Sexy Zone菊池風磨「DREAM BOYS」稽古期間は10日間 親友・SixTONES田中樹との“筋肉美のぶつかり合い”再び＜会見全文＞

菊池風磨主演「DREAM BOYS」

2004年1月、ジャニー喜多川作・構成・演出、滝沢秀明主演の初演以来、亀梨和也、玉森裕太、中山優馬、岸優太…と、ジャニーズの最旬のアーティストにより大切に演じ継がれてきた「DREAM BOYS」。2021年版に続き、菊池が主演、チャンプ役は、菊池とジャニーズ事務所入所同期で友情を育んできた田中が演じる7 MEN 侍（中村嶺亜、菅田琳寧、本高克樹※「高」は正式には「はしごだか」、佐々木大光、今野大輝、矢花黎）と少年忍者（ヴァサイェガ渉、川崎皇輝※「崎」は正式には「たつさき」、北川拓実、織山尚大、黒田光輝、内村颯太、深田竜生、元木湧、檜山光成、青木滉平、豊田陸人）も顔をそろえ、演出は前回に続き、堂本光一が担当。

菊池と田中の“筋肉美のぶつかり合い”や体を張ったアクションシーンはもちろん、菊池の甘く優しい歌声、田中の迫力のあるパワフルな歌声も注目ポイント。少年たちの夢と究極の友情を描いた感動作となっている。

菊池風磨、稽古期間は10日間

バラエティ番組に引っ張りだこで、8月27・28日に放送された日本テレビ系「24時間テレビ 愛は地球を救う」ではパーソナリティーを務めた菊池。さらにグループでも夏のツアーを行っていたこともあり、「DREAM BOYS」ゲネプロ終わりの挨拶では、稽古時間が10日間だったことを告白。さらに囲み取材は、田中が「今日のゲネプロで初めて風磨と舞台で通してやった」と2人が揃った通し稽古がゲネプロで初めてということを明かし、多忙ぶりが明らかに。

しかし、2人はゲネプロで息ぴったりのステージを見せ、会見でもテンポの良いやり取り。フォトセッションで記者が撮影しやすいように自らが動いて調整したり、後輩のトークを盛り上げていたりと、座長の菊池、菊池をそばで支える田中を中心に、全体のチームワークの良さがにじみ出ていた。

なお囲み取材には菊池と田中のほかに、少年忍者のヴァサイェガ、川崎、北川、織山、黒田も出席した。

以下、会見全文。

「DREAM BOYS」初日記念囲み取材全文

― いよいよ今日初日を迎えるということで、皆さんに意気込みをお願いしたいと思います。…菊池さんからで大丈夫ですか？田中さん。

田中：まぁ…あ、はいどうぞ（笑）。

菊池：とにかく去年に引き続きこうしてまた「DREAM BOYS」の幕をあけることができてすごく嬉しく思います。コロナもそうですけど、怪我にも気をつけて、最後まで元気いっぱいの「DREAM BOYS」をお届けできたらなと思います。

― ありがとうございます。それでは田中さんお願いします。

田中：ようやくですね！今年は2年目ということで、去年が僕たち100点満点だと思っているので、去年と同じ満点のものをお届けするのを意識して作ってきたんですけども…。

菊池：200点目指せよ！

田中：ちょっとキャパオーバーして疲れちゃうので…（笑）。2幕制になったということで去年とは違った、1つ1つのシーンをより深く感じ取っていただけるかなと思うので。より去年よりもこの「DREAM BOYS」の世界観に浸ってもらえたらなと思うので、ぜひ足を運んでくださる方は、この現場の空気を味わって「DREAM BOYS」を楽しんでいただけたらと思います。

川崎：僕たちも風磨くん、樹くんと一緒に去年「DREAM BOYS」に出演させていただいて、グループとして出演させていただくのは2年目になるんですけど、本当に去年やらせていただいて本当に楽しくて！素敵な舞台に携わらせていただけたなと思っていたので、今年も出演させていただくと決まった時は本当に嬉しかったですし、今年も全力で忍者としても、Jr.としてもお2人の舞台を盛り上げたいなという気持ちで稽古を頑張ってきたので、これからも頑張りたいと思います！

菊池：落ち着き方、30代でしょ。

川崎：（笑）。冷静に、冷静にと落ち着かせながら言いました。

織山：去年も「DREAM BOYS」出させていただいたんですけど、元々ずっと出たかった舞台、ミュージカルなので、本当にこうやって今年もできるっていうのがすごく嬉しくて。風磨くんも樹くんも、稽古の時からずーっと優しくしてくださったので、もう苦がなくここまで来られたというか、楽しかったので去年に引き続きよろしくお願いしまーす。

菊池：優しくした？

田中：俺はしてない。…優しくした？

菊池：俺はしてない。

田中：嘘ついてます！

織山：いやいや！

― ここだけのコメントですか…？

織山：そんなことないですよ！やめてください（笑）！

菊池：皆さん、虚偽の報道に加担することになりますよ！

ヴァサイェガ：去年に引き続き「DREAM BOYS」に出演させていただいて、本当に嬉しく思っています。僕的に風磨くんと樹くんはちっちゃい時から仲良くさせていただいていて、すごい大好きな先輩の2人なので、一緒に出れるのが嬉しいですし、去年よりパワーアップしたものを見せられればと思っています。これからもよろしくお願いします。

菊池：そんなに言うんだったらもうちょっと身長遠慮しろよ。

ヴァサイェガ：もうちょっと伸びたいんですよ！

菊池：もうちょっと伸びたいの、身長？

北川：今年も少年忍者、ジャニーズJr.として「DREAM BOYS」に出演させていただくということで、嬉しく思います。今回2年目ということで、お芝居だったりパフォーマンスでももっと成長した姿を見せたいですし、主演の風磨くんやチャンプ役の樹くんの背中を見て、吸収できものはたくさん吸収していきたいと思います。よろしくお願いします。

黒田：今年もこの大きな帝国劇場という舞台で、風磨くんと樹くんの後ろで舞台に立てることがすごく嬉しく思っています。今年は僕ら5人以外にも6人の少年たちがいるんですけど、みんなで少年忍者と7 MEN 侍で先輩たちを押しつつ、「DREAM BOYS」というすごい舞台を盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いします。

― 2人が去年からの新コンビということですが、今年は2年目ということで2人の中で変わったことなどはありますか？

田中：2人っていうのはこっち（川崎を指して）ですか？

― こっち（菊池）ですね（笑）。

田中：ああ！

菊池：そんなわけないだろ！…もおかしいけど（笑）。変わった感じする…？

田中：しないですね…。さっきも話してたんですけど、なんか去年の続きな気がするんだよね。

菊池：そう、続いてる感じするよね。

田中：1年空いているんですけど、去年の最後の日からなんかずっと同じ、長い1年目やっている感じ。

菊池：まじでそう。

田中：その感覚なので、期間は空いていましたけど気持ちは変わらず、去年のまま。

菊池：繋がっている感じがするよね。

― 去年は目が合うとうるっときちゃうみたいな話もありましたが…。

菊池：いやそれは…。

田中：そんな話ありました（笑）！？

菊池：そのまま来てますよ、俺は。

田中：見事に僕もやられてますね。

― （笑）。去年もふまえて、体型維持など苦労したところはありましたか？

菊池：…なんかある？

田中：…。

菊池：…去年のままです！この1年お互いにいっぱいお仕事させていただきましたけど、その記憶も一旦違うところにいって、パラレルワールドで俺らずっとドリボやってるみたいな（笑）。そんな不思議な感じですよね。

― 繋がっているとしても、久しぶりにこうして稽古をして、改めて発見とかありましたか？

田中：なんか、性格悪いわけじゃないんですけど、ないんですよ。

菊池：（笑）。あまのじゃくで言いたいわけじゃなくて、ない。

田中：もう全部知っちゃってるっていうか。まぁでも、この僕と風磨でやらせていただく「DREAM BOYS」の良さは出ているのかなと思いますね。

菊池：でも今回、少年忍者が僕ら代役で通し稽古とか、僕のところを深田くん（深田竜生）、樹のところを元木くん（元木湧）がやってくれていて。元木くんと僕が一緒にやったりとか、深田くんが樹とやったりとかする中で、深田くんと元木くんの知られざる一面を知れたっていう（笑）。こういう子なんだな、こういう顔してんだな、って。

田中：あんなにちゃんと顔見たの初めてだよね。

菊池：そうなのよ！「あー成長してんな」って。ちっちゃい頃は知ってましたけど、こんな感じなんだって。

― 去年より今年の方がお互いが成長したなと評価するとしたら？

菊池：評価？…あります？

田中：評価というか、去年より風磨がかなり忙しかったので…。

菊池：（笑顔を見せながらピース）

田中：（ピースする様子を見て）若干鼻につきますけど（笑）。テレビつけたらいるし、YouTubeもやってるし、ずっとライブもやってたし、かなり忙しかったんですけど、その中でちゃんとやっていて。僕が昨日の通し稽古に来られなかったんですけど、今日のゲネプロで初めて風磨と舞台で通してやったんですけど、ちゃんと風磨が仕上げて来たというか。そういった意味ではやっぱりさすがだなって改めて思いました。

菊池：いや、でも同じくらい樹も忙しい中で…。

田中：あ、はい（ニヤリ）。

菊池：（笑）。忙しい中でやってましたから、そこらへんはやっぱり体調管理とかもそうですけど、セリフとかも結構去年から抜けてなかったよね？

田中：抜けてなかった。

菊池：そういうところとかはしっかりしているんだなと、去年に引き続き意外としっかりしているんだなと思いましたね。あとはやっぱり黒髪の方がいいよね。

田中：めちゃくちゃ言われる。

菊池：もっと言うと俺はもうちょい短いのが好きなんだけどね。

田中：なんか髪型の指定がすごいんですよ！

菊池：僕は好きなんですよ。なので今回は黒髪の樹も楽しんでもらえたらと思います。

― 菊池さん去年より細マッチョになってませんか？

菊池：…えっ？

― 去年は脱いだらすごすぎてみんながびっくりしたっていうことがありましたが、今年は更に絞ってきた感じがします。

菊池：そうですね…んー…。

田中：忙しかったんじゃない？

菊池：そうですね（笑）。忙しさに比例したんですかねぇ。…なんか変な感じでごめんなさいね（笑）。でも去年も絞りたいっていうのがあって、樹くんと階級が違いすぎるという問題があったので、そこも樹も今回はたくさん食事をとっていただきましたし、僕は僕なりにより、確かに落としましたね。

― 体重は？

菊池：僕ここ数年はかっていなくて…見た目だけの勝負で。あ、絞れているなって思ったらそれで終わりという感じ…。あ、今年はすみません！「anan」があったので…すみません！あの時（去年の「DREAM BOYS」）にすごい絞ったんで、それからずっと維持してる感じでしたね。

― 今年は田中さんにご飯を奢ったんですか？

菊池：今年はあんまりなかったですけど、昼夜間になると必ずじゃんけんで勝った方が奢れるっていう。

田中：嬉しいよね、奢れるの！

菊池：嬉しいよねぇ！

田中：恒例の。

菊池：でも去年は結構樹が勝ったんですよ。

田中：奢らせてもらって。

菊池：本当に美味しかったです、すぱじろう。丸亀も美味しかった、ありがとう！

― それは少年忍者の皆さんにも？

菊池：あ、いえ。

川崎：（笑）。入れて欲しいですけどねぇ～。

田中：ちょっと額が増えると迂闊にグーが出せなくなる…（笑）。

川崎：樹くんにじゃんけんで勝ったり負けたりするとすぐに「後出しだ」って言われるんです。

田中：あ、そういえば奢りました！稽古中に！「コンビニ行こうよ」って一緒に行くと、すごいんですよ。カゴ3つ、4つくらいパンパンにお菓子とか入れるんですよ。それでじゃんけんすると、後出ししてくるんですよ。

川崎：してないですよ！Jr.全員（後出し）してないんですけど…。

田中：だから、ここ8月、9月とかはほぼタダ働きじゃないかな。

川崎：いやいや（笑）！

― 裏でも勝負があるということですね（笑）。

田中：そうですね、隠れた勝負が。

― 演出は堂本光一さんですが、光一さんから何か2年目に向けて言葉はありましたか？

田中：んー2年目だからといって、何か特別なことはなく、すごく現実的なといいますか、わかりやすい的確な指示をいただくといった稽古の進め方でした。

菊池：光一さんも忙しいですもんね。今博多座で「Endless SHOCK」をやられていますし、。ただ僕デススパイラルっていう、人形のみんなに囲まれて僕が彷徨うというところがあるんですけど、去年はとにかく葛藤している感じ、頭抱えたり迷ったりする感じと言われたので、僕は稽古場で今年やったんですけど、光一くんが「なんでお前はそんなに彷徨ってるんだ」って…。振付師伝えで言われました（笑）。「コウイチ…」って思いました。今のSHOCKね。

田中：こいつ、一昨日光一くんが「しっかりね」ってその一言だけくれたんですよ。そしたらこいつ、「光一くんもね」って（笑）。

菊池：それは売り言葉に買い言葉的な。光一くんもありますからね、SHOCKが。

― そのメッセージは直接？

田中：スタッフさん伝えに。

菊池：まぁ届いてないと思いますけどね、さすがに！届いてないと信じています！

― この報道を見て届いちゃうかもしれないですね。

田中：そうですね、ぜひ届いて欲しいですね！

菊池：光一くん、本当に。精一杯やらせてもらっています！光一くんのおかげです！ありがとうございます！

― （笑）。少年忍者の皆さんは光一さんから何かありましたか？

川崎：去年よりも役の理解を深めていこうという風なモチベーションというか、題目の元、今稽古をやらせていただいていて。忍者も揃ったり揃わなかったりという期間が続きまして、それぞれのキャラクターが個性の強いキャラクターばっかりなので、それぞれのキャラが強くなるように。それこそ渉とか織山とかセリフが多いもんね。

織山：そうですね。

ヴァサ：織山のギャグの言い方がね。「セクシー」の言い方、毎回考えてるよね。

北川：バリエーションがね。

菊池：毎回はまらないんだよな、光一くんに（笑）。

織山：毎回「もっといいのあるよね」って…頑張ります！

菊池：「無限だからね」って。

川崎：「無限だから、あんまり考え込まなくていいから」ってね。「セクシーは無限だから」って言われて。

織山：セクシーは無限。

菊池：「セクシーは無限」って中島（中島健人）みたいなこと言うじゃん。

織山：僕1回稽古場で「セクシーサンキュー！」って言ったら、めっちゃサムイみたいな…。

菊池：なんか…それはさすがに中島がかわいそうだろ。

織山：健人くんはいいんです！勝手に使ってるだけなので！

菊池：勝手に使って…。

織山：今回は「なおくんです！」というものあって。

菊池：あれは光一くん考案なの？

織山：はい、光一くんが「絶対面白いよ」って。「わかりました！」って。

菊池：絶対面白いよって言ってたの？ガンガンハードル上げてくじゃん（笑）。

川崎：「大丈夫、自信持って」って（笑）。

黒田：今回の舞台、1公演で4回くらい殴られるんですよ。

川崎：チャンプチームだからね。

黒田：チャンプチームは同じチームからも殴られるっていう（笑）。ボクシングをやっているんですけど、4回くらい殴られます（笑）。

織山：でも楽屋でもプロレスやっているので、計7回くらい殴られてるかも（笑）。

― 仲の良さも楽しめるということですね。

川崎：アドリブが増えたのでね、ぜひ見ていただけたら。

― 最後に皆さんにメッセージをお願いします。…田中さんからでいいですか？

田中：僕からですよね！先にね！…あ、そういうことか（笑）。「DREAM BOYS」を帝国劇場で、この劇場に足を運んでいただけることにしっかり感謝しながら、そして足を運んでくださるお客様1人1人にしっかり感謝して、ステージに立てることにも感謝して、しっかり1ヶ月間怪我なく、全員で走り抜けたいと思います。なので、足を運んでくれた方には僕たちなりの「DREAM BOYS」をしっかり全身全霊でお届けしたいなと思うので、せひ楽しみにしていただければなと思います。

菊池：「DREAM BOYS」帝国劇場。この歴史ある劇場で、僕たちがその名を残せるように精一杯、一生懸命、真摯に向き合って戦っていけたらなと思っております。最高の舞台を全員で走り抜けていきたいと思いますので、皆さんご声援どうぞよろしくお願いします。

（modelpress編集部）