小説集「きらきらし」刊行記念囲み取材に出席した宮田愛萌 (C)モデルプレス

元日向坂46宮田愛萌、小説集を読んでほしいメンバーは?アイドル卒業後の目標も明かす

2023.02.28 15:43

元日向坂46の宮田愛萌が2月28日、都内で行われた小説集『きらきらし』の刊行記念囲み取材に出席。同作を読んでほしいメンバーや今後の目標を告白した。


宮田愛萌、小説集への思い語る

宮田愛萌 (C)モデルプレス
宮田愛萌 (C)モデルプレス
本書は、宮田が大学でも学んだ万葉集から選んだ5首の和歌から自由に想像を膨らませて作った連作短編小説集。万葉集の都・奈良を旅する姿を撮影した写真も収録されており、無邪気な笑顔や大人びた表情まで、アイドルとして最後の姿が堪能できる。

宮田愛萌 (C)モデルプレス
宮田愛萌 (C)モデルプレス
宮田愛萌 (C)モデルプレス
宮田愛萌 (C)モデルプレス
本好きが高じて「1ヶ月に15冊くらい増えている」と言う宮田は、「いろいろな歌人が詠んだ歌が詰まっていて、解釈が自由なところや資料を調べる時間が楽しいです」と万葉集の魅力を紹介。本作の誕生のきっかけについて「もともと文章を書くのが好きで、暇なときや授業中に内職をして、ちょこちょこ小説を書いていて、その流れでファンの方が読みたいと言ってくださったこともあり、書きたいと思うようになりました」と明かすと、「『本は楽しいよ』ということを伝えたいですし、あわよくば万葉集をもっと研究してほしいです。万葉集界が活気づけば、いろんな論文が出て、それを読むのが楽しそう」と期待を込めた。

宮田愛萌 (C)モデルプレス
宮田愛萌 (C)モデルプレス
ネイルをアピールする宮田愛萌 (C)モデルプレス
ネイルをアピールする宮田愛萌 (C)モデルプレス
中でもお気に入りは『紅梅色』とし、「ネイルが好きな女の子が出てくるんですけど、わたしも最近ネイルにはまって、おしゃれを楽しんでいるので、そこが共通点だと思います。今日もネイルしているんです。写真どうぞ」とにっこり。

宮田愛萌 (C)モデルプレス
宮田愛萌 (C)モデルプレス
一番の苦労は文字数で「『この表現で本当に伝わるのか?』と細かい言葉遣いにはこだわりました」と話すと、「(編集者からの)『これくらいの文字数がいいです』というのを全無視して倍ぐらい書いていたので、削るのが大変でした」とも打ち明けて苦笑い。執筆場所は渋谷のシェアラウンジだと明かし、「飲み放題で電源も使えるのでパソコンで書いていました。家では集中できないので」と振り返った。

お気に入りカットを披露する宮田愛萌 (C)モデルプレス
お気に入りカットを披露する宮田愛萌 (C)モデルプレス
また、お気に入りの写真は、寝そべっているカットで「腰が柔らかいみたいで、ぐにょぐにょしていて、撮影のときにみんなから『体勢おかしくない?』と言われながら撮った思い出があります。紅梅色のマニキュアも塗っていて、お気に入りです」とアピール。

撮影場所に関しては「安倍文殊院が印象に残っています。仏像に重厚感があり畏怖みたいな感情が生まれて、かっこいいなと思いました。可愛い仏像もあって、すごい時間を使って撮影をしていただきました」と笑顔を見せた。

宮田愛萌、影山優佳から掛けられた言葉明かす

宮田愛萌 (C)モデルプレス
宮田愛萌 (C)モデルプレス
宮田愛萌 (C)モデルプレス
宮田愛萌 (C)モデルプレス
そんな本作の自己採点を求められると、「小説でもブログでも自分が書いたものは読んだ方の解釈に任せるスタンスですけど」と躊躇しながらも「88点にしておきます。8は末広がりでいい数字なので縁起がいいかな」と返答した。

ぶりっ子ポーズに応える宮田愛萌 (C)モデルプレス
ぶりっ子ポーズに応える宮田愛萌 (C)モデルプレス
本作を読んでほしいメンバーを問われると、2月17日に卒業を発表した影山優佳の名を挙げ、「2人でご飯に行ったときとかに『愛萌には絶対に小説を書いてほしい』『愛萌が書いた小説をまた読みたい』と言ってくださっていたので、ぜひ読んでほしい」と呼びかけ、「『愛萌っぽいね』と言われる気がします」と想像した。

宮田愛萌 (C)モデルプレス
宮田愛萌 (C)モデルプレス
そして、「せっかくアイドルだったので、経験を活かせるアイドルものを書いたら面白いかな」と作家としての目標を掲げる宮田。一方、1人の女性としては「めっちゃ派手な髪にしたいです。ブリーチとかして白っぽい淡いピンクにしたいです」と大胆告白。「ピンクが好きなのと、在籍中はできなかったので、一番はっちゃけている感じがするかなと思います」と声を弾ませた。(modelpress編集部)
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