AKB48柏木由紀、個室待遇の大先輩はいつまでグループに残るのか!?
その特別待遇にはダウンタウンもびっくりしていたようだ。
2月9日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)では、「グループ活動の不満SP」と題して5組のグループが出演。AKB48から柏木由紀、向井地美音、大盛真歩の3人が登場するなか、大先輩である柏木の突出ぶりが話題となっていた。
番組では大人数グループならではのエピソードとして、ヘアメイクにかかる時間の長さを紹介。現在のAKB48は総勢80人を超えることから、時には3時間前に現場入りする必要があるという。
VTRでは最後に、グループ最年長の柏木が重役出勤さながらに登場。総監督の向井地が「席、ちゃんと取っといてあります」と案内したのは、なんと個室の楽屋だったのである。
これにはMCのダウンタウン浜田も「ウソやろ!?」と驚がくし、「お前、いつまでもおるからやん!」と絶叫だ。しかし柏木は周りがそう扱いたくもなるほどに、AKB48のなかではズバ抜けた先輩なのである。
「柏木は2006年12月の3期生オーディションに合格。著名な後輩には5期生の指原莉乃、9期生の島崎遥香、11期生の川栄李奈らがおり、現役の後輩で最も加入時期が近いのは2011年2月合格の12期生なのです。今回一緒に出演した総監督の向井地(15期生)とは7年5カ月差もあり、もう一人の大盛(ドラフト3期生)に至っては11年2カ月差。いま選抜メンバーとして活動する主力たちから見て、数世代前の大先輩となります」(アイドル誌ライター)
AKB48で最年少の畠山希美(17期生)は2008年1月生まれ。つまり彼女が生まれる前から柏木は在籍していたことになり、もはや雲の上の人も同然だろう。ダウンタウンはそんな柏木を「俺らから見たら寛平さん」と、芸歴で14年先輩の間寛平に例えていたが、その例えはまさに正鵠を得ていたのである。
そうなると気になってくるのは、柏木がいつ卒業するのかということだ。最も加入時期の近い12期生でさえ、武藤十夢は2月28日の卒業コンサートで卒業することを発表済み。後輩がどんどんいなくなるなか、柏木は辞め時を見失っているのではないだろうか。
昨年5月21日放送のラジオ番組「劇団サンバカーニバル」(FM FUJI)にて柏木は、総合プロデューサーの秋元康氏から「本当に、柏木何歳までいてもいい。結婚しても柏木がいいならずっといたらいいよ」と言われたことを明かしていた。そんな彼女は7月15日の誕生日に32歳を迎えるが、卒業を意識する目安はどうやら4年後にやってきそうだという。
「アイドル界での最年長キャラと言えば、モーニング娘。の中澤裕子を思い出す人も多いはず。ただ彼女がグループを卒業したのは意外にも27歳の時でした。その中澤はモー娘。の卒業以降もハロー!プロジェクトのリーダーを務め、2005年には現役メンバーと共にNHK紅白歌合戦に出場。最終的にハロプロを卒業したのは2009年3月で、35歳6カ月のことでした。その年齢が柏木にとって大きな節目になる可能性があるのです」(前出・アイドル誌ライター)
柏木が「史上最年長のメジャーアイドル」という肩書きを得るには、中澤を超えなければならないはず。そのためにはあと4年弱、2027年1月まではAKB48に在籍している必要がある計算となる。
果たして柏木は35歳過ぎまでアイドルで居続けるのか。そして秋元氏の言葉に従って、卒業前に結婚することもあるのか。ここまで頑張ってきたからには、ファンとしても様々な「史上初」に期待したいところかもしれない。
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