加藤シゲアキ (C)モデルプレス

NEWS加藤シゲアキ、3年ぶり新作小説で関ジャニ∞丸山隆平を取材「ドラムを聴きに行きました」

2020.11.21 16:25

NEWS加藤シゲアキが21日、都内で「『オルタネート』刊行記念 加藤シゲアキトークイベント」を開催。イベント前に囲み取材に応じた。

3年ぶりの新作長編となる『オルタネート』は、高校生限定のSNS「オルタネート」が存在する世界で、インターネットと現実の2つの社会を通して成長していく少年少女を描いた青春群像物語。

加藤は「小説もそうなんですけど、作っていく段階、『オルタネート』というプロジェクトのところから、いつも以上に関わらせてもらって。表紙をどうする、装丁をどうする、どんなふうに沢山の方に届けるかというところも含めて、かなり関わらせていただいたので、『やっとか』という感じもあります」とコメント。

高校生限定のマッチングアプリを題材にしたことについては「特に高校生って、社会が少し狭いようなところがある中で、色々な人と出会いたい・趣味の合う人と話したい・こんな人と付き合いたいという、色々な気持ちが渦巻いていると思う」と持論を展開し、「自分にぴったりの人が選べるっていうアプリがあった場合、どういうふうになっていくんだろう?と。そこを通して、主人公たちが、どう変化していくかっていうところが、この物語の一つの読みどころかなと思います」と物語の魅力をアピールした。

関ジャニ∞丸山のドラムを取材

加藤シゲアキ (C)モデルプレス
加藤シゲアキ (C)モデルプレス
劇中には、ドラムに取り組む男の子が登場すると言い「関ジャニ∞の丸山(隆平)君と話してて、『最近、ドラムセットを買ったんだ』という話をしてて。『ちょっと見せてもらっていいですか?』って言って、丸山君のドラムを聴きに行きました」と述懐。

丸山はこれまでの著作を読んでくれているそうだが、本作はまだ読んでいないそうで「いつもプレゼントしようとしたら、『俺は買う』って言って受け取ってくれないので、『今回もう発売になりましたよ』っていう連絡だけさせてもらいました」と笑顔を見せた。

恋愛シーンは「正直すごく照れくさい」

高校生という世代設定については「一つのチャレンジでした」と言い「30代くらいになってくると、高校生の感覚ってものがだんだん色あせてくるかなと思ったので、今しか描けない!という思いで、高校生を描くことにしました」と回想。自身の高校生活には、多忙のため深い思い出がなかったとしたうえで「ある種、ここで理想の高校生活を描くというか(笑)。自分が楽しめなかった部分まで楽しむような、追体験するような小説になりました」と続けた。

「今まで避けてきたような恋愛シーンみたいなものもあったんですけど、そういうのは正直すごく照れくさいというか、本当に告白するような気持ちで描くので(笑)。体験したかったというよりも、すごく照れくさいですね。ずっと恥ずかしい気持ちで描いているシーンもありました」という加藤。コロナ禍における刊行については「連載が続くのかどうかっていう不安もあったりとか、刊行時期に関しては実は揺れたりしてました」と告白。

それでも「いつもとはちょっと違う学生生活・高校生活になった方も、きっといると思うんですよ。そういった方に改めて、学校生活の良さと言うとちょっと上からですけど、楽しみ方とか、学校じゃないところでも生きていける部分とか、そういった色々なメッセージが、色々な希望にあふれた作品になるんではないかと自分でも思い直して。やっぱり今こそ出すべきなんじゃないかなと思いました」と胸を張った。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 「ぐるナイ」ゴチ、2回連続でまさかの奇跡 NEWS小山慶一郎&加藤シゲアキがゴチメンバーに公開謝罪も
    「ぐるナイ」ゴチ、2回連続でまさかの奇跡 NEWS小山慶一郎&加藤シゲアキがゴチメンバーに公開謝罪も
    モデルプレス
  2. NEWS加藤シゲアキ、嵐・大野智に取材希望「こっそり密着したい」<夜がどれほど暗くても>
    NEWS加藤シゲアキ、嵐・大野智に取材希望「こっそり密着したい」<夜がどれほど暗くても>
    モデルプレス
  3. NEWS加藤シゲアキ、葛藤に苦しむ役でドラマ「六畳間のピアノマン」出演決定
    NEWS加藤シゲアキ、葛藤に苦しむ役でドラマ「六畳間のピアノマン」出演決定
    モデルプレス
  4. NEWS加藤シゲアキ、ラジオドラマに挑戦 ホラー特別番組「怨ライン怪談」
    NEWS加藤シゲアキ、ラジオドラマに挑戦 ホラー特別番組「怨ライン怪談」
    モデルプレス
  5. 加藤シゲアキ、週刊誌記者役に初挑戦「リアリティを感じた」<夜がどれほど暗くても>
    加藤シゲアキ、週刊誌記者役に初挑戦「リアリティを感じた」<夜がどれほど暗くても>
    モデルプレス
  6. NEWS加藤シゲアキ、3年ぶり長編小説を発表「これは間違いなく僕の物語」
    NEWS加藤シゲアキ、3年ぶり長編小説を発表「これは間違いなく僕の物語」
    モデルプレス

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 鈴木愛理、ミニ丈衣装で美デコルテ&美脚大胆披露「憧れのスタイル」「ドキッとした」と反響
    鈴木愛理、ミニ丈衣装で美デコルテ&美脚大胆披露「憧れのスタイル」「ドキッとした」と反響
    モデルプレス
  2. 4代目バチェラー・黄皓、第一子誕生で妻に感謝「毎日が幸せで溢れています。本当にありがとう」
    4代目バチェラー・黄皓、第一子誕生で妻に感謝「毎日が幸せで溢れています。本当にありがとう」
    ENTAME next
  3. SWEET STEADY、1周年記念東名阪ツアーを完走 2ndシングルCDリリースも決定
    SWEET STEADY、1周年記念東名阪ツアーを完走 2ndシングルCDリリースも決定
    WEBザテレビジョン
  4. 王貞治の世界タイ記録がかかった試合で初完投・初完封…齊藤明雄が自身に言い聞かせていた言葉<プロ野球レジェン堂>
    王貞治の世界タイ記録がかかった試合で初完投・初完封…齊藤明雄が自身に言い聞かせていた言葉<プロ野球レジェン堂>
    WEBザテレビジョン
  5. 「孤独のグルメ」原作者・久住昌之が語るシリーズの未来「それぞれの孤独のグルメ」で見えた「地方」という新境地
    「孤独のグルメ」原作者・久住昌之が語るシリーズの未来「それぞれの孤独のグルメ」で見えた「地方」という新境地
    WEBザテレビジョン
  6. 中島颯太&木村慧人 ドッキリでイケメン崩壊も「こんなFANTASTICSを見て欲しかった。親にも見てって言いました(笑)」
    中島颯太&木村慧人 ドッキリでイケメン崩壊も「こんなFANTASTICSを見て欲しかった。親にも見てって言いました(笑)」
    WEBザテレビジョン
  7. テラテラ、名古屋遠征で手羽先と自撮り「鳥と自撮りね」/春のアイドル祭り2025トークライブレポート
    テラテラ、名古屋遠征で手羽先と自撮り「鳥と自撮りね」/春のアイドル祭り2025トークライブレポート
    WEBザテレビジョン
  8. ハン・ジワン“ヒジェ”、愛情を向けてくれる相手を欺いてでも“ジュギョン”が受けた苦しみをぶつける<優雅な帝国>
    ハン・ジワン“ヒジェ”、愛情を向けてくれる相手を欺いてでも“ジュギョン”が受けた苦しみをぶつける<優雅な帝国>
    WEBザテレビジョン
  9. シェフが薬物中毒?!対人関係の悪化で昨日不全となったイタリアンレストランを、ゴードン・ラムゼイが蘇らせる!
    シェフが薬物中毒?!対人関係の悪化で昨日不全となったイタリアンレストランを、ゴードン・ラムゼイが蘇らせる!
    らいばーずワールド

あなたにおすすめの記事