飯沼愛

飯沼愛「泣きそうになった」バトル中の“ハプニング”に反省も 実感した演技の奥深さ<私が女優になる日_>

2021.07.03 07:15
飯沼愛

田辺エージェンシー×秋元康×TBSがタッグを組み、将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成するプロジェクト「私が女優になる日_」(毎週土曜深夜0:58-1:28、TBS系)。WEBザテレビジョンでは、プロジェクトメンバーによる連載インタビューを実施。今回は、香川県出身の17歳、飯沼愛に話を聞いた。

約9000人の応募の中から選ばれたプロジェクトメンバー10人が、ドラマ出演を懸けて“演技バトル”を繰り広げる同番組。毎週オリジナル脚本による演技課題が出され、審査員の投票ポイントによりランキングがつけられる。最終的なポイント上位3名に、秋から放送されるドラマの出演権が与えられる。

演技の奥深さを実感「“難しい”では言い表せない」

――はじめに、今回のプロジェクトに応募しようと思ったきっかけを教えてください。

1年半前くらいに、声をかけていただいたことがあって、その時は特に興味はなかったんですけど、そこから意識するようになりました。もともと女優さんがすごく好きで、ドラマとか映画を見るときは、役者さんのお芝居を注目していました。

そこから、もうすぐ大学進学や将来の道を考えないといけないなって時にちょうどこのオーディションのCMを見て。落ちたとしても今応募しなかったら後悔するなと思って、まずはチャレンジしてみようと思って応募しました。

――これまでの演技バトルを経て、最初の頃と変化したことはありますか?

ちょっとだけ慣れてきました。最初の頃は心臓バクバクで、こんなに緊張するんだってびっくりして、って感じでした。人前で演技をすることに慣れていなかったので、恥ずかしい気持ちもあったんですけど、今はもう無いです。台本の練習方法も変わりましたし、いろんなことをたくさんの方に教えてもらって、演技に対する考え方が変わりました。

演技って「難しい」ってみなさんおっしゃいますよね。でも「難しい」で言い表せないくらい奥が深くて、今活躍されている俳優さんたちは本当にすごいんだなって実感しました。だからこそ自分も演技がうまくなりたいって思うようになりました。

――特にすごいと思う俳優さんはいますか?

活躍されてる方はみんなすごいです。最近だと「るろうに剣心」の映画で佐藤健さんが、アクションシーンをスタントマンさんじゃなく全部ご自身で演じてらっしゃるようで、本当にすごい役者魂だなって思いました。

CM演技での“ハプニング”の裏側を明かす

――印象に残っている演技バトルはありますか?

“コマーシャル演技”です。相手役の原金太郎さんがセリフを飛ばされて、自分も戸惑ってしまい、ちょっと泣きそうになったので印象に残ってます。自分の気持ちがいっぱいいっぱいで、つい原さんを責めるような言い方をしてしまって、「失礼なことをしてしまったな」とすごく後悔しました。初めて3人でのバトルをして、全部自分に票を入れていただいたので、それもうれしくて印象に残ってますね。

――あれはすごいハプニングでしたね。

だいぶ(セリフが)飛ばされて本当に焦りました。後半はめっちゃ笑顔でお芝居したいと考えていたんですけど、あんまり笑顔が作れなくて…。

――でも、焦ってるようには見えなかったです。

基本ポーカーフェイスなので良かったのかなって思います(笑)。

――たしかに、常に落ち着いている印象がありますよね。

「ちゃんとしなきゃ」っていうのが強すぎて、逆に硬いなって自分では思ってます。

現在第1位「誰にも追い越されずにバトルを終えたら」

――他のメンバーとの関係性はどうですか?

最初の頃は控室で誰もしゃべらなくて、バチバチするのかなってすごい不安だったんですけど、今はかなり親交が深まってきて、連絡先も交換してます。みんなでお弁当を食べたり、「台本どうやって練習してる?」や「普段なにしてる?」など本当にいろんな話をしています。

――順位が目まぐるしく変動しますが、プレッシャーなどは感じますか?

「ポイントを気にせずにやってます」と言ってるんですが、バトルのポイント数が、今後のドラマ出演に関わってくるので、どうしてもポイントは取らないといけないので難しいです。

――これからのプロジェクトへの抱負をお願いします。

ポイントをいっぱい稼いで上位に入らないといけないので、なるべく多くポイントをとって、最後まで誰にも追い越されずにバトルを終えたらいいなと思います。

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