「第33回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリの前川佑さん (C)モデルプレス

第33回ジュノンボーイグランプリ前川佑さん「自信はあった」 選出理由は?審査員圧倒したステージ

2020.11.22 19:02

22日、雑誌「JUNON」主催の「第33回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」最終選考会が都内で開催され、北海道出身の14歳・前川佑(まえかわ・たすく)さんがグランプリに決定。イベント後、MCのずん飯尾和樹、ゲスト審査員の第19回グランプリの溝端淳平、ゆきぽよ(木村有希)とともに人生初の囲み取材に臨んだ。


第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストグランプリは前川佑さん

1次審査の自由パフォーマンスではギター弾き語りでDISH//の「猫」を歌唱。緊張が全く見えない堂々とした立ち居振る舞いと、肝の座った受け答えで圧倒。14歳ながら大物になる風格を感じさせた。

笹沼彩子審査員長(「JUNON」編集長)は、「皆さん見ての通りものすごい舞台度胸」とグランプリに決めた理由を明かし、そのみなぎる自信がステージでも評価されたが、「自信はあったんですけど、実感はあんまりなくて感謝の気持ちでいっぱいです」と発表直後の心境を語り、「やってやったぜというか、俺ならできるという自信はあったので嬉しかったんですけど、よっしゃーって感じでした」と大人っぽさと14歳の年相応らしさを同時に垣間見せてはにかんだ。

「グランプリがとれなかったら審査員特別賞がもらえるんじゃないかなと思っていたので、(審査員特別賞の)伊藤くんが呼ばれたときはヤバいかなと思ってました」と素直に話した。


前川佑さん、目指すは歌って踊れる俳優

「第33回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリの前川佑さん (C)モデルプレス
「第33回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリの前川佑さん (C)モデルプレス
前川さんは北海道函館出身。家族は両親と姉、兄、弟の4人兄弟。

14歳にして179cmの長身の持ち主で、スポーツ万能。小学校ではサッカーと剣道を経験し、剣道では北海道2位になったこともあり、現在はサッカーのクラブチームに所属。「サッカーは続ける気はなくて高校からは新しくピアノをやってみたい」と好奇心旺盛だ。

昨年中学2年生のときに俳優業に興味を持ち出し、母親からの勧めで応募。「ミュージカル映画がすごく好き」と憧れの俳優にはザック・エフロンなど海外の俳優の名前をあげ、歌って踊れる俳優を目指す。

ジュノンボーイ出身者が多く出演する特撮ヒーローものについて質問された際には「あんまり観てないんですけど同じファイナリストに話を聞いて最近興味が湧いてきました」と正直に答えるなど、忖度なしの受け答えが印象的。

飯尾和樹、ゆきぽよ、前川佑さん、溝端淳平 (C)モデルプレス
飯尾和樹、ゆきぽよ、前川佑さん、溝端淳平 (C)モデルプレス
先輩としてアドバイスを求められた溝端は「アドバイスはないです。こっちが逆に学ばさせて頂くことが多い」と感心しきり。「中学生とは思えない堂々たる舞台度胸で、自分の頃と照らし合わせても全然違います」「人生2回目なんじゃないか」と逆に尊敬の目を向けていた。

告白審査を受けたゆきぽよは前川さんの告白について「めちゃくちゃカッコよかったですよ。表情もカッコよかったですし、本気のキュンしちゃいけないのにしちゃいました」とべた褒め。「グランプリだと思ってましたよ」と結果に納得の表情だった。

「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」

金井丈留さん、伊藤佑晟さん、青山凌大さん、前川佑さん、関隼汰さん、北村一貴さん (C)モデルプレス
金井丈留さん、伊藤佑晟さん、青山凌大さん、前川佑さん、関隼汰さん、北村一貴さん (C)モデルプレス
「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」は1988年にスタートし、今年で33回目を迎える、株式会社主婦と生活社主催のボーイズオーディション。12~22歳のハンサムボーイで、芸能事務所・モデル事務所・レコード会社に所属していない男の子を対象に、書類審査・地方予選・人気投票を経てファイナリスト、そしてグランプリが決定する。これまで武田真治・小池徹平・三浦翔平・菅田将暉ら、新たな逸材を発掘し続ける、国民的ボーイズコンテストである。

第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストは、17,158人の応募者の中から、第1次審査を経てBEST1000が決定。本来であれば6都市7会場で開催予定であった地方予選(集団面接)の形を史上初となる「オンライン選考」での第2次審査とし、150人が選出。その後、6月~9月に行われた第3次審査(人気投票)を経て、ファイナリストが決定。およそ半年にわたる戦いを勝ち抜いたBEST10に敗者復活者5名を合わせた14名(1名辞退)がファイナリストとして最終選考会に挑んだ。

今年はコロナ禍の影響を鑑み、一般観覧はなしで、「読者リモート審査員」の制度を導入。審査員長・ゲスト審査員・協賛者審査員・芸能事務所関係者・リモート審査員の採点でグランプリと準グランプリを決定。自由パフォーマンスや告白審査で自身をアピールした。審査基準は「JUNON」にふさわしい“さわやかなハンサムボーイ”であることと、「容姿」「ファッションセンス」「個性」「タレント性」「将来性」の5項目。最終選考会前に行われた人気投票で読者投票1位となった候補者に与えられるフォトジェニック賞とともに表彰となった。

準グランプリは北海道出身・東京都在住出身の青山凌大(あおやま・りょうた)さん。フォトジェニック賞は千葉県出身の関隼汰(せき・はやた)さん。審査員特別賞には、京都府出身の伊藤佑晟(いとう・ゆうせい)さんが見事に選ばれた。(modelpress編集部)

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