自他ともに認める真面目さが売りの新人俳優・高木駿「サウナ・スパの資格を持っているので、サウナのドラマや番組に出たいです」
2022年、新しい年がスタートし、様々な作品や企画でこれからのエンタメ界を担うであろう“ネクストブレイク”が起用されている中、新人開発に積極的な芸能プロダクション各社が今年プッシュする注目の新人を紹介。本人のインタビューおよび担当マネージャー・スタッフの取材とともにクローズアップする。『海猿』出演の俳優・橋本禎之に憧れ、ヴァンセット・プロモーションの門を叩き所属となった高木駿(たかぎ・しゅん)は、自他ともに認める真面目さを武器に「いろんな色に染まれる役者になりたい」と目標を語った。
【ヴァンセット・プロモーション所属:高木駿 インタビュー】
―-俳優という職業を目指したきっかけは?
「小さいときから映画、ドラマを観ることが好きで、そこに出演している俳優さんに心を動かされることが多くありました。そこで、自分も人に影響を与えたり、勇気を与えたりできるような俳優さんになりたいと思ったのがきっかけです」
――特に影響された作品はありますか?
「ドラマ『海猿』が大好きだったんですが、事務所の大先輩の橋本禎之さんが出演していて、すごく刺激を受けました。中学生の頃に『あぽやん~走る国際空港』(TBS)という空港を舞台にした作品があって、主人公(遠藤慶太役:伊藤淳史)がものすごい頑張り屋さんだったんです。自分も諦めそうなときに勇気をもらったので、そういう経験が大きかったんだと思います」
――実際にオーディションなどの行動を起こしたのは?
「役者という夢は持っていたけど、なかなか踏み出す勇気が無くて。意を決して20歳のときに一度、ヴァンセット・プロモーションのオーディションに応募したときは書類選考で落選で、御縁が無かったんですが、このようなご時世のなか、2021年1月の『冬の特別オーディション』にもう一度挑戦したときに、縁あって合格をいただきました」
――面接審査を受けたときの事務所の印象は?
「緊張で何をしたらいいかも分からない状態だったんですが、事務所の方が柔らかい雰囲気で迎えて下さり、素を出すことができました。自分は歴史が好きなので、そのことで話が広がったり、地元が茨城なので、所属の先輩の脇崎智史さんが茨城でロケをしたことがあるという話でコミュニケーションが取れたのが嬉しくて、リラックスして話すことが出来ました」」
――とても真面目な印象を受けるんですが、ご自身で自認しているキャラクターは?
「真面目一筋は貫いていて、周りからも本当に真面目だねって言われることが多いです。そう言ってもらえることは嬉しいですね。真面目だからこそ一本の道で頑張れると思うので。小さいころからサッカーをやって来ていて、中学ではサッカー部のキャプテンをしていました。普段からずっと真面目で通っている面は多いと思います」
――所属から約1年ほどが経ちますが、ヴァンセット・プロモーションってどんなところだと思いますか?
「お芝居の事、私生活の事などをきっちり、しっかりと教えてくださいますし、厳しい中にも優しさがあります。人として成長することは現場で絶対に必要なので、この事務所に入ってよかったという一言に尽きます。半年に1回の事務所の交流会があって、憧れの橋本さんからもいろいろなアドバイスをいただくことができました」
――事務所で学んだことが現場で役に立ったことは?
「事務所の指導のお陰で、現場での『気遣い』を学ぶことが出来ました。“真面目と気遣いは違う”という指摘もいただいて。自分の行動が相手にどんな印象を与えるかについて、所属する前は配慮が足りなかったと思っています。撮影の現場では、たくさんの人が集まって物を作るので、気遣いの大切さを肌で実感しています」
――大手のCMで人気俳優のスタンドイン(撮影前の技術的なリハーサルの際、メインの俳優の代理を演じる)を体験したとか。
「最前線の現場に触れて、第一線の俳優の仕事を間近で見ることが出来たのは、大きな収穫でした。その場所に、今度は絶対に自分が絶対に立ちたいという気持ちを持つことが出来ました」
――今後の夢・目標を教えてください。
「現時点では、いろんな色に染まれる役者、監督の意図を表現できる役者になりたいと思っています。そのために、今目の前のオーディションで役を勝ち取って、いろんな作品に携わる事で引き出しが増えて行くと思うので、経験を積みながら努力していきたいです。そして、仮面ライダーとか戦隊モノには小さいときからの憧れがありますし、事務所の先輩にも『仮面ライダーセイバー』に出演していた高野海琉さんがいらっしゃるので、出演したいという野心を持っています。あと、サウナが大好きで、『サウナ・スパ健康アドバイザー』という資格を取るほどなので、サウナのドラマや番組にも機会があれば出たいです。いつオファーが来ても大丈夫なように筋トレも始めてます(笑)」
◆担当マネージャー・スタッフからのイチ押しポイント◆
「昭和的な真面目さがあって、誰が見ても“いい人”と感じるルックス。そつなく真っすぐ正直で、へんなクセが無いところを評価しました。逆にこういうキャラクターは今あまりいないので貴重なんです。大学を卒業して、最初から就職を考えずにこの業界を目指したという一途さもありましたし、『海猿』の橋本禎之に憧れてと言ってくれたのは、正直嬉しかったですね」
【プロフィール】
高木駿(たかぎしゅん)●1998年10月1日生まれ、茨城県出身。
特技・趣味:サッカー、ランニング、歴史、サウナ
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