吉田製作所、アマゾンで★1評価の“中華製ゲーミングPC”を購入「詐欺同然」と話題

2022.08.30 20:12

提供：ユーチュラ

8月29日、「吉田製作所」（登録者数102万人）「【詐欺】Amazonの『中華製ゲーミングPC（★1）』の闇を暴く【絶対に買うな】」を公開しました。

Amazon評価★1のゲーミングPCをレビュー

吉田が購入したのは、中国のIPASONというブランドの9万9999円のゲーミングパソコン。吉田は以前ツイッターで「24時間以内に2万RT以上で中華製ゲーミングPC（★１）を買います！！！」と投稿しており、これが見事2万リツイートを達成したために購入を余儀なくされたようです。

商品のダンボール箱は、封印がしてあるもののテープを何度も剥がした跡がついており、最初から怪しさが漂います。開封すると、映像出力のためのグラフィックボードがまさかの別入り。グラフィックカードやその他の付属品は梱包材なしで入れられており、かなり雑な梱包です。

そもそもグラフィックボードは6年前の機種（GTX 1050Ti）、メモリは8GBと今の時代にゲーミングPCを名乗るには力不足のこのPC。パーツを確認していくと、記憶装置や電源パーツの仕様は、アマゾンの商品ページと食い違っていることが発覚します。

Windowsのライセンスはなし

PCを起動すると、Windowsがセットアップなしで立ち上がりました。吉田によると、これは中華製品に限らず日本の悪質な中古業者にも共通する特徴とのこと。

インストールされていたWindowsは英語版で、日本語の入力は不可能。その上なんとライセンス認証もされていませんでした。吉田がアマゾンの商品ページを確認すると、「Windows 10」と書いてあるものの「ライセンスが付属するとは一言も言っていない」ことが判明します。吉田は「ついていると思いこんでいた吉田の責任です」と自虐コメント。ライセンスが認証されていないため、「数時間すると、このWindowsはまともに使えなくなります」と吉田は語ります。

実際にApex Legendsなどのゲームをプレイしてみた結果は、「別にプレイはできるけど超ギリギリ」「FPSやるにはちょっと厳しいかな」との評価。国内メーカーのゲーミングPCのほうが、少し割高なものの、性能が良くパーツの品質も良いため吉田は「あの中華を買う価値は全くありません」と一蹴しました。

この商品はアマゾンの倉庫から直接発送されるらしく、吉田の購入後には在庫が補充されていた様子。吉田は

「吉田以外買うヤツいねーだろ」と思うかもしれませんが、安いから売れてるってことだと思います

と語っています。今後、吉田はこのPCを“魔改造”して、プレゼントする予定とのことです。

コメント欄では「中華の闇シリーズ楽しみにしてました！『完全に詐欺』と断言するほどなので、どれだけ酷いのか怖くてワクワクする」「まさしく『絶対買うな』そのもの。　この値段・パーツ構成で搭載ＯＳが未承認なのは『詐欺』同然ですね」「これは酷いな・・・こんな卑品をレビューしてくれる吉田は神だわ」など、驚きの声や、吉田のレビューへの賞賛の声が多くみられました。