榮倉奈々、笑顔を封印して夫に喝を入れる姿に「奥さん最強」の声！

2022.07.03 08:00

提供：asagei MUSE

　背中を押してくれる存在がそばにいれば、困難を乗り越えようとする気持ちも高まるのだろう。

　7月4日に第2話の放送を迎える日曜劇場「オールドルーキー」（TBS系）で、榮倉奈々の演技に注目が集まっている。本作の主役は現役引退を余儀なくされたサッカー元日本代表の新町亮太郎（綾野剛）。その妻で元女子アナの果奈子を演じるのが榮倉だ。

　所属するJ3チームが解散したことで、移籍先を探していた亮太郎。スポーツマネージメント会社のビクトリーに移籍先探しを依頼するものの、彼を欲しがるチームは一つもなく、選手としての寿命が終わったことを宣告されてしまう。

　ハローワークに通って再就職を模索するも、営業の仕事は2週間でクビに。交通整理のアルバイトで糊口をしのぐなか、ビクトリーの高柳雅史社長（反町隆史）から「うちで働いてみないか？」と声をかけられ、契約社員ながら就職が決まった。

　与えられた仕事は、ドイツリーグで活躍する矢崎十志也（横浜流星）に日本滞在中のサポートに関して営業をかけること。亮太郎にとっては高校の後輩で、顔見知りながら、自分の立場と比べてしまうため強く出れないジレンマを抱えることに。しかも矢崎の態度は横柄で、練習相手のレベルや腕の良いマッサージ師の手配、さらにはギャラ5000万円のCMを要求するなど、わがままな無理難題を亮太郎にふっかけていた。

　それでも亮太郎は、なんとか頑張ろうと決意することができた。そこには妻・果奈子による大きなサポートがあったのだ。

「所属チームが解散した時も、慣れない仕事に疲れ果てている時にも、果奈子は夫の亮太郎に寄り添い、励まし続けていました。時には『仕事大変なの？』と湯船に浸かる亮太郎にドア越しで優しく訊ね、『会社クビになったわけじゃないんだから、落ち込んじゃダメよ』と声掛け。そして『何があっても私がいるからさ』と精神的に支える言葉を掛けたシーンでは、亮太郎も自分一人で戦っているわけではないことを実感できたはずです」（テレビ誌ライター）

　そんな果奈子のサポートは、いつも優しい言葉だけとは限らない。後輩のわがままに「なんで矢崎のご機嫌取らないといけないんだよ。裏方は無理」と弱音を吐いた亮太郎だったが、ここで果奈子は「なに甘えたこと言ってるの、亮ちゃん！」とピシャリ。妻ならではの喝を入れてみせた。

　さらに、娘たちには嫌われたくないという亮太郎に「だったら自分は裏方だろうが、矢崎さんがわがままだろうが我慢する。『頑張ります』って言いなさい！」と、身内だからこその叱咤激励で発破をかけたのである。