くりぃむしちゅーの有田哲平とフワちゃんがMCを務める新バラエティ番組「有田哲平の引退TV」

大ブレイク中の錦鯉にタカアンドトシが引退勧告「今しかないのよ。辞めよう」<有田哲平の引退TV>

2023.02.08 16:01
くりぃむしちゅーの有田哲平とフワちゃんがMCを務める新バラエティ番組「有田哲平の引退TV」

くりぃむしちゅーの有田哲平とフワちゃんが、MCとして初タッグを組むバラエティ番組「有田哲平の引退TV」#5を、ABEMAにて2月3日に配信した。

「有田哲平の引退TV」は、極めて近い将来の“引退”を決意した有田が、一緒に引退したほうがいいと考える芸能人に引退勧告をするという異色のABEMAオリジナルバラエティ番組で、引退勧告を受けたゲストの人生観や、周囲の人に対する想いなど、“引退”というテーマからあぶりだされるゲストの飾らない、赤裸々な発言が、毎回、大きな話題を呼んでいる。

#5で引退勧告されたのは

#5で引退勧告をされたのは、2021年に「M-1グランプリ」王者となり、2022年にはテレビ出演本数380本、CM出演本数は11社と、現在、大ブレイク中の錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆で、長谷川と札幌よしもとの同期で、27年来のつきあいがあるタカアンドトシが、錦鯉に引退を告げにいく。

突然、タカトシのふたりから引退勧告をされた錦鯉は、困惑した表情を浮かべながらも引退を拒否するも、タカから「ずっと売れなくて、50歳になってから売れて。今が人生のピーク。ここからは何もないよ。俺たちも後悔した。ピークで辞めておけばよかったって」、トシからも「だから、今しかないのよ。辞めよう」とたたみかけられ、ふたりはとまどう。タカから「ひとつの目標だったでしょ?『M-1』チャンピオン。漫才師として頂点を極めて。次の目標ある?」と聞かれた渡辺は、「正直、優勝した時に燃えつきた感はあった。2022年の目標は、とりあえず『M-1』チャンピオンとしてテレビに出まくって、次のチャンピオンに期待をさせようと気持ちでいました」とコメントすると、タカの「それはもうまっとうしたし、目標ではない。最大の目標を達成してしまったあとは、作った架空の目標なんですよ」との追及に、渡辺もふに落ちたのか「確かにそうですね」と納得するが、長谷川は「僕は隆と違って、『M-1』で優勝したのはゴールだと思っていない。スタートだと思っていますから」と反論するも、トシから「しがみつく理由を聞きたい」と問いかけられたことをキッカケに、錦鯉のふたりは、自身の胸の内を明かしていく。

渡辺は「しがみつく理由はないですけど、金かせげるなら味するまでかせぎたい」と率直な思いを述べると、タカからの「例えば、この1年で100億とかかせげたら、辞めてもいいってことだよね?一生、遊んで暮らせる金があったら」との問いに、渡辺は「そうですね。100億あったら、辞めてもいいかもしれない」とコメントを返す。

そんな相方の渡辺に、なんともいえない表情を向けながらも、長谷川は「僕はお金じゃないですから。お笑いをやりたい」と断言するが、27年来のつきあいがあるタカは、「俺が知ってるハセは、もっとイキイキとして、うれしそうな顔してた。笑いとったあと、すごくいい笑顔してた。でも、今はまったく笑顔がない。金にまみれてる感じがする」と長年の友人だからこそ感じる違和感をぶつける。長谷川も「確かに、俺も“こんにちは”一回、いくらだろう?って考えたり…」と神妙な表情を浮かべる。ブレイクしたことにより変わりつつある長谷川に、タカは「ハセの良さって、“いちばん貧乏で不幸せそうなハセが、みんなに笑いをプレゼントする”。そこがいちばんウケてたんだから」とまじめに語りかけていく。

“芸人と中年の希望の星”

歴代最年長記録で「M-1グランプリ」を制し、“芸人と中年の希望の星”と称されている錦鯉だが、この快挙により、芸人界に大きな罪が生まれたと語るタカは、「錦鯉が優勝したことによって、辞めようと思っていた40代の芸人が50歳までがんばろうって思っている。人生、狂わせてるのよ。NSC(吉本総合芸能学院)も、50歳ぐらいからエントリーしてくるやつが増えているらしいよ」とタカは錦鯉の功績により、希望を抱く中年層が増加していると指摘する。続けて、タカが「奇跡だからね?お前たちが売れたのは。みんな奇跡を信じてついていこうとしてるから」と語る。

「M-1グランプリ」は、結成してから15年以内の漫才師であることが参加条件となっており、長谷川の年齢では56歳、渡辺の49歳が最後の挑戦の年となるはずだった。そのため、タカが「もし、今回、優勝できてなかったら、56歳までは出ようと思っていたの?」と問いかけると、長谷川は「たぶん出てたと思う」、渡辺も「引退はまったく考えていなかったですね」と回答する。21歳で芸人の道を歩み始めた渡辺は、これまでにコンビを解散すること2回、33歳でピン芸人になるもうまくいかず、そんな時に出会ったのが長谷川で、当時をふり返り、渡辺は「その時は人生、軽く捨てていたんですよ、どうなってもいいやって。ライブもウケず、でも芸人は楽しい。芸人を継続したいと思って、(長谷川とコンビ)組んだだけですから。腹をくくってました。野垂れ死んでいいと思ってました」となみなみならぬ覚悟があったことを明かした。

「10kg太った」

トシから、多忙だった2022年をふり返り、「1年間、やってきて手応えみたいな、充実感はあるわけ?」と問われた錦鯉だったが、ふたりともが「手応えはない」と、渡辺は「満足したのが、1回もない。毎回、首をかしげて帰っていく」、長谷川も「終わったあとによっしゃーみたいな手応えはない」と神妙に語ると、ここからタカアンドトシのふたりが“引退”に向けて、息もつかせぬ説得をくり広げていく。

タカは「2022年は『M-1』王者としてのオファーがあったけど、ここからは1年間、やってきたやつの結果で、次のオファーにつながっていく。けど、たぶん、もう(オファーは)こないよ。だって、手応えなかったんでしょ?」とするどく切りこむ。続けて、「『M-1』の決勝戦、手応えなくていった?」と問いかけると、渡辺の「いや、手応えありましたよ」との返答に対し、タカが「あったでしょ?だから、そういうことだよ」とキッパリ告げると、長谷川の表情がくもってしまう。トシから「ハセは手応え感じることがあった?」と問いかけられるも、「自分でも、手応えがあると気づいていないところが問題かなと」と長谷川は意気消沈する。

さらにタカから「今年(2022年)、自分から計算して笑いとったことある?」と問われた長谷川は、「ないかもしれない」とこぼすと、さらに渡辺からの「27年間である?」との質問には、長谷川が「一回もないかもしれない」と答えると、タカトシのふたりは「ないよ、今後も。ないもの、追いかけたってないよ。だから引退したほうがいいよ」と迫り、これには長谷川も返答に困ったようにうなだれてしまった。

番組中盤では

さらに番組中盤では、現在、錦鯉が抱える致命的な問題についても掘り下げられていく。

これまでの錦鯉は、長谷川の貧乏なところやズボラなところに対して、渡辺がツッコミを入れるという漫才スタイルだったが、長谷川は「M-1グランプリ」で優勝後、「お金を持つようになって、10kg太った。どんどん“ふつう”になっていった」と語る渡辺は、続けて「そうなると、いじるところがなくなってきて、この人、10年間、ボケたことなかったなと気づいた。お金を持った雅紀さんをどうプロデュースしていくか」とこれからの錦鯉のスタイルについて真剣に考えていることを明かした。

さらに、渡辺は長谷川のことを「根がまじめ」とこぼすと、タカトシのふたりも共感し、タカは長谷川のことを「たぶんハセは芸人じゃなくて、スーパー人間なんだよ。すごい奇跡を起こす人間。考えたりすると、逆にわざとらしくなるし、ハセという存在そのものがどでかい笑いを作るから」と語ると、渡辺もうなずきながら「たぶん、まわりが期待している雅紀さんと、雅紀さんが思っている雅紀さんって、ぜんぜん違うんだと思うんですよ。まわりは元気でバカなことしてほしいと思ってるんですけど、雅紀さんは、ちょっと自分のこと“できる”って思っている節がある」と明かし、トシも「このタイプの人間は、みんなそう」、タカも「だから手応え感じてないっていうのも、そこなんだよね。自分発信じゃないから」と共感する。そして、トシが「ワッキーさんもそうだもん。あんなにいじって、おもしろい先輩いないのに」とコメントすると、スタジオからは笑いが巻き起こっていた。

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