

【舞いあがれ!】舞が「持たざる者」に転落!史子との立場逆転で急展開が訪れる?
持つ者と持たざる者の関係が、一瞬にして入れ替わったようだ。
2月13日放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第92回では、ヒロインの岩倉舞(福原遥)が「自分にはないもの」を強烈に意識させられることに。その変化から物語が急展開する予感を抱いた視聴者も多かったようだ。
本作での舞は様々な苦労は重ねてきたものの、常に恵まれた存在でもあった。実家の工場は何度か経営危機に瀕したことはあれど、生活に困るほどの困窮を経験したことはなく、生活面では子供のころから一貫して恵まれてきた人生だ。
それに対して今回、駆け出し歌人の秋月史子(八木莉可子)が明かした半生は、「持たざる者」の悲哀に満ちていた。長山短歌賞を受賞した貴司(赤楚衛二)を「梅津先生」と敬愛する彼女は、コンビニで働いていることを告白。父親がギャンブルばかりのどうしようもない人間だと語り、家出して大阪に出るも、高校中退のため雇ってくるところが少ないと明かしていたのである。
「これまでの本作では、舞がいかに恵まれた存在であるかが繰り返し描かれてきました。生活苦には無縁なうえ、両親の理解の元で大学を中退して航空学校に進学し、卒業後はパイロットに内定するも辞退し、家業の工場を手伝うことに。あらゆる面で彼女の意志が最優先されてきたのです。恋愛面では航空学校の同期だった柏木(目黒蓮)と交際しては別れたものの、それが彼女の人生に暗い影を落としたわけでもありません。それゆえ史子の告白も、舞との対比かと思われたのですが…」(テレビ誌ライター)
まるで「持たざる者」の象徴かのような史子。彼女から見れば、舞と貴司の「幼馴染」という関係もまた、羨みの対象だろう。2月9日放送の第90回では、初めて貴司のもとを訪れた史子が一緒にいた舞に対して「奥様ですか?」と訊ねていたものだ。
ところが今回、そんな「持つ者」の舞と、「持たざる者」の史子という関係が、一瞬にして逆転したのである。
「貴司は一週間で新たに10首詠むことを課せられており、なんとか一首だけひねりだしたところ。舞はその短歌を読ませてもらうも、意味が分からなかった様子です。すると史子が『本歌取りですね』と指摘し、平安時代の貴族・歌人である紀貫之が詠んだ歌のオマージュであることを説明。貴司は驚いたように『分かるん?』と訊ねており、その会話に舞は呆気に取られていました」(前出・テレビ誌ライター)
史子は舞に対して「梅津先生と私には共通の知識があったから読み取れた」と説明。これがマウンティングだったかどうかは定かではないものの、「本歌取り」の意味すら分からなかった舞はこの場面にて、一瞬にして「持たざる者」へと立場を逆転されていたのである。

生まれた時から隣同士だった貴司とは、誰よりもお互いに分かりあっていると思っていた舞。貴司が短歌を読むようになった経緯も知っており、長山短歌賞への応募や受賞の場面にも立ち会ってきた。言うなれば貴司の人生における証人でもあったのだ。
ただ舞は、貴司が入れ込む短歌の何たるかには興味を抱いてなかった。それでもこれまでは「幼馴染」という絆のおかげで、誰よりも深い関係を築いていると、心の奥底で確信していたことだろう。
「ところが史子という新たな存在が表れ、短歌の世界で貴司と深く通じ合っていることを目の当たりにすることに。物語が終盤にさしかかった時点でいきなり、舞の『持たざる者』という一面が示された今回は、ある意味で最大の転換点になっているのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
最後の場面では史子から「先生のそばにおること、悪く思わんといてくださいね」と告げられていた舞。口調こそ控えめなものの、史子なりに「私の梅津先生に手を出さないで」と精一杯に宣言したのは確実だろう。
果たして、持たざる者へと立場が変わった舞は、史子に対してどう伍していくのか。そして貴司への想いも変わっていくのか。この日を境に舞の人生はまた大きな変化を見せていくのかもしれない。
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