシーンがすごくたくさんあるんですよね。なので、胸キュンシーンでも盛り上がってくれると思うのですが、僕はそういったメッセージもいろいろな人に届けばいいなと思っています。

「人を好きになり、人と愛し合うというのはどういうことなのか」

――湊とシンそれぞれの成長をどのように演じていきたいですか?

草川:湊はむしろ成長とは逆かなと思っています。シーズン2では、付き合い始めたその後を皆さんにお届けするのですが、付き合ってからの方が難しくて…。距離感とか、お互いへの接し方とか、付き合う前よりも繊細に意識していないと出せない空気感があったりするので、そういうのを踏まえると、逆戻りしてそうだなというのは脚本を初めて読んだときにも感じた部分ではありました。

だからこそ、視聴者の皆さんが「もうちょっと頑張れ」と応援したくなるような感じとか、見ていてモヤモヤするようなむずがゆさとか、そういった湊らしさがより強くなっているのかなと感じています。

もちろんシンに対する気持ちはどんどん大きくなっていくのですが、それとは逆に、役として成長しているかと言われると、大人としてのスマートさのようなものは付き合ったことによってより崩れていった気がします。

付き合ったらどうなるのかというのがすごくリアルに繊細にカメラに映っているので、そこが視聴者の皆さんに届けばいいなと思います。

西垣:シンの場合は、初恋なので、付き合ってから知る感情全てが初めてのことなんですよね。だから、湊の言葉や、逆に自分がぼそっと発した言葉にも気付かされることがあって、そういう全ての出来事が自分の成長につながっていると思います。人を好きになり、人と愛し合うというのはどういうことなのか、回を増すごとにどんどん学んでいきます。

シーズン1のときはどうしても主語が自分で、「俺が何とかしてあげたい」「俺は好きだから」と言っていたけど、本当に人のことを好きになったら、「彼を幸せにするには」「彼のためには」と、その主語がどんどん相手になっていくんですよね。そこに気付くタイミングがすごくたくさんあるので、そういったところを大切にしながら演じていきたいなと思います。

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