

眞島秀和が主人公の哀愁をリアルに体現、過去と向き合ってたどり着いた答え<しょうもない僕らの恋愛論>

眞島秀和が主演を務める「しょうもない僕らの恋愛論」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)の最終回となる第10話が3月23日に放送された。拓郎(眞島)は、大学生になったくるみ(中田青渚)と再会。あらためて過去と向き合う様子が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
拓郎とくるみが再会する
同ドラマは、原秀則の同名漫画が原作。人生の停滞期に入った書籍デザイナーの筒見拓郎(眞島)と、拓郎が20年前に愛した女性・安奈の娘である17歳の少女・谷村くるみ(中田)、そして拓郎の高校の同級生で20年以上も思いを寄せている森田絵里(矢田亜希子)という、不器用な男女が織り成す等身大のヒューマンドラマとなる。
出演はほかに、くるみの同級生・小椋悠をJO1・木全翔也、拓郎の行きつけのバーのマスターを嶋田久作、くるみの祖母・谷村桃子を手塚理美が演じる。
最終話は、拓郎が絵里と別れてから3年後が描かれた。フリーのデザイナーとして忙しい日々を送る拓郎は、酔っぱらって転倒。大けがをしてしまう。そんなとき、大学生になり、出版社でアルバイトをしていたくるみと偶然再会した。
くるみの思いがあふれ出す
気にかかるくるみは、拓郎の家へ。そこで、けがが元で仕事を降ろされたことを知り、「筒見さんもしかして、けがを言い訳にして逃げていませんか?」と言う。
拓郎は、編集者に連絡し、「この仕事だけは、絶対に自分がやりたいんです」とアピール。その仕事は、人気漫画家・ワカタマコ(木村祐一)の本を久しぶりに担当するもの。かつて長く担当していたものの、若いデザイナーに交代となっていたのだ。
くるみの言葉に背中を押されたことで、本当にやりたかったことができた拓郎。お礼として、くるみが尊敬するワカタマコの過去作品の舞台となった場所に誘った。
楽しく過ごすくるみだったが、3年前に拓郎が絵里と付き合ったことで封印したはずの思いがあふれ出す。「筒見さんは、私のことどう思っています? 私は好きです、筒見さんが」と告白した。
拓郎が出した恋の結末
くるみの告白に、驚きのあまり言葉に詰まる拓郎だったが、安奈に一目惚れしていたことを話し始めた。
「あの時間を忘れることができなくて」「くるみちゃんと初めて会ったときから、君を通して安奈を見ていた」。
「ただの谷村くるみとして出会っていたら?」という問いにも、拓郎は「ごめん」と返した。
その後、絵里とも偶然再会した拓郎は、「いま幸せ?」と問い掛けた。後輩の堀江(古舘佑太郎)から再び告白されて付き合うことになった絵里は、「うん」と笑顔を見せた。
「過ぎたことをいつまで考えているんだよ。思い出なんてしょうもないもん引きずってるのは、男だけなのかもしんねぇぞ」というバーのマスターの言葉に、「そうだね」とうなずいた拓郎。
「俺の心の中にしょうもないもんがまた増えた。結局、俺は、そんな過去のしょうもないもんと一緒にこれからも生きていく気がする」という拓郎のモノローグで幕を閉じた。
最終回で明かされた、“しょうもない”もの。拓郎は過去にとらわれ過ぎているのはという面があるが、同世代の視聴者からは「リアルで心に響いた」と共感する声が。しょうもないものとはいうものの、その一つ一つは大切なものであり、拓郎の今は亡き安奈への一途な恋は、切ないがどうしようもないものかもしれない。ただ、仕事にはちゃんと向き合い、前に進むことができた。
どうしようもなくダメな一方で憎めなかったりもするなかで、仕事への情熱は魅力的。そんな拓郎を最後まで“リアル”に見せた眞島秀和の演技にも称賛が集まった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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