年収チャンネル・株本代表が“賭けポーカー騒動”を謝罪自身の関与は否定

2022.02.23 16:37

提供：ユーチュラ

2月22日、ビジネス系チャンネル「年収チャンネル」（登録者数20万人）が「お騒がせして申し訳ございません」と題した動画を公開。同チャンネルを運営するStockSun株式会社の社長・株本祐己氏が出演し、“賭けポーカー”騒動を謝罪するとともに、自らの関与を否定しました。

執行役員の植本氏が賭けポーカーに関与

「令和の虎」（登録者数43万人）の出演者らが“賭けポーカー”をおこなっていた問題で、年収チャンネルは21日に動画を公開。StockSunの執行役員でチャンネルにも出演する植本涼太郎氏が一人で出演し、賭博への参加を謝罪するとともに、当面出演を見合わせると発表しました。

代表の株本氏は、15日に違法賭博への関与を否定して以来、SNSを更新せず。こうした状況を受けてか、21日の動画には株本氏による説明を求める声も相次いで寄せられていました。

株本氏は賭けポーカー関与を否定

今回の動画で株本氏は、「私は賭けポーカーをおこなったことは一度もございません」と、自身の参加を改めて否定しました。

賭けポーカーは、StockSunが運営する新宿歌舞伎町の会員制バー「StockSun Lounge」内でもおこなわれており、ネット上では「賭博場開張図利罪に抵触するのではないか」との指摘もあったそう。株本氏は、弁護士から「抵触しない」との回答を得ているとした上で、賭博の場の提供や、利益の受けとりを否定しました。

賭博場開帳図利罪とは、賭博場を開帳し、利益を図った場合に成立する犯罪のことです。
賭博場開帳図利罪は、刑法186条2項前段において規定されています。
賭博場開帳図利罪の刑事罰は、3月以上5年以下の懲役です。（横浜ロード法律事務所）

株本氏は、会員制バーで客同士がトランプで遊んでいたことは認知していたものの、金銭が絡んでいるとは知らなかったのだとか。再発防止策として、今後は店内でのトランプ利用を禁止するとしました。

賭けポーカーに関連して3名を処分

株本氏は年収チャンネルに出演する植本氏、山本氏について、賭けポーカーへの関与を知りつつも、参加をやめるよう指示しなかったことを認めて謝罪。今後当面の間、2人のYouTubeチャンネル出演は自粛させるとのことです。

株本氏は、StockSun株式会社の正社員は自身のみで、その他の関係者は「別の会社の代表だったり個人事業主である」ため、基本的には株本氏本人が処罰を与える立場にはないと説明。しかし、植本氏には委任型執行役員の役職を解くとしたほか、「StockSun Lounge」の運営責任者の役を務めていた「やんちむ」（登録者数3000人）についても解任すると報告しました。