「私たち結婚しました」
本番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクした、「ABEMA」オリジナルの恋愛モキュメンタリー番組。多方面で活躍している有名芸能人同士の結婚生活に密着し、期間限定の夫婦生活のなかで、結婚式や新居の準備、寝室での様子など普段見ることができない、夫婦のリアルな様子をお届け。
シーズン2となる今回は、
浅香航大と
トリンドル玲奈のペア、
塩野瑛久と
足立梨花のペアの2組が結婚生活を送り、それぞれの夫婦が限られた期間のなかで理想の夫婦のカタチを築いていく。
浅香航大＆トリンドル玲奈、温泉旅行の布団でイチャイチャ
妻であるトリンドルのお祝いで温泉旅行にきている浅香夫婦。夜には、安定しない布団のうえでジェンガをして2人で賑やかに楽しむ。その後は「じゃあ、普段はしないけどギュウして寝たりしてみる？」と提案し、布団のなかで密着して寝ることに。トリンドルが浅香を「寝れそう？」と見上げると、浅香もトリンドルを見つめ至近距離。スタジオが「きた！」「チャンス！」と期待するも、浅香はトリンドルの頭をなでなでする。その後もなかなか眠れない様子の2人は、お互いのほっぺを掴み合い「プニプニだね、ほっぺ」「玲奈もプニプニじゃん」とイチャイチャ。最後は浅香がトリンドルのおでこに優しくキスをして眠りについた。
そして翌朝、朝食を終えると浅香の運転で移動。車中でトリンドルが「今日ね、したいことあるんだよね」と明かし、スノードーム美術館でそれぞれ思い出の写真を使ったオリジナルのスノードームを作ることに。完成したスノードームは交換して持って帰ることになり喜ぶ浅香。「（浅香への）感謝を形にしたかった」というトリンドルの思惑は大成功した。
そして家へ帰宅すると、ペットの魚たちに「ただいま」と声をかける2人。その後、浅香は水槽を見つめながら「ちょっと、くるねえ」とこれまでを振り返って今にも泣きそうな表情に。それを見たトリンドルは「大丈夫、大丈夫」と浅香をさすりながら「楽しい思い出だよ。泣いちゃだめだよ」と優しくなぐさめた。
浅香航大＆トリンドル玲奈、カメラを忘れて何度もガチキス
その後は、トリンドルの提案でスカイツリーへ行くことに。スカイツリーに到着すると、夜景を一望しながら「今日で、終わり」とかみしめる。そして2人は、お互いの感謝を伝えるため手紙を読みあうことになり、まずはトリンドルから手紙を読みあげていく。「航大、短い時間だったけどありがとう。いっぱいわがままを言ったのに、いつも優しくて、居心地がすごくよかったよ。いっぱい一緒に笑えてうれしかった。なにからなにまで本当にありがとう。 玲奈」と、トリンドルらしい言葉で感謝を伝えると、浅香は「うれしい」と言い手紙を受け取る。続いて、浅香の番。自身も「ちょっとまって、多いかも」というほど、ぎっしりと書かれた手紙を読み始め「よく笑う可憐なあなたに僕の心はすぐに惹かれていきました」「すべてを愛おしく思います」などと綴り、「なかなか弱みや悩みを表に出すことはなかったけれど、俺はなにがあっても玲奈の味方です」と締めくくると、トリンドルは「そんなこと言われたら泣いちゃうよ」と大粒の涙を流した。「本来の自分の100倍くらいいいことが書いてあった」「頑張れないなって思ったときに、これを見たらすごく元気が出そう、ありがとう」と、ともに夫婦生活を歩んだ浅香にめいっぱいの感謝の気持ちを伝えた。
そして、お互いに手紙を読み終えた2人は見つめ合い、浅香がトリンドルのおでこにキス。これで終わりかと思いきや、トリンドルが「おでこ？」と言うと、浅香はついにトリンドルの唇にキスした。待ち焦がれたキスにスタジオは「ひええ～っ！！」「ありゃっ！」と反応。しかしこれだけでは終わらず、一度唇を離すも再び浅香からキスし、それから何度もキス。カメラを忘れ、想像以上に長くキスする2人にスタジオも「ちょっとちょっとちょっと…」「衝撃です」と騒然とし、ベッキーは「私だけ！？」と大混乱する事態。
2人の衝撃のキスシーンを見たノブは、立ち上がり「衝撃でした」と一言。ベッキーも驚いたまま硬直。ノブが「終われませんよ、始まりでしょ！！」「ちょっと翔平さんどうします？」と三浦翔平に意見を仰ぐと「休憩入れて次のVいきましょう！」と2人の続きのVを求め、ノブが「もう終わりなのよ」とツッコミ。その後もなかなか興奮冷めやらぬスタジオは「何回した！？」「2分はしてた」と振り返る。少し落ち着いたところで、ノブが浅香の手紙を好評すると、ベッキーは「本当に好きなんだと思う」、三浦も「本当に好きですよ。なんで別れないといけないかなあ～」と浅香夫婦の夫婦生活終了を惜しんだ。
塩野瑛久＆足立梨花、最後のデートへ
一方、塩野と足立のペアは、夫婦生活最後の日の朝。2人が荷物をまとめているとインターホンが鳴り、2人で作った夫婦（めおと）茶碗が到着。個性が光る思い出の茶碗で足立の最後の手料理を味わう塩野。当初から納豆嫌いを公言していた塩野だが、足立のおかげもあり、結婚生活で克服。足立は、塩野のために考案したオリジナル料理“納豆入りのお好み焼き”を「私たちだけの料理」と言い表し、「そっかあ、もう作ることないのか」と寂しそうな表情を見せる。塩野も「寂しいね」とポツリ。
食事を終えると、自宅の鍵を閉めて最後のデートへと向かう。向かった先は横浜の中華街。グルメを楽しんだり、占いで2人の相性を占ったりとデートを満喫。そして日も暮れ、ベンチでくつろいでいると、足立が塩野にサプライズプレゼント。「私はこの先温めてあげられないからさ、これであったまって」と指先が冷やすい塩野のことを思って、手袋を渡した。塩野は嬉しそうに「ありがとう」と感謝すると、「今日（手袋を）つけたいけど、これから先は（足立が塩野を）あっためられないから右手だけつけて、左手は繋いでおこう」と粋な発言。スタジオも「うわあ！！」「塩野ぉ～」と嬉しそうに見守る。そして塩野は「俺もね、梨花を連れていきたいところがある、ついてきて」と言い、足立と手を繋いだまま自分のコートのポケットに入れ歩き出す。
少し歩きマンションに足を踏み入れると、塩野は「ここからは目隠ししようかな」と足立の目を自分の手で隠す。そして部屋のなかに入り、目隠しを取ると、「うわあ～！！！」と目を輝かせる足立。そこには結婚生活中に塩野が撮影してきた足立の写真が展示してあった。写真には塩野が1つずつにタイトルをつけていて、2人で展示してある写真を懐かしむ。そして最後に塩野が用意していたのは、四角いフレーム。「最後に2人でここで写真を撮ります、これが最後」と言い、2人でフレームイン。塩野は足立をバックハグして「ありがとう、夫婦になれてよかったよ」と感謝。足立も「ありがとう、こちらこそ」と言い、『最後の一枚』というタイトルの最高の笑顔を写真に収めた。
足立梨花、塩野瑛久の腕の中で大粒涙
別れの時まで、あと10分。2人は観覧車を見ながら思い出を振り返る。足立が「恋愛ってドキドキするものだと思うのね、でも結婚は違うって思っていて。でもその中でもキュンとするときってあるじゃん。それを感じたのは土手」と川沿いで人目もはばからず愛を告白し合った日のことを挙げる。「土手ね、あの時は青春バカみたいなことしたもんね」と懐かしみ、2人で「可愛い夫婦だよね」と自分たちのことを表した。
刻一刻と近づく別れの時。2人の夫婦生活のスタートがお姫様抱っこであったことから、「お姫様抱っこにはじまり、お姫様抱っこに終わる」という塩野の提案で最後に足立をお姫様抱っこすることに。「なんかもう慣れましたね」と笑い合い、そこには当初のぎこちなさを微塵も感じない可愛いらしい夫婦の姿があった。
しかし、無常にも別れの時は近づき、抱きしめ合う2人。足立は「寂しくなっちゃう。だから別れって嫌なんだよね」とつぶやき、「ダメだ、あげられない顔」と塩野の腕のなかで大粒の涙。塩野は足立の頭をなでなでとしながら優しい声で「いい時間だったね」と伝える。すすり泣く足立に「俺には心開いてくれた？」とたずねると、足立は「うん」と嬉しそうに一言。足立が顔をあげたところでおでこをくっつけあい「ありがとう、またね」と言い、「せーのっ」の掛け声で2人はお互いに反対方向を向いてお別れした。
反対方向に進んでいく2人。途中足立は後ろを振り向き塩野を見ながら「絶対振り向かないんだよ」とポツリ。しかし足立とは別のタイミングで振り返っていた塩野。スタジオは「振り向いてたんだよ」「足立ちゃん観てたんだよ」と声を出す。2人の切なく、儚い別れに「脚本でも書けないんじゃないですか」「モキュメンタリーの“真髄”」「グッときた」と絶賛した。（modelpress編集部）
