仲里依紗、16歳で出演した「時をかける少女」再放送に歓喜「自分の声が好きになった思い出の作品」

「時をかける少女」

金曜ロードショーでは、7月1日から2週連続で細田守監督作品を放送。1日は、細田監督の名を一躍世に知らしめた『時をかける少女』。8日は、昨年、興行収入66億円のヒットを記録した『竜とそばかすの姫』をお送りする。

ある日突然、自在に時を超えるタイムリープの能力を身につけた女子高校生の真琴は、日常の些細な不満や欲求のために能力を使うようになるが、やがて、「人生のかけがえのない時間」の意味を見つけ出していく。まぶしすぎる一瞬の輝き、大切なことを思い出させてくれる、瑞々しいひと夏を描いた青春物語。

本作は、2006年、わずか6館の劇場公開でスタートしたが、話題を呼んでロングランとなり、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。さらにアヌシー国際アニメーション映画祭で長編部門特別賞を受賞するなど、国内外の賞を席巻し、細田監督の名を世界に知らしめた。

仲里依紗「時をかける少女」再放送に歓喜

本作で主人公・紺野真琴役を当時16歳で演じた仲は「大好きな『時をかける少女』が久しぶりに金曜ロードショーで放送されること、とても嬉しく思います」と喜びを顕にし、「自分の声が好きになった思い出の作品です。初めての方も何度もご覧いただいている方も、是非この機会を見逃さずに楽しんでください！」と本作への思いを明かした。

「竜とそばかすの姫」地上波初放送

第2夜は『竜とそばかすの姫』を地上波初放送。細田監督史上最大のヒット作となった本作は、カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「カンヌ・プルミエール」に選出されたほか、世界各国で好評を博している。主人公のすず／ベルを演じた中村佳穂が歌う主題歌「U」（millennium parade×Belle）もヒットとなった。

『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生をヒロインに据えた、細田監督作品の集大成ともいえる本作。

母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界「U（ユー）」で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語となってる。現実世界と仮想世界2つの世界が、最高峰のアニメーションと音楽の融合によって圧倒的スケールで描き出される、かつてない映画体験をお届けする。

「金曜ロードショー」オープニング特別バージョン放送

さらに、「金曜ロードショー」のオープニングでは、スクリーンの前で各国の女性たちが佇むシーンがあるが、このオープニングは細田監督が制作したもの。今回の2週連続細田作品放送に当たり、昨年に引き続きスぺシャル企画として、『時をかける少女』の真琴と、『竜とそばかすの姫』のベルが登場する、この2週だけの“特別バージョン”をお送りする。（modelpress編集部）

「時をかける少女」ストーリー

高校2年生の真琴は、春に転校して来たばかりの千昭と医者の息子で秀才の功介の2人のクラスメイトと、放課後に野球をしたり、カラオケをしたりするごく普通の女の子。ある日突然、時空を飛び越える能力を手に入れた真琴は、深い考えもないまま小さな欲求に従って過去と現在を行き来するうちに、自分にとって一番大事なかけがえのない時間がそこにあったことに気づくのだった…。

「竜とそばかすの姫」ストーリー

自然豊かな高知の田舎町に住む17歳の女子高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界「U（ユー）」に参加することに。

「U」では、「As（アズ）」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けた「As」としては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。数億の「As」が集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。

「金曜ロードショー」今後の放送ラインナップ

・7月1日よる9時『時をかける少女』※本編ノーカット
・7月8日よる9時『竜とそばかすの姫』※地上波初放送・本編ノーカット
・7月22日よる9時『ジュラシック・ワールド』※本編ノーカット
・7月29日よる9時『ジュラシック・ワールド／炎の王国』※本編ノーカット
・8月5日よる9時『モンスターズ・インク』※本編ノーカット