ホリエモン「老婆心で言ってるだけ」 炎上した発言を解説し反響

実業家でタレントの“ホリエモン”こと堀江貴文さんが28日に自身のYouTubeを更新。

「大学に行く意味がない」発言に“クソリプ”が飛んでくることを明かし、解説動画をアップし、「一番説得力ある説明」「優しい」など大きな反響が寄せられています。

ホリエモン「クソリプがいっぱい...」

これまで堀江さんは「大学にはブランドとしての価値しかないので、東大以外の大学なんて行く価値がない」「大学に行くのはお金と時間のムダ」「これからの時代は必ずしも大学に行く必要がない」「学歴は究極のオワコン」など、「大学に行く意味がない」と、自身のツイッターや様々なメディアで発信しています。

今回の動画では、この発言に対して「クソリプがいっぱい飛ばされてくるんで...」と明かし、解説することにしたようです。

【動画】「あななたちの行く末をわざわざミスリードしてるわけじゃない」と訴えるホリエモン

30年前と現在の違い

多く寄せられるのは「お前、大学行ったじゃねーかよ」とのコメントのようです（堀江さんは、東大に現役入学。大学4年時にホームページ制作や管理運営を行う有限会社を設立し、これと前後して中退しています）。

これについて堀江さんは「僕が行ったのは1991年入有学なので、今から30年以上前」と説明し、「インターネットで世界中の人たちが繋がれるような時代ではない」と、当時のインターネットはごく一部であった上に、ウェブサイト・SNS・スマホがない時代だったことを回顧。

「今でこそSNSで簡単に繋がれますけど」という堀江さんは、当時は大学に行くことによって自分と同じ知的レベルの仲間と繋がれる、大学教授など知識人と繋がれる手段だったといいます。

「得られるものは少ない」

続けて「オンラインサロンもなかったし、メールマガジンもなかったし、フェイスブックグループもありませんでした。今はある！」「Kindleで世界中の本がデジタルで読めるし、世界中の論文が読める」と、知的好奇心を満たすだけなのであれば、ネットで完結できることも多いと説明。

また、「サークルが」「キャンパスライフが」などの意見も寄せられるようで「わざわざ同年代の社会に出ていない奴とつるんだところで、得られるものは少ない」「オンラインサロンなんかで、面白いことやってる大人たちと会ったほうが成長できるし、何より楽しいと思う」と伝えました。

奨学金「返せるやつのほうが少ない」

大学生活になじめずに心が病んでいく人も少なくありませんが、「今の時代、集団生活なんてできなくても仕事はいくらでもあるし、生きていける」「わざわざ集団生活に飛び込んで自分の心を病んでいく必要はない」と持論を展開。

さらに「日本の企業の成長率は、世界的にも厳しいことにもなってくる」と指摘し、高い奨学金について「返せるやつのほうが少ないと思う。投資した金以上に回収できなかったら、その投資意味ないじゃん。金のムダ」と改めて発信しました。

クソリプに解説「優しい」

最後に、堀江さんは「クソリプ飛ばしてきたって、僕は親切心で言ってるだけなんで。老婆心で言ってるだけ」「あななたちの行く末をわざわざミスリードしてるわけじゃない」と、訴えました。

今回の動画には「クソリプ勢じゃなくて純粋な高校生に語りかける感じの方が救われる人が多いと思います」「大学いく意味ないと言う方は多々いますが、堀江さんが一番説得力ある説明をされていますね」「解説しながら、悩んでる若者を励まし救ってる」「解説するって優しいねｗ」などの反響が寄せられています。

https://youtu.be/0B9PZcmWsAg

（文／fumumu編集部・冬野 とまと）