「WOWOWオリジナルドラマヒル」完成報告会に登壇した赤楚衛二、坂口健太郎（C）モデルプレス

赤楚衛二、坂口健太郎へのバトン引き継ぎは「めちゃくちゃヒリヒリ」 2年ぶり共演の喜び語る＜WOWOWオリジナルドラマヒル＞

2022.02.07 19:43 views

俳優の赤楚衛二と坂口健太郎が7日、都内で行われた「WOWOWオリジナルドラマヒル」（毎週金曜23時放送　※3月4日より全12話）完成報告会に登壇。2年ぶりに共演した心境を語った。

赤楚衛二＆坂口健太郎主演「WOWOWオリジナルドラマヒル」

今作は、WEB・アプリで人気を博し話題を呼んだ漫画「ヒル」「ヒル・ツー」（新潮社バンチコミック）を連続ドラマ化。2シーズン構成で放送され、それぞれ6話ずつの全12話で放送。他人になりすましをされた青年が、他人に寄生する不法滞在者“ヒル”の存在を知り、彼らに果敢に立ち向かっていく。その中で、なぜ、ヒルたちが産まれてしまったのか。なぜ、彼らは社会から落ちこぼれてしまったのかを知り、彼自身もまた人としての本当の愛情に気づき、心の機微を取り戻していく様を描いていく。他人に寄生して生きる者たちの運命と格差社会の闇を描く新時代の社会派復讐サスペンスドラマ。

Season1では赤楚が、他人になりすましをされ殺人未遂罪で警察に追われるユウキ役を、Season2では坂口が、掟を破るヒルを罰する“ヒル狩りのカラ”の異名を持つ伝説のヒルを演じた。

赤楚衛二、坂口健太郎に「頼もしさと力強さを感じた」

赤楚は先輩である坂口との2年ぶりの共演に「2年前は頼もしい背中、今も背中しか見てないんですけど、今回は役柄も相まって頼もしさと力強さを感じたなと思いつつ今登壇させてもらっているのがすごく感慨深いし嬉しいです」としみじみ。

坂口も「映像を観たときに感慨深さがあった」と頷き、「今、楽じゃない？普通こういう舞台挨拶って緊張しない？でも（今は）楽だよね」と気心が知れた仲だからこそリラックスしていると話すと、赤楚も「思いました。安心していられている感じがあります」と共感し、仲の良さをうかがわせた。

さらにSeason1からSeason2にバトンを渡すことについて赤楚は「めちゃくちゃヒリヒリしています。（坂口から『なんで？』と聞かれ）だってSeason1で飽きられたらSeason2にパスできないじゃないですか？」とプレッシャーも吐露すると、坂口も「逆もあるよ。Season2なんか違うなとか（笑）」と応じた。

赤楚衛二、役作りで携帯・テレビ断ち「寂しがり屋なんですけど…」

坂口健太郎、赤楚衛二の“やられっぷり”絶賛

また、2人の共演シーンは少なく撮影は2日間しかなかったそうだが、赤楚は「死にそうになるところを助けてもらったから印象的でした」と役に重ねて尊敬の眼差しを向け、坂口は「嬉しい」と笑顔に。

カラはアクションシーンで強さを発揮する一方で、ユウキは「ボコボコにされる」と周りから殴られるシーンが多いため、坂口は赤楚の“受け”の芝居を「やられる“受け”も難しいんですよ。赤楚の撮影を現場で『すっごい良いやられっぷりだな』と思って見ていました」と絶賛。赤楚は「撮影中はずっとやり返したい、やり返したいと思っていました」とやられっぱなしの役柄の苦労を語った。

坂口健太郎、アクションシーンの“役設定”に苦労

赤楚衛二＆坂口健太郎、住みたい理想の部屋は？

イベントでは他人の部屋に寄生するヒルにちなみ「2人が住みたい理想のおうちやインテリア」のトークも。

赤楚が「大きい加湿器を最近買いました」と話したのに対し、坂口は「乾燥がわからないんですよ。感じたことがない」と告白。さらに坂口は「猫舌なので買って良かったものはウォーターサーバー」と明かし、段々とリアルな家電トークに話題が脱線。

赤楚が「絵を飾ってあるお家が良いと思います」と軌道修正すると、坂口から「自分で描いて飾れば良いじゃん」と提案されたが、赤楚は「絵心はゼロですね…」と答えるなど、掛け合いで盛り上げた。（modelpress編集部）