赤楚衛二、役作りで携帯・テレビ断ち「寂しがり屋なんですけど…」<WOWOWオリジナルドラマ ヒル>
2022.02.07 20:12
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俳優の赤楚衛二と坂口健太郎が7日、都内で行われた「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」(毎週金曜23時放送 ※3月4日より全12話)完成報告会に登壇。赤楚が役作りについて振り返った。
赤楚衛二&坂口健太郎主演「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」
今作は、WEB・アプリで人気を博し話題を呼んだ漫画「ヒル」「ヒル・ツー」(新潮社 バンチコミック)を連続ドラマ化。2シーズン構成で放送され、それぞれ6話ずつの全12話で放送。他人になりすましをされた青年が、他人に寄生する不法滞在者“ヒル”の存在を知り、彼らに果敢に立ち向かっていく。その中で、なぜ、ヒルたちが産まれてしまったのか。なぜ、彼らは社会から落ちこぼれてしまったのかを知り、彼自身もまた人としての本当の愛情に気づき、心の機微を取り戻していく様を描いていく。他人に寄生して生きる者たちの運命と格差社会の闇を描く新時代の社会派復讐サスペンスドラマ。Season1では赤楚が、他人になりすましをされ殺人未遂罪で警察に追われるユウキ役を、Season2では坂口が、掟を破るヒルを罰する“ヒル狩りのカラ”の異名を持つ伝説のヒルを演じた。
赤楚衛二、役作りでテレビ・携帯断ち「めちゃくちゃ寂しかった」
赤楚は親が殺人犯というユウキの境遇を踏まえ、「色んな人にいじめられたりしながら静かに暮らしたいと思いつつどこか自分も幸せになりたいと思っていてその悲しさを背負っていかなければいけない」と役を落とし込んでいったそうで、序盤の役作りでは普段から携帯やテレビから距離を置いていたとのこと。当時のことを聞かれると「めちゃくちゃ寂しかったですね、僕寂しがり屋なんですけど(笑)」と可愛らしく打ち明け、「普通の幸せを手に入れちゃいけないんだという自責の念を持って、きついながらもやりました」と振り返った。
ユウキは警察から逃れる中、知り合ったヒルのゾーカ(吉川愛)と共に、ヒルから自分の身分を取り返そうと奔走し、自らもヒルの世界に巻き込まれていく。
撮影ではセットではなく実在する部屋を使ってヒルとして他人の部屋を渡り歩いたといい、赤楚は「背徳感じゃないですけど、最初が(設定で)ガールズバーの店員さんのお家だったので『うわーこれが女の子のお家か』と思って。女の子のピチピチの服を着て寝たので申し訳無さでいっぱいでした」と撮影時の心境を回顧。
吉川とは「ワンちゃんの話だったり麻辣湯の話だったりゲームの話だったり」で盛り上がったそうで、「ヒルチームも役は怖かったんですけどお子さんの話とか聞くとほっこりして色んな人がいて面白かったです」とストーリーとは違い、撮影現場は和気あいあいとしていたことを思い返した。(modelpress編集部)
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