知念侑李、松岡修造

Hey! Say! JUMP知念侑李「世界体操・世界新体操」プレゼンター就任 松岡修造と4度目のタッグ

2021.06.12 05:00

Hey! Say! JUMP知念侑李が、10月よりテレビ朝日系で独占中継される「世界体操・世界新体操」(開催日程:10月18日~30日)のプレゼンターを務めることがわかった。


知念侑李、今年もプレゼンターに就任

10月に福岡県北九州市で開催される「世界体操・世界新体操」。テレビ朝日系列では、その注目の大会を独占放送する。今年もメインキャスターに松岡修造が就任。そしてHey! Say! JUMP・知念がプレゼンターとして参加することが決定した。

体操競技のオリンピックメダリストを父に持つ知念は、2017年に世界体操プレゼンターに就任し、これまで実際に体操競技に挑戦。身をもって体操の奥深さを体験してきたほか、大会中は現地に赴き、いちばん近い場所から選手の演技をリポートするなど、まさに“言葉と体”で視聴者に体操を伝えてきた。

今年も、4度目のタッグを組む松岡とともに体操、さらに今回は新体操と視聴者との距離を縮められるよう、よりわかりやすく発信し、幅広い視聴者層に競技の魅力を伝えていく。

「世界体操・世界新体操」史上初の同時開催

体操・新体操日本代表にとって東京オリンピック・パラリンピック後、最初の戦いとなる「世界体操」(開催日程:10月18日~24日)、「世界新体操」(開催日程10月27日~31日)。

両大会が1つの開催地で連続して大会が開催されることは史上初となる。「世界体操」の日本開催は2011年東京大会以来10年ぶり、「世界新体操」は2009年三重大会以来12年ぶりとなる。2021年は、東京五輪、そして「世界体操・世界新体操」が福岡県・北九州市で開催。体操ニッポンの新たな歴史が刻まれる、重要な1年となる。

「世界体操」では、夏の東京オリンピックでさらなる高みを経験しているであろう日本勢の活躍が期待される。6月6日の全日本種目別選手権では“体操界のKING”内村航平が4大会連続の五輪代表に内定した。さらに、新たなエースとして注目されている橋本大輝(19)は今年4月に行われた全日本体操個人総合選手権で大逆転の初優勝、先月行われたNHK杯でも優勝を決めて東京オリンピックでも活躍必至となっている。

さらに、出場全種目でメダルが期待されている村上茉愛(24)、初の五輪代表に内定した畠田瞳(20)など女子選手たちも、男子に負けない活躍が期待される。五輪で通算98個のメダルを獲得している体操ニッポン、今回の東京五輪でもメダルラッシュが期待がかかる。その東京五輪2カ月後に開催される世界体操の日本代表は、東京五輪後に決定する。

そして、「世界新体操」では、日本新体操史上過去最強のチームといわれる日本代表“フェアリージャパン”が、5大会連続のメダル獲得に挑む。2019年世界新体操・種目別ボールで金メダルを獲得し、東京オリンピックでも初のメダルを期待されているフェアリージャパン。さらに、この秋、「世界新体操」で世界一の称号をつかむことができるのか。

松岡修造、知念侑李を“アスリート系プレゼンター”と絶賛

このほど2年ぶり、4度目のメインキャスターに就任した松岡が意気込みを披露。松岡は2017年からタッグを組んできた知念について、「“安心感”のひと言ですね!体操に関する知識も深いし、何よりも視聴者に近い目線を大切にされていて、いま何を伝えるべきか瞬時に判断する感覚が素晴らしい」と絶賛。

その実直さと瞬発力を「まさに、“アスリート系プレゼンター”ですね」と称え、全幅の信頼を寄せていることを明かした。

また、今大会を通して伝えたいのは「やはり“CANDO”です」とキッパリ。「“できる!”と“感動”、その2つが重なっていくことは間違いないですし、それが選手はもちろん北九州のみなさん、そして最終的に日本全国のみなさんにもつながっていくはず…。僕も全力で応援していきます!」と、パワー全開で大会を盛り上げていく決意を表明した。

知念侑李、平均台に挑む「こんなに高いんだ!」

そして体操と視聴者をつなぐプレゼンターとして、これまで“跳馬”や“あん馬”などにチャレンジしてきた知念は、4度目の大役就任を記念して、平均台を体験。高さ125cm、幅わずか10㎝の平均台の上に立った知念は「小学生の頃、体操場で遊びながら平均台にのぼっていたはずですが、“こんなに高いんだ~!”と感じました」と、久々に体感した高さにビックリ。

「さすがにここでバック転なんてできる気がしません(笑)。この上で演技する選手のすごさをみなさんに感じてほしい」と、改めて体操選手たちへのリスペクトを語った。

また先日の「全日本体操種目別選手権」に触れ、「“スポーツには台本がないから、何が起きるかわからない!”と改めて実感」したと告白。

「その“何が起きるかわからない瞬間”を見るのはとても楽しみですし、それが歴史的な瞬間ならなおさらです。そんな貴重な機会が北九州で体験できるかもしれないんです!」と、ワクワク感たっぷりにみどころをアピールした。

松岡も知念も、“体操ニッポン”“フェアリージャパン”の熱き戦いを伝えるべく、気合い十分に。この秋の「世界体操・新体操」に注目だ。(modelpress編集部)

松岡修造 コメント

― 4度目のタッグとなる知念侑李さんの印象は?

“安心感”のひと言ですね!体操に関する知識も深いし、何よりも視聴者に近い目線を大切にされていて、いま何を伝えるべきか瞬時に判断する感覚が素晴らしい。まさに、“アスリート系プレゼンター”ですね。

僕はこの「世界体操・新体操」でいちばん大事なのは“つながっていく力”だと考えているのですが、知念さんも新型コロナウイルスの影響で舞台が延期になるなど、アスリートと同じように悔しい体験をされてきたと思うんです。

だからこそ、言葉にならない選手の気持ちを感じ取ってくださるでしょうし、視聴者のみなさんとも“つながっている”という感覚を共有できる方だと思います。

― 松岡さんが思う、体操競技の魅力とは?

体操は超高難度の技が練習の積み重ねによってできるようになる、という“可能性”のスポーツ。また、演技時間は短いのですが、その一瞬へと昇華させる緊張感。反対に、“全集中”するまでのゆったりした時間などオンとオフの感覚が見ていて楽しいですね。

そして基本的に失敗ができない競技なので、演技中のドキドキ感を味わえるのも魅力だと思っています。

― 今年は「世界新体操」も同時開催されますが、松岡さんが考える新体操の魅力とは?

華麗な印象とは裏腹に、とても厳しいスポーツです。低迷期といわれた時期もありましたが、今は選手たちに自信がついてきて、“本気で変わろうと思えばできる”ということを証明してくれたチームだと思います。もはや“演技を合わせる”というところを超えた域に到達していて、そこにあるのは彼女たちの“表現”。チームの思い、明るさが伝わる演技に期待しています。

― 日本開催は久々ですが、大会のみどころは?

僕が初めて「世界水泳」のメインキャスターを務めた2001年の福岡大会で、地元のみなさんの本気度がものすごく伝わってきたのを覚えています。今度は北九州という街が“世界”を迎えることで大きく変わっていくのではないでしょうか。そのパイプ役として、僕も積極的に動いていきたいと思っています。

そして今、体操ニッポンはどの種目でも金メダルを取れる可能性が高い。僕は、内村航平選手は心が動じない、勝負に強い人だと思っているのですが、そんな内村選手が将来性を買っているのが橋本大輝選手。彼は向上心が強く、“挑んでいく”印象の選手でタイプが全然違うんですよね。

そんないろいろな個性を持つ選手たちが、体操を通して大きな輝きをもたらしてくれる。その光を思いきり浴びたとき、スポーツって本当にいいなとみなさん感じるはずです。東京オリンピックでスポーツの力を感じた後だからこそ、もっとその感動は強くなっていると思うので、「世界体操・新体操」は今までにない感じ方ができる大会になると信じています。

― メインキャスターとしての意気込みをお願いいたします。

伝えたいのは、やはり“CANDO”です。“できる!”と“感動”、その2つが重なっていくことは間違いないですし、選手はもちろん北九州のみなさんも感動をもらったり与えたりしていくことでしょう。それが最終的に日本全国の視聴者のみなさんにもつながっていくはず…。僕も全力で応援していきます!

知念侑李(Hey! Say! JUMP)コメント

― 4度目のタッグとなる松岡修造さんの印象は?

久々にお会いしましたが、修造さんは想定外!ちょっとした告知コメントの収録ひとつとっても、僕が想像していたものと違う感じになってしまうんです。でも、そこが大好きです(笑)。

また、修造さんは、スポーツに対して心の底から熱くなれる方。それがしっかり伝わるので、みんなが一緒に熱くなることができるんです。さらに、選手としての経験もあるので、どんなことを選手に聞き、何を伝えたらよいのか分かっている…。タッグを組むたび、「本当に勉強になるな」と感じています。

― 知念さんが思う、体操競技の魅力とは?

父や姉が体操選手だったこともあり、僕は体操というものを身近に感じてきましたが普段、見慣れてない人から見たら、常に異次元のことが繰り広げられている競技だと思います。そういう意味ではエンターテインメントとしても楽しめるスポーツですし、そこに知識がプラスされるととてつもない緊張感、ハラハラ感も味わえる…。だからこそ、みなさんに体操についてもっと知ってもらいたい。それを伝えていくのが僕の務めかなと思っています。

― 今年は「世界新体操」も同時開催されますが、知念さんが考える新体操の魅力とは?

新体操は5人で動きをシンクロさせていく美しい競技ですが、すごいなと思うのは身体を動かす技術だけじゃなく、相手にノールックでボールを渡すなどの技。それは、体操にはない部分だと思います。動きを合わせるという意味では僕たちの仕事と似ている部分もありますが、新体操はシンクロ率が凄まじい!厳しい練習を積まれているのだろうなと、ただただリスペクトの思いがわいてきます。

― 日本開催は久々ですが、大会のみどころは?

新型コロナウイルスの感染拡大で、スポーツやエンターテインメントが止まっていた時期もあったので、まずは体操や新体操のエンターテインメント性を純粋に楽しんでいただけたらと思います。

先日、「全日本体操種目別選手権」の会場に赴き、2年ぶりに体操の現場を取材させていただきましたが、「スポーツには台本がないから、何が起きるかわからない!」と改めて実感しました。その“何が起きるかわからない瞬間”を見るのはとても楽しみですし、それが歴史的な瞬間ならなおさらです。そんな貴重な機会が北九州で体験できるかもしれないんです!みなさんもぜひその一瞬を目撃して、スポーツのパワーを受け取ってほしいなと思います。

― 平均台を体験してみていかがでしたか?

小学生の頃、体操場で遊んでいたのでよく平均台にのぼっていたはずですが「こんなに高いんだ~!」と改めて感じました。立っているだけでフラついちゃったので、選手だったら減点されちゃいますね。

幅がハガキ1枚分ぐらいしかないところで飛んだり回ったりアクロバットしたりするのは、やっぱり怖いですよ!さすがにここでバック転なんてできる気がしません(笑)。この上で演技する選手のすごさをみなさんに感じてほしいですね!

― プレゼンターとしての意気込みをお願いします!

より大会を楽しんでいただけるように、これからさまざまな企画で選手や体操の技などを紹介していきたいと考えています。みんなでちょっとずつ知識を増やして、10月の「世界体操・新体操」を一緒に楽しみましょう!
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