interview 加藤清史郎
「ちょっと幸せ」をテーマに、グルメ・美容・健康・カルチャーなど、女性にうれしい情報満載のフリーマガジン「Poco'ce(ポコチェ)」から加藤清史郎さんのインタビューをお届けします♪
Profile
Profile/2001年生まれ。1歳の頃から俳優として数々の作品に出演。2009年NHK大河ドラマ「天地人」で主人公直江兼続の幼少時代を演じ注目を集める。映画、ドラマ、舞台とジャンルを問わず活動の幅を広げ、3年間のイギリス留学を経て2020年に帰国。最近では、2021年TBS日曜劇場「ドラゴン桜」に出演、天野晃一郎の好演が話題に。
約1年半の延期を経て作品を届けられることの感謝と喜びを噛み締めています
本来、昨年の5月に上演されるはずだった、ディズニーの大ヒットミュージカル『ニュージーズ』の日本公演が決定。
「中止になった時はとても悔しかったです。今はやっと届けられる喜びを噛み締めながら、やってやるぞ!という気持ちです」と意気込みを語ってくれたのは、デイヴィ役を演じる加藤清史郎さんだ。
「去年、一幕を通した段階で稽古が止まってしまい、数日後に公演中止の連絡がありました。でも『絶対にまたやろう!』というみんなの気持ちを信じていたので、今回の公演決定の知らせは本当に嬉しかったです。医療従事者の方々をはじめ、関係者の皆さまなど、多くの方たちのおかげで上演が実現したと思っています。なので、去年よりも作品にかける想いや感謝の気持ちがさらに強くなりました」
改めて出演が決まったときの心境を伺うと。
「ブロードウェイで大人気のディズニー作品に参加させて頂ける喜びと同時に、不安と緊張など色々な感情が押し寄せてきました。僕自身もディズニー作品は大好きで『アラジン』や『ライオンキング』など、たくさんの作品を見て感動を頂いていたので、その世界の一員になることに、責任の大きさを改めて感じました」
ロンドン留学中は『レ・ミゼラブル』をはじめ、たくさんの作品を観劇してきたという加藤さんに、ミュージカルの魅力を教えてもらうと。
「お芝居のストーリーがあって、歌があって、ダンスがあって。ひとつの作品でいくつもの要素を体感できるのは、総合芸術と言われるミュージカルならではだと思います。ストーリーを楽しむのはもちろんですが、単純に言葉のノリ方や音を楽しむだけでも面白いですし、映画や演劇に比べ、楽しみ方が観客に委ねられているところも魅力だと思います」
本作はNYを舞台に新聞売りの少年たち(ニュージーズ)の奮闘を描く物語。アラン・メンケンが生み出す美しいメロディーと躍動感あるダンスナンバーが盛りだくさん!そして特徴は、他のミュージカルとは一線を画したアクロバティックなダンスシーンだ。
「歌って歌いまくって、踊って踊りまくるのがこの作品の醍醐味のひとつです。全て踊り切るのが本当に大変なんです…。ダンスと一括りに言ってもバレエ、コンテンポラリーダンス、ヒップホップにタップ、そしてアクロバットまで様々なジャンルが混ざっています。これからその稽古の日々が待っていると思うと…覚悟を決めないといけません(笑)」と、去年の練習を思い出し「本当にキツいんです。でもそのキツさが楽しくて」と加藤さんは笑う。
「現場ではみんな必死なので遊んでいる暇はないはずですが、隙間時間を見つけては遊んでいました(笑)。中止になる前の稽古では、休憩時間はみんなで一緒に食事をしながら話して、笑って。まるで男子校の学食のような雰囲気でした。以前のようにはできなくても、またみんなと集まれると思うと今から楽しみで仕方ないです。僕は本当に人が好きなんだと思います。仲間と会うことでモチベーションが上がりますし、辛いこともプラスの力に変えられます。だから誰とも会えず1人でパソコンに向かって過ごした自粛期間は本当に辛かったです。どれだけ周りの人たちに支えてもらっていたのかを改めて痛感しました。なので、こうしてまた稽古ができること、お客さんに作品を届けられることは本当に幸せです」
留学では演技の勉強もされてきたとのこと。役者としての変化を伺うと。
「自分の中で演じるという概念が崩れたというか、入れ替わりました。その役になるのでも、フリをするのでも演じるのでもなく、役の中に“生息”するんだと。そうすると見えてくる世界は僕ではなく役の人間の世界になると。この考え方を教えて頂いたとき“あ、それだ!”って、しっくり来たんです」
10月から日生劇場で上演される『ニュージーズ』。デイヴィに“生息”した加藤清史郎さんの姿が楽しみだ。
ディズニーミュージカル『ニュージーズ』
作曲/アラン・メンケン 作詞/ジャック・フェルドマン
脚本/ハーヴェイ・ファイアスタイン
演出・日本語訳・訳詞/小池修一郎(宝塚歌劇団)
出演/京本大我、咲妃みゆ、松岡広大、加藤清史郎、霧矢大夢、松平健 他
東京公演/10月9日(土)〜30日(土)日生劇場にて
PHOTO / Mizuaki Wakahara(D-CORD MANAGEMENT LTD.)
HAIR&MAKE / Miyuki Irie
TEXT / Satoko Nemoto
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