映画『パラフィリア・サークル』6月公開予定 メインビジュアル&キャスト公開
6月公開予定のサイコ映画『パラフィリア・サークル』のメインビジュアルとキャストが解禁された。
本作は、人間の中に眠るサイコが爆発するサスペンス映画。主演は玉城裕規、共演には川上将大、瀬戸啓太、縣豪紀、大浦龍宇一、三浦浩一らが名を連ねた。
玉城裕規 コメント
映画『パラフィリア・サークル』に玉川健斗役で出演しました玉城裕規です。撮影したのはだいぶ前ですが、こうして公開できる事を幸せに思います。そして、、短い撮影期間ではあったけれど、濃密な時間の中、渾沌(こんとん)とした世界に居続けた感覚を覚えております。この世界を観てくださった皆さまがどう感じるのかがとても楽しみです。たくさんの方に届きますように。
川上将大 コメント
この度映画「パラフィリア・サークル」に出演させていただきました、川上将大です。今回はまた新しい挑戦をさせていただきました。元々チャレンジしてみたい役柄だったのでとても刺激的な現場でした。映画も面白いものになっていると思いますので、ぜひ、新しい一面の僕にも注目していただきつつ、楽しんでください!
瀬戸啓太 コメント
映画「パラフィリア・サークル」に出演させていただきました森瀬京役の瀬戸啓太です。今作の台本をいただいた時から色んな捉え方のある作品だなと感じていました。見れば見るほど自分の解釈を見つけることができる、のめりこめる系の作品だと思います。今回演じた森瀬京という人物ですが、自分の中に閉じこもるという点ではすごく共感できるところもありイメージはしやすかったです。ですが僕自身には共感できない快感を持ち合わせていたのでとてもいい経験になりましたし、人としての殻を破るという意味ではとても勉強になりました。様々な人物を中心に途切れる事なくつながっていく本作とても楽しめると思います。ぜひ劇場にてご覧ください!
縣豪紀 コメント
粟野宗一役を演じさせていただきました、縣豪紀と申します。この粟野という人物にはいろいろな顔があり、最初はすごくサイコパスな印象を感じました。仕事の顔、婚約者との顔、恋人との顔、暴力的な一面やクールな一面、熱い一面とても多面性がある役だと感じました。しかし実際に台本をしっかりと読んでいくうちに、素直すぎるくらい素直で相手が求めている人物になりきるというか自分が
そうであるような思い込みをし、それが本来の自分であるかのように相手に振る舞い、自分もそう思っている人だと思いました。僕自身と重なるところはあまり無かったのですが、自分をどう見てもらいたいのか、こうあるべきではないかなどと考えたこともあったので、少なからずそこの部分はイメージすることができました。撮影自体は短期間でしたが、キャスト同士で話し合えるところは話し合い、読み合わせなどもできたので良い雰囲気で臨むことができました。もちろん本編もですが、メイキングなどもたくさん撮っていただきましたので、いろいろな角度から楽しんで貰えると思います。
脚本家・光伸 春さんからのメッセージ
今回の作品ですが、最初にお話をいただいた時には、オムニバスのサスペンスという企画でした。私もそのつもりでお話を作っていたのですが、出演者候補の俳優さん達とお話しさせていただくうちにその魅力に惹きつけられ、この出演者たちをそれぞれ独立したお話の中で断絶させてしまうのは非常に惜しいと感じ始めました。その結果、当初は完全に別々のお話の集合体だったアイデアが、オムニバス風ではあるのですが1本の筋があり、最終的には全員が顔を合わせるという現在の形へと変化しました。
一般的な感性を持った人間はひとりも登場しません!
今作品は、サスペンスではありますが、愛のお話でもあります。形が1本にまとまり俳優さんたち全員が共演する事で、各々が『普通』の尺度から逸脱した愛の形を持ち、各々が煩悶する、というテーマがより深く際立って描かれたのではないかと思います。この作品に、いわゆる一般的な感性を持った人間はひとりも登場しません。全員が歪(いびつ)です。しかし、それ故に純粋で、決して報われる事の無い愛を、ぜひ見届けてあげてください。
旭正嗣監督からのメッセージ
最初に、プロデューサーから「サスペンス映画をやりたい」と言われて、即決で引き受けた。というのも、アクションやヤクザもの、ホラーなどたくさん撮ってきたけれど、純粋なサスペンス映画は撮ったことがなかったので。サスペンスといったらヒッチコック監督作品とかが思い浮かぶけれど、僕はそれを飛び越えて、1920年代のドイツ映画、とくにドイツ表現主義の嚆矢(こうし)となったロベルト・ヴィーネ監督の「カリガリ博士」を真っ先にイメージした。現実か幻想かわからない、そういうイメージをイケメン4人の物語のオムニバスがいいかと考えたのだけど、脚本の光伸春さんがオムニバス的でありながら上手く1つの物語にまとめてくれて、僕のイメージに近い本が上がってきた。役者については、川上君、瀬戸君は元々知っていたのでイメージに合う役に当てはめて、主演の玉城君は初めて組んだけれど、座長的役割をしっかり果たしてくれたし、縣君は複雑な役柄を懸命に演じてくれてクオリティを出せた。女優陣も時間のない過酷な撮影の中、難しい役をそれぞれ一生懸命演じてくれて、実際この映画の後で、僕の映画の常連になった子が多い。
出来の良い子になった
コロナ禍の渦中の撮影であり、低予算映画の常でいろいろ問題もあったし難産だったが、いつもは完成して反省点ばかり残るのだけれど、今回は割と「出来の良い子」になったと思うし、自作として気に入っている作品になった。日本の映画やエンタメの世界は、海外におくれを取ってとても厳しい状況にあるけれど、応援してくれる映画ファンが少しでも増えてくれることを願っています!
あらすじ
玉川健斗(演:玉城裕規)は小説家で、デビュー作は話題になって売れたが、その後不振が続き、崖っぷち状態にあった。文芸誌編集長の三河(演:三浦浩⼀)に「小説にリアリティがない」とダメ出しされ、妻にも勧められてサスペンス小説に挑もうとする。そしてネットで知り合った自称サイコパス狩りという男に出会う。ここから絡まり合うはずの無い4人のストーリーが始まる。
エリート弁護士の栗野宗⼀(演:縣豪紀)には人には知られたくない秘密があった。良家の令嬢である婚約者がありながら、別に恋人があり、その恋人に苛烈(かれつ)な拷問を仕掛けていく。
大学生の森瀬京(演:瀬戸啓太)は恋人とのプレイに満足できず、より強い刺激を求めて相手かまわず欲望の世界をさまよう。佐川貴史(演:川上将大)は普通のサラリーマンだが、心の奥底に裏の顔を持っている。森瀬の懇願に応えてしまってから、その欲望に歯止めがかからず…。
1月31日(火)正午からはクラウドファンディングも開始。メイキングフォトブックや映画観賞券、メイキングDVD、トークイベントご招待などの特典が用意されている。また、5~6月には公開記念イベントの実施も予定されている。
作品概要
■タイトル
『パラフィリア・サークル』
■キャスト
玉城裕規
川上将大、瀬戸啓太、縣豪紀
園田あいか、鈴木聖奈、川村海乃
吹越ともみ、和泉宗兵
中山峻
脇崎智史、佐竹桃華、タカハシシンノスケ
田辺歩、高橋改、宮崎寿々佳
中村美緒莉、坂本澪香、咲谷菜月
七瀬七名、藤崎朱香、和泉ゆり
相葉千春、滝山康平、馬場莉乃
鈴木征爾、江藤正輝
イジリー岡田(特別出演)
大浦龍宇⼀
三浦浩⼀
■公開日
2023年6月予定
■企画・原案
大勝ミサ
■監督
旭正嗣
■脚本
光伸春
■主題歌
「盗まれた時間」あるとないと
■配給
MARCOT
■公式サイト
https://paraphilia-circle.themedia.jp
■公式Twitter
@paraphilia_cir
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