「俺の家の話」長瀬智也は“唯一無二の役者” 脚本家・宮藤官九郎&チーフプロデューサーが語る制作秘話
2021.01.16 00:00
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TOKIOの長瀬智也が主演を務める2021年1月期のTBS系金曜ドラマ「俺の家の話」(毎週金曜よる10時~/初回1月22日は15分拡大)のリモート囲み取材が行われ、脚本の宮藤官九郎、チーフプロデューサーの磯山晶が出席した。
同作は、TBS連続ドラマで11年ぶりとなる長瀬×宮藤のタッグで描く、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。能楽の人間国宝である父・寿三郎(西田敏行)の介護のために現役を引退した元プロレスラー・観山寿一(長瀬)が、家族と謎の女性介護ヘルパー・志田さくら(戸田恵梨香)を巻き込み、名家の大黒柱として、次々と一家に降りかかる困難に立ち向かい、家族と一致団結し、一家をまとめていくストーリー。
一方磯山は、「長瀬くんは中々連続ドラマに出演されない方ですし、11年ぶりに宮藤さんの脚本でドラマをやるとなると止める人は誰もいませんでした」と回顧。「『親子ものなら自分に子どもがいて、お父さん役は絶対に西田さん!』って3人でなりました。(そこから)プロレス、伝統芸能、人間国宝といった要素が決まっていきました。構想5年です」と制作までの経緯を振り返った。
磯山は「体作りやコスチュームは彼が先手で準備してスタンバイしてくれていました。レスラーは体が大きくて、スリムな長瀬くんとは全然イメージが違うと思っていたら、コロナ禍の前から髪を伸ばして、体を作ってポスター撮影に現れたので、熱い思い入れを感じました」と長瀬の役作りについてもコメント。
さらに「そもそも太れない体質らしく、(長瀬は)『筋肉をつけながら太るのが辛くて、とにかく食べています』と言っていました」と続けると、宮藤も「役者が普段行う体作りとは違いますよね。おかげで本物のプロレスラーのようになりました」と、その役者魂を絶賛した。
また「プロレスと能の稽古をしなければいけないから『俺はスーパーマンじゃないよ』と愚痴るぐらい(笑)負荷をかけちゃっているんですが、それをクリアされるので、本当に長瀬くんとドラマを作るのは楽しいです」と喜びをにじませた。
宮藤は、「思い切りよく、自分で限界を決めずにやってくれるところが気持ちいい。笑わせるところもテクニックや小手先でやろうとせずに力一杯やってくれるところ。それから、細かい質問をしてくれるところもやりやすいです」とコメント。
さらに、「父親に意地悪をされたり、介護をしたりするシーンで『なんで俺ばかりこんな目に遭うんだ!』という長男の悲哀やリアルを表現し、20年ぶりに家を仕切るストレスで躍起になっている姿を42歳になった長瀬くんがやると真に迫るし、『この芝居が観たかった!』と思うんです」としみじみ。長瀬との再タッグに感激している様子を見せた。(modelpress編集部)
長瀬智也&宮藤官九郎、再タッグのきっかけ
宮藤は自身が監督を務めた長瀬主演の映画「TOO YOUNG TO DIE !若くして死ぬ」(2016年)の撮影後に、長瀬から「子どもがいる役をやったことがない」と言われたそうで、「そこから話が進みました」とドラマが誕生したきっかけを告白。「ドラマをやる前提でちょっとずつ話はしていたので、“満を持して”“11年ぶり”という大々的な感じはしないです」と率直な思いを語った。一方磯山は、「長瀬くんは中々連続ドラマに出演されない方ですし、11年ぶりに宮藤さんの脚本でドラマをやるとなると止める人は誰もいませんでした」と回顧。「『親子ものなら自分に子どもがいて、お父さん役は絶対に西田さん!』って3人でなりました。(そこから)プロレス、伝統芸能、人間国宝といった要素が決まっていきました。構想5年です」と制作までの経緯を振り返った。
長瀬智也の役者魂に注目
中でも、長瀬は「プロレス」にこだわっており、宮藤は「どういうバックボーンを持つレスラーなのか、コスチュームはどうするのかということを重要視していました」とのこと。磯山は「体作りやコスチュームは彼が先手で準備してスタンバイしてくれていました。レスラーは体が大きくて、スリムな長瀬くんとは全然イメージが違うと思っていたら、コロナ禍の前から髪を伸ばして、体を作ってポスター撮影に現れたので、熱い思い入れを感じました」と長瀬の役作りについてもコメント。
さらに「そもそも太れない体質らしく、(長瀬は)『筋肉をつけながら太るのが辛くて、とにかく食べています』と言っていました」と続けると、宮藤も「役者が普段行う体作りとは違いますよね。おかげで本物のプロレスラーのようになりました」と、その役者魂を絶賛した。
長瀬智也の魅力「唯一無二の役者」「この芝居が観たかった」
そんな長瀬の役者としての魅力を問われると、磯山は、「こういう男に生まれたかったという人物像を自然に体現できる人。格好いいだけでなく、緻密で、かつスケールが大きいところは唯一無二の役者だと思います」と回答。また「プロレスと能の稽古をしなければいけないから『俺はスーパーマンじゃないよ』と愚痴るぐらい(笑)負荷をかけちゃっているんですが、それをクリアされるので、本当に長瀬くんとドラマを作るのは楽しいです」と喜びをにじませた。
宮藤は、「思い切りよく、自分で限界を決めずにやってくれるところが気持ちいい。笑わせるところもテクニックや小手先でやろうとせずに力一杯やってくれるところ。それから、細かい質問をしてくれるところもやりやすいです」とコメント。
さらに、「父親に意地悪をされたり、介護をしたりするシーンで『なんで俺ばかりこんな目に遭うんだ!』という長男の悲哀やリアルを表現し、20年ぶりに家を仕切るストレスで躍起になっている姿を42歳になった長瀬くんがやると真に迫るし、『この芝居が観たかった!』と思うんです」としみじみ。長瀬との再タッグに感激している様子を見せた。(modelpress編集部)
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