「2021ミス・ティーン・ジャパン」グランプリは13歳の鈴木爽さん「半沢直樹」再現で沸かす＜プロフィール＞

2020.11.29 19:06 views

29日、都内で「2021 ミス・ティーン・ジャパン決勝大会」が開催され、エントリーNo.8の鈴木爽（すずきあきら／13）さんがグランプリに輝いた。

グランプリ鈴木爽さん、「半沢直樹」名演再現で沸かす

準グランプリはエントリーNo.13の黒川ありさ（14）さん、特別賞はエントリーNo.5の碓井恵花（うすいけいか／15）さんとなった。

最終選考に残った13人は、自己紹介や特技を披露。鈴木さんは自己PRでドラマ『半沢直樹』における堺雅人の名演を再現して会場を沸かせた。

愛知県出身、2007年1月26日生まれで中学2年生。質疑応答で心境を聞かれると「本当に嬉しくて。番号を言われたときは、『え？』って、本当に実感がなくて。でも今こうして、ここに残れたことは、本当に本当に嬉しいです」とニッコリ。「応援してくださった皆に、特に家族に『グランプリになることができたよ』って報告したいです」とも語った。将来はモデルと女優を目標としているそうで「変顔とかNGなしのモデルや女優さんになりたいです」と言い、変顔を求められると、しっかり応じていた。

新川優愛、グランプリの鈴木爽さんは「肝が座っている」

応援アンバサダーの新川優愛は、鈴木さんについて「自己アピールのときの堂々としたお芝居・声量は、一つの舞台を見ているんじゃないかと思うくらい、引き込まれる演技力でしたし、たくさんの人が見ている、こういう初めての場でできる、胆が座っている感じとかが、やっぱり感動しましたね」と絶賛。「年々、やっぱり涙もろくなってくるんですかね。毎年ウルウルしてしまうんですけども」と白い歯を見せ、「毎年、本当にドラマがあるなと実感しますね」と続けた。

同じく応援アンバサダーの平祐奈は、4年目のゲスト出演に関して「慣れません（笑）」と照れ笑い。「あっという間に4年が経って、毎年本当にこうやって来られる方々の特技披露とか見ても、皆さん個性豊かで。しかも私、始めた頃は出場者の皆さんと年齢が近かったので、最初の頃を思い出したり。だんだん自分も、22歳という年齢になってきたり。本当に毎回、初心を思い出させられますし、自分にとってもいい機会になっていて、皆さんのフレッシュさに癒されてます」とも。準グランプリ発表の際に、エントリーNo.を間違えて会場を笑いに包んだことについて、舞台裏で何が起こっていたのかと聞かれると「触れないでください」と照れ笑いを見せていた。

8年前に、第2回グランプリに輝いた過去を持つトラウデン直美は、鈴木さんについて「私はこんなにしっかりしていなかったです。もっとヘラヘラしてましたし、色々と失敗もしていましたので、本当に末恐ろしいなという感じがします」とコメント。当時については「自信なく、『（入賞せず）まあ、帰るんだろうな』と思って出ていたので（笑）」と振り返り「今年は出場者の方、皆さんすごく意志が強いって祐奈ちゃんもおっしゃっていたけど、『とりに行くぞ』っていう気持ちが感じられて、私もすごく身が引き締まる思いでした」と後輩たちから刺激を受けている様子だった。

新川優愛・平祐奈・トラウデン直美がエール

その後、仕事をする上での鈴木さんへのアドバイスを求められた新川は「裏でもすごくしっかりされている」としたうえで「努力することって、実はすごく大変だと思うし、一つグランプリをとるために努力をしてきたけど、どんどん次はこうなりたい・ああなりたいっていう目標をもって、小さいことでもいいから（努力）し続けることが大事かなと思います」と笑顔で助言。

平は「何か続けていくことって、自分自身が好きで楽しんでないと、続けることも苦しくなってくるのかなって思うので、『何事も自分が一番楽しんでやろう！』っていう思いだと楽しめるし、努力も好きなことをやっていってほしいと思うし、あとやっぱり強いメンタルを持っていないと、続かないかなあと思っていて」と持論を展開。「私もたくさんオーディションは受けてきて、落ちることもあったんですけど、一回一回落ち込んでいても、それはしょうがないし、自分のイメージに合わなかったんだなあってすぐに切り替えて。強いメンタルとかが大事かなあと思っています」とも話していた。

一方のトラウデンは「本当に楽しむことが大事だし、楽しむことで楽しいって顔に出るし、色々な、中で考えていること・持っている思いって、すべて表情とかに出てくると思うので、自分が大切にしたいものを大切にして、笑顔で過ごせるようにしていたら、その輝きって出てくると思うので、日々楽しんでほしいなと思います」とエールを送った。（modelpress編集部）