テレビ朝日、開局以来初の世帯視聴率全日トップ獲得

2023.01.02 16:32

テレビ朝日は2日、2022年の年間視聴率で、個人視聴率プライムトップ、世帯視聴率では全日・プライムの2冠を獲得したことを発表した。世帯の全日トップは開局以来初となる。


テレビ朝日、開局以来初の視聴率世帯全日トップ獲得

2022年1月3日~2023年1月1日の年間視聴率で、テレビ朝日は個人全体でプライム帯(19~23時)5.5%を獲得。2年連続、開局以来3回目の年間プライム1位となった。

世帯視聴率では全日帯(6時~24時)6.7%・プライム帯(19時~23時)9.5%でそれぞれ全局横並び1位となり2冠を達成。全日帯は開局以来初、プライム帯は3年連続、開局以来5回目の1位を獲得した。

看板番組「報道ステーション」など報道・情報番組が好調

年間プライムトップの要因としてはまずは「報道ステーション」、そして週末も合わせたテレビ朝日独自のプライム帯ニュースベルトが年間を通して高い視聴率を獲得。前年から続く「新型コロナの感染拡大」に加えて「ロシアのウクライナ侵攻」「安倍元総理への襲撃」など重大ニュースが続いた激動の年となる中「報道ステーション」は大越健介キャスターを中心に徹底した現場取材と丁寧なスタジオ展開を武器に、自己最長となる4年連続同時間帯でトップに。日曜の「サンデーステーション」は自己最高となる年間平均6.0%を記録し、同時間帯2位となった。

全日帯では「羽鳥慎一モーニングショー」が3年連続で個人全体・世帯ともに同時間帯トップの座をキープ、「大下容子ワイド!スクランブル」は注目のニュースだけでなく番組独自の目線を貫き海外ニュースなど多岐にわたる話題を硬軟織り交ぜて紹介し、第1部(午前10時25分~正午)は9年連続同時間帯トップ、そして第2部(正午~午後1時)では初の同時間帯トップとなった。

「未来への10カウント」「六本木クラス」など話題のドラマも

2022年も数多くの連続ドラマが話題となり、テレビ朝日のタイムテーブルを力強く支えることに。杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)の伝説のコンビが14年ぶりに復活した「相棒season21」は10月12日放送の初回が9.8%、世帯17.3%と大きく注目を集め、10月クールのプライム帯民放連続ドラマで視聴率トップを独走した。

「ドクターX」の脚本家・中園ミホ氏が岡田将生を主演に描いた木曜ドラマ「トラベルナース」も反響。10月クールのプライム帯民放連続ドラマ2位となった。また、竹内涼真が主演を務めた7月クールの木曜ドラマ「六本木クラス」は、初回放送の見逃し配信再生数が274万回を達成し、テレビ朝日の見逃し配信再生数歴代最高記録を更新する話題作だ。

4月クールに放送した木村拓哉主演の木曜ドラマ「未来への10カウント」や井ノ原快彦主演の人気シリーズ「特捜9season5」、7月クールに放送した東山紀之主演「刑事7人」も2022年のプライム帯民放連続ドラマのトップ10にランクインするなどそれぞれ大きな存在感を発揮した。

「ザワつく!金曜日」などバラエティー番組も快調

バラエティーのレギュラー番組では特に週末のレギュラー番組が好調。金曜の「ザワつく!金曜日」は2022年に放送したすべての放送回で同時間帯トップを獲得するなど、勢いが加速。また、土曜の「池上彰のニュースそうだったのか!!」は年間平均で初の同時間帯トップ、そして日曜の「ポツンと一軒家」も年間平均個人全体8.0%、世帯13.8%と高視聴率を連発した。

大型特番「タモリステーション」や年末年始特番も高視聴率

レギュラー番組だけでなく、単発番組も年間プライムトップの一翼を担う。2022年1月に誕生した大型特番「タモリステーション」は、これまで計4作をオンエア。「二刀流 大谷翔平の軌跡」(1月28日)は個人全体9.6%、世帯15.9%を記録、さらに「2022年 民放連賞 テレビエンターテインメント番組部門」で優秀賞を受賞。生放送の「欧州とロシアの狭間で ウクライナ戦争の真実」(3月18日)も個人全体7.8%、世帯13.5%を獲得した。

また「M-1グランプリ2022」12.1%(12月18日※視聴率は19時~22時10分)、「ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE 2022」6.5%(12月23日※視聴率は19時~23時10分)、「池上彰のニュースそうだったのか年末SP」7.3%(12月29日※視聴率は19時~21時)、「アメトーーク年末5時間半SP」7.2%(12月30日※視聴率は19時~23時40分)、「ザワつく!大晦日」6.9%、6.0%(12月31日※視聴率は18時~20時/20時~23時)、「芸能人格付けチェック」13.1%(2023年1月1日※視聴率は18時~21時)、「相棒season21元日SP」8.1%(2023年1月1日※視聴率は21時~23時15分)などの年末年始特番もたたみかけるように高視聴率を叩き出した。

サッカーW杯でテレビ朝日歴代2位の歴史的高視聴率

そして2022年、忘れてはならないのが「FIFAワールドカップカタール大会」。本大会はテレビ朝日とABEMAのパートナーシップの元、完全な協力体制で中継を行い「日本×コスタリカ」(11月27日)は個人全体30.6%、世帯42.9%で、個人全体でテレビ朝日歴代2位の歴史的な高視聴率を記録。全国視聴人数も6000万人を超え、まさに日本中がサッカー日本代表に声援を送った“証”となった。

また、2月に開催された「北京五輪」でも、坂本花織選手が銅メダル獲得した「フィギュアスケート女子フリー」(2月17日)を生中継し、民放の全中継枠1位となる個人全体11.4%、世帯19.0%という高視聴率をマークした。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. テレビ朝日、取締役社長の辞任発表 会社経費の私的使用発覚
    テレビ朝日、取締役社長の辞任発表 会社経費の私的使用発覚
    モデルプレス
  2. テレビ朝日・渡辺瑠海アナ「ミラクル9」卒業 新人・田原萌々アナにバトンタッチ
    テレビ朝日・渡辺瑠海アナ「ミラクル9」卒業 新人・田原萌々アナにバトンタッチ
    モデルプレス
  3. テレ朝「BG」などドラマ・ヒーロー番組の撮影再開へ
    テレ朝「BG」などドラマ・ヒーロー番組の撮影再開へ
    モデルプレス
  4. 「報ステ」富川悠太アナが新型コロナ感染 テレビ朝日が経緯発表
    「報ステ」富川悠太アナが新型コロナ感染 テレビ朝日が経緯発表
    モデルプレス
  5. テレ朝、木村拓哉主演ドラマ「BG」放送延期を発表 新型コロナ対策実施
    テレ朝、木村拓哉主演ドラマ「BG」放送延期を発表 新型コロナ対策実施
    モデルプレス
  6. テレ朝「アメトーーク!」「ロンハー」10月以降も継続を発表
    テレ朝「アメトーーク!」「ロンハー」10月以降も継続を発表
    モデルプレス

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 藤本美貴、“何度でも見返したい”夫・庄司智春&子どもの動画公開 長女のオリジナル楽曲披露も
    藤本美貴、“何度でも見返したい”夫・庄司智春&子どもの動画公開 長女のオリジナル楽曲披露も
    モデルプレス
  2. Hey! Say! JUMP、“楽屋あるある”ノーカット芝居一発OK 知念侑李は2年ぶりの演技に戸惑い「ここでリハビリしていく」
    Hey! Say! JUMP、“楽屋あるある”ノーカット芝居一発OK 知念侑李は2年ぶりの演技に戸惑い「ここでリハビリしていく」
    モデルプレス
  3. くれまぐ・浅見めい、ショーパンから美脚スラリ 冬コーデに「雪の妖精みたい」「スタイル抜群」の声
    くれまぐ・浅見めい、ショーパンから美脚スラリ 冬コーデに「雪の妖精みたい」「スタイル抜群」の声
    モデルプレス
  4. ゆきぽよの妹・ゆみちぃ、黒髪ヘアで雰囲気ガラリ「大人っぽさ倍増」「印象変わる」と反響
    ゆきぽよの妹・ゆみちぃ、黒髪ヘアで雰囲気ガラリ「大人っぽさ倍増」「印象変わる」と反響
    モデルプレス
  5. “因縁の仲”前澤友作氏、ひろゆき氏の「ブロック解除」サラリと宣言 フォロワーからは驚きの声
    “因縁の仲”前澤友作氏、ひろゆき氏の「ブロック解除」サラリと宣言 フォロワーからは驚きの声
    Sirabee
  6. 藤田ニコル、稲葉友との結婚の決め手は?“親友”越智ゆらのに結婚相手のアドバイス
    藤田ニコル、稲葉友との結婚の決め手は?“親友”越智ゆらのに結婚相手のアドバイス
    モデルプレス
  7. 梶裕貴、妻・竹達彩奈に感謝「ありがとうを伝えたい」【第17回 ペアレンティングアワード】
    梶裕貴、妻・竹達彩奈に感謝「ありがとうを伝えたい」【第17回 ペアレンティングアワード】
    モデルプレス
  8. Hey! Say! JUMP知念侑李、“ホテル1泊分”高額土産が話題「メンバーへの愛が溢れてる」「素敵」の声
    Hey! Say! JUMP知念侑李、“ホテル1泊分”高額土産が話題「メンバーへの愛が溢れてる」「素敵」の声
    モデルプレス
  9. 日向坂46佐々木久美、小顔際立つ新ヘア披露「真似したい」「オシャレ」と反響
    日向坂46佐々木久美、小顔際立つ新ヘア披露「真似したい」「オシャレ」と反響
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事