もくもくちゃんが真彩希帆のために似顔絵イラストを描きおろし!

真彩希帆が人気イラストレーター・もくもくちゃんに念願のインタビュー「うれしすぎて喜びをどう伝えたらいいものか!!」【連載:真彩希帆の知りたい!芸の道#7】

2022.05.27 08:00
もくもくちゃんが真彩希帆のために似顔絵イラストを描きおろし!

2021年4月に宝塚歌劇団を退団し、新たな“芸の道”に踏み出す真彩希帆が、「今、会いたい人」にインタビューし、芸の道を極めていく連載「真彩希帆の知りたい!芸の道」。

第7回目のゲストは、イラストレーターのもくもくちゃん。TwitterやInstagramで癒しや優しさをテーマに、なでなでしてほしいウサギやそのなかまたちのイラストを配信し、そのかわいらしい絵や温かい言葉で人気となっており、6月15日(水)には自身初となるムック本も発売される。

普段からLINEスタンプを愛用したりグッズを集めたりするなど、もくもくちゃんのイラストや文章の大ファンだという真彩が、もくもくちゃんへ念願のインタビューを実施。

また、対面での取材が叶わなかったため、もくもくちゃんが今回のために真彩と“なでなでしてほしいウサギ”たちのイラストを描きおろした。

今回、真彩がもくもくちゃんへの愛を時折爆発(?)ながらも、制作の裏側やもくもくちゃん自身の考え方に迫った。

もくもくちゃん「もらった優しさを、今度は自分が発信していけたら、みんなに教えてあげられたらなと」

真彩:はぁ…。(緊張気味)。まず、もくもくちゃんとお呼びしてもよいのでしょうか…?

もくもくちゃん:はい、大丈夫です!

真彩:Instagramなどで拝見していて、LINEスタンプも全部持っているんです!イラストももちろん大好きなのですが、もくもくちゃんさんが書かれる文章も大好きで…。完璧にファン目線での質問になってしまうのですが、人を思いやる文章や温かいメッセージはどのようなところから生まれているのでしょうか?ご自身の中から生まれるものなのか、お子さんもいらっしゃるかと思いますが、そういった生活の中でとか、人と出会ってとか、何かきっかけがあるのでしょうか?

もくもくちゃん:私がイラストをSNSで発信し始めたのは、会社員時代にTwitterを始めたことがきっかけなんです。ただの息抜きとして。会社がだめだったというわけではないのですが、しんどいとか、行きたくないとか、最初はそういうのばっかり発信していました。本当にただのつぶやきというか…。

その後、いろんなことがうまくいかずに心が疲れてしまったことがあったのですが、そのときに友達や周りの人に助けてもらったり、優しい言葉をかけてもらったりして、すごく救われたんです。私は結婚して会社を辞めたのですが、そうしたら今までのストレスがなくなって周りを見る余裕ができてきて。そうなったときに自分がしんどい時にもらった優しさを、今度は自分が発信していけたら、みんなに教えてあげられたらなと思って、メッセージを込めた作品制作も始めました。

真彩:すごく分かります…。私もしんどい時というか、何か癒しがほしいけど何が癒しになるかわからない…みたいな時がありましたし、皆さんの中にもあるのではないかなと。

私はキャラクターの中でも“なでウサちゃん”が特に大好きでスタンプもよく使うのですが、イラストがかわいいのはもちろん、「ぎゅむ~」とか「なでなでして」とか、とてもシンプルな言葉がいっぱいじゃないですか!私はすごく人に甘えるのがへたな人間なので、こんなシンプルでいいんだなって気付かせてもらうことがあって。 “なでウサちゃん”や“シロクマ”とか“だいじょうぶ~”の優しい言葉を、スッと伝えられる人もいるかもしれないけれど、普段なかなか伝えられない人も自分の気持ちを素直に伝えることができるスタンプだなぁと思っています。そして何よりあったかくて優しい言葉に癒される。だからこそ、もくもくちゃんが描かれる世界がたくさんの方に愛されているのだと思います。

真彩「人の心に寄り添って表現して発信するというのは、誰にでもできることでは無いとてもすてきなこと」

真彩:もともと絵は習っていらっしゃったんですか?

もくもくちゃん:小さい頃から絵を描くことは好きだったので、絵を描く仕事に就きたいとは思っていました。だから高校も美術大学を目指すことができるような学科があるところに進学したのですが、色んな事情があって家族からは反対されてしまって…。それに家族を納得させられるほど、自分の実力に自信がなかったので、美術大学への進学は諦めましたが、先生からのすすめをいただ きデザイン関係の会社に就職をしました。

真彩:そうだったんですね! インスタライブではデジタルでイラストを描かれているかと思うのですが、普段はどのように描いていらっしゃるのでしょうか?

もくもくちゃん:パソコンで描く方法は会社に入ってから学びました。でも、iPadで描くのは本当に簡単なのでどなたでもすぐにできますよ!

真彩:もくもくちゃんの絵はデジタルであっても手描きのような柔らかさがあって、色味が絶妙にかわいい!! そこも大好きなんです。実は私も学生時代は美術部だったんです。なんでもないイラストをパステルを使って描いていました(笑)。質感と優しい色味が大好きで。今も、ふと思い立った時や、ファンクラブのグッズの絵なども描いたりしています…。

もくもくちゃん:うわぁ! バリバリ描かれているじゃないですか!!

真彩:プロの方の前ですみません…恥ずかしいです…(笑)。デジタルじゃない時はクレパスを使われているんですか?

もくもくちゃん:クレパスと鉛筆で描いてます!

真彩:イベントで絵を拝見した時に、クレパスにしては線が細いな…と思っていたのですが、クレパスなんですね! すごいなぁ…。

もくもくちゃん:鉛筆で輪郭を描くと結構いけちゃいますよ!

真彩:もくもくちゃんにはたくさんの仲間たちがいますが、以前、キャラクターが“爆誕する”ということをSNSでおっしゃっていたかと思うのですが、キャラクターたちはどのように誕生しているのでしょうか?

もくもくちゃん:なんだか申し訳ないのですが、毎回本当にゆる~い気持ちでやっているんです(笑)。InstagramもTwitterも計画的に始めたわけではなく「これかわいいやん」ってものを発信してしまっているので…。本当に素の状態で出しちゃっています(笑)

真彩:最高です!! 本当にどの子もかわいいです! これからもいろいろな仲間たちが爆誕するのをゆる〜く楽しみにしています(笑)。少しパーソナルな話になってしまいますが、お子様もいらっしゃるとのことで、お子さまからインスピレーションやイメージを受けることはありますか?

もくもくちゃん:そうですね…、実はそういうことは少ないのですが、最近の話で言うと、先日子供のランドセル選びに行ったのですが、最近のランドセルってすごいですよね。色も形も色んな種類があって、男子が黒、女子が赤という縛りもなく、流行なんかも何も気にせず自分の意思で自由に選んでい い。個性を生かせること、個性を大切にすることってとてもいいなって思いました。そういった子供たちと共に過ごす中で気づきを得るということは多いです。

真彩:なるほど。私を含め、本当にたくさんの方の心を癒していると思うんです。もくもくちゃんご自身も先ほどもおっしゃっていたように、辛い経験をされてその時に助けてもらった時のことを優しい絵柄やメッセージで人の心に寄り添って表現して発信するというのは、誰にでもできることでは無いとてもすてきなことだと思います。どれだけ癒しをいただいているかわかりません。本当にありがとうございます…というファンの感想なのですが(笑)。

もくもくちゃん「強くなろうとか、笑顔で居続けようとか思わなくても大丈夫」

真彩:私もこの連載や自分の歌を通して、「自分自身に優しくいるのが一番だと思う」ということをファンの方にお伝えしたいなと思っているのですが、もくもくちゃんはどう思われますか?

もくもくちゃん:おっしゃる通りだと思います。今って皆さんすごく頑張って いますよね。頑張りすぎているなぁって。私もそうだったから今、そういったイラストやメッセージを描けているのですが…。「大丈夫?」って聞かれた ら、「大丈夫」って答えてしまう人がほとんどだと思うんです。でも、私はそう言ってしまったから体を壊してしまった。 頑張りすぎた上に頑張るんじゃなくて、一度休んでみるとまた新しい頑張れる 力が生まれてくるから、休む勇気がみんなにあればいいなと思います。休んでいいよって空気をみんなで出していけたらいいですよね、社会的にも。体を壊してしまったからこそ気づく周りの優しさもあるし、どんなことも全て経験になると言えばそうなのですが…。でも強くなろうとか、笑顔で居続けようとか思わなくても大丈夫。しんどい時は休んで、「次は絶対にいいことある!こんなにしんどいんやから次は神様いいこと起こしてくれるやろ!」という自分にとっての良い考え方をしてほしいです。

真彩:休む勇気というのは必要だなって本当に思います。自分自身も経験があるのですが体の不調というのは心のヘルプでもありますよね。気づいていたら止めることができていたのかな…って今だからこそそう思えるというのもあるのですが(笑)。

でも、気づいていても止めない人、止められない人って多いと思うんです。私自身もようやく本当は大丈夫ではない時に「大丈夫じゃない」って言えるようになりました。大丈夫じゃない時に苦しい気持ちを押し殺して、我慢して”大丈夫”って言わなくて大丈夫なんだよって…”本当は私、大丈夫じゃない”を言える周囲の優しさが広がっていったらいいなと思います。

あと、私、結構もくもくちゃんのグッズを舞台の稽古場で着ていることが多くて。そうすると「もくもくちゃんだ!」って言ってくれる人が結構多いんですよ! しんどくてもしんどいって言えない方が世の中少なくないんじゃないかなと思っていて。なので私は率先して推していっています(笑)。あと、街中でTシャツを着ていた時に小さな子に「なでウサちゃんだ!」って言われたんですよ! 皆さん知っているんだぁってとてもうれしくなっちゃいました!

もくもくちゃん:そうなんですね、とてもうれしいです! 私は地方に住んでいるので全然実感がなくて…。コロナの影響でポップアップショップにも足を運べていないので、「本当に開催されているのか…?」みたいな感覚で(笑)。

真彩:たくさんお客さまがいらっしゃいましたよ! 皆さんすごく楽しそうに見ていらっしゃって、優しそう〜な方が多いなと感じました(笑)。あと店員のみなさんキャラクターに詳しくて、これまた優しくて…!! 何を厳選して買うか悩んでいたら、親身になって相談に乗ってくださいました。

もくもくちゃん:ポップアップに関してはファンの方から店員さんの募集をかけたりしたので、そういったところもあったかもしれないですね。うれしいです。

もくもくちゃん「お話しできて本当にうれしかったです!」

もくもくちゃん:お話をいただいた時は本当に私でいいのかなって…。これまでインタビューされてきた方はもう皆さんそうそうたる方じゃないですか! こんなド田舎の一般人が出ていいものなのかと…。うれしいのと緊張でソワソワして、何度もお手洗いに行ってしまいました(笑)。でもお話しできて本当にうれしかったです!そして、本当にお会いしたかったです。

真彩:とんでもないです! 舞台に立つ人間ではありますが、私も普通の人間。”心の底にある優しさは一緒”ということが伝わればいいなということも思いながら、この連載もやらせていただいているので、このインタビューをきっかけにさらにたくさんの方がもくもくちゃんに癒されてくれたらいいなと思っています。また、私もポップアップショップには駆けつけますし、ファンとして更新も楽しみにしていますし(笑)舞台の公演で地方に行くこともあるので、本当にお会いできたらいいな…。

もくもくちゃん:Instagramを拝見していて、シルバニアファミリーとかパペットスンスンとか、好きなものが同じだなと思ったりしていたんです! なのでぜひそういったこともお話ししたいですね。

真彩:はい! ぜひ! そして何より描きおろしのイラストまでいただいて…。かわいい…うぅー…。本当にありがとうございます! 私は笑うと目が半月形になるのですが、なでウサちゃんと一緒で! 親友にも「なんか似てるね」って言われるんです(笑)。もううれしすぎて喜びをどう伝えたらいいものか(笑)!! 本当にありがとうございました!

■担当者から一言

大変お待たせいたしました、久しぶりの更新です! 今回は、真彩さんが普段からラインスタンプなどを愛用しているというもくもくちゃん。ラインスタンプやグッズを画面越しにお見せしながら「これが好き!」と熱弁したり、書ききれないほどの真彩さんの愛が終始爆発したインタビューとなりました(笑)。今後のゲストも続々と決まっており、お休みをいただいていた分、更新頻度もグンとあがりますので、皆さんお楽しみに!

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