『アトムの童』松下洸平が赤坂にサプライズ降臨山崎賢人は「ほぼ、赤ちゃん」

2022.10.16 18:49

山崎賢人が主演を務める日曜劇場「アトムの童(こ)」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系※初回は夜9:00-10:19)が10月16日よりスタート。これを受け、16日に東京・赤坂のSscas広場でカプセルトイイベントを開催。松下洸平がサプライズで登場した。

同作は、ゲーム業界を舞台に、大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者である主人公・安積那由他(山崎)が、大資本の企業に立ち向かい、周囲の人たちとの関わりによって成長していく姿を描くオリジル作品。松下は、山崎演じる那由他の過去を知る重要人物・菅生隼人(すごう・はやと)を演じる。

松下洸平がサプライズ登場！カプセルトイに挑戦

司会の宇内梨沙TBSアナウンサーから呼び込まれると、グレーのスーツ姿の松下が赤坂のSscas広場にサプライズ登場。観客から大きな拍手を浴びる中、「よろしくお願いします。すごいっすね」と挨拶。続けて、「30、40分前に車でここを通ったら誰もいなくて。ここでやるのかと不安でした(笑)」と明かし、爽やかな笑顔を見せた。

同イベントでは、「アトム玩具」の専務・八重樫謙吾(やえがし・けんご)を演じるでんでんが描いた主要キャラクターのイラストを使用したアクリルキーホルダー全6種類が景品のカプセルトイを実施。

松下もカプセルトイを引くことに。「カプセル引くの久しぶりです」と言い、二礼してガチャガチャに挑戦。すると、「やった！山崎賢人！座長を引きました！」とニッコリ。「本人にバレないようにどっかにつけます」と喜んだ。

風間杜夫“繁雄”のシーンに号泣

司会の宇内アナから第一話の感想について聞かれると、「ものづくりに命をかける人たちがたくさん登場するので、そのエネルギーにすごくワクワクして、こうしちゃいられないという気持ちになります。何か始めたいとか、何か自分も作りたいって思わせてくれるような、エネルギーの詰まった第一話になってます！」とコメント。

特に印象に残ったシーンについては、「あることがきっかけで、風間杜夫さん演じる繁雄さんのおもちゃの会社が、とある危機に晒されるんです。でも、おもちゃ作りに本当に命をかけて生きてきた風間さんのとあるシーンを見たら、僕、不覚にも家で号泣してしまって。繁雄さんの人となりとわかっているので、余計に感情移入してしまって。ぜひ風間さんの熱い芝居、そしてそれを受ける皆さんの芝居に是非注目していただきたいなと思います」と語った。

第一話の出演シーンについて聞かれると、「僕、多分全部でも10分ぐらいしか出てないんです。今は役どころがそれほど明かされていないので、より菅生の存在が気になる第一話になっていると思います」とアピール。

また、演じる菅生と自身の共通点については「僕もドラマ作らせていただいたり音楽をやったり、クリエイトする仕事についてるので、そういった意味では菅生のこだわりとか、頑固なところ、ぶれないところとかは、すごく共感できところではありますね」と明かした。

山崎賢人＆岸井ゆきのの存在がパワーに

さらに、山崎の印象について聞かれると「時間が経つにつれてちょっと分かってきたんですけど、山崎くん多分ね、赤ちゃんなんだと思います。ほぼ、赤ちゃん(笑)。じっとしいてられないんですよね。僕が山崎くんがシリアスなシーンを一緒に撮影するときに、相手の緊張感を受けて本人も演じてるんですけど、どこかじっとできない部分があるみたいで、ずっと(鼻息を荒くするような表情をまねしながら)こう動きたくなっているんですよね。そういうところも那由他とリンクするし、かわいいなと思います」と笑顔に。

また、老舗玩具メーカー「アトム玩具」の一人娘・富永海(とみなが・うみ)役を演じる岸井ゆきのについては「明るくて、岸井さんがいるだけで現場が華やぎます。遅い時間まで撮影することもあるんですけど、やっぱり岸井さんと山崎くんがいてくれると、いつまでも明るくて楽しくて、つられて元気をもらえるので、欠かせない存在ですね」と明かした。

最後に松下は「僕らもまだちょっと撮影中なので、最後までどうなるかってわかんないんですけど、とにかく熱いパワーを持った『日曜劇場』になるんじゃないかなと思います。あと、やっぱり『日曜劇場』をご覧になってくださるファンの方もたくさんいらっしゃると思うんです。そういった方も楽しめますし、ゲームが好きな若い世代の方々にも楽しんでいただけますし、本当に全方位型の『日曜劇場』になると思います！」とアピールした。

※山崎賢人の崎は正しくは「たつさき」