【中居正広 退所会見／全文その3】結婚の予定は？槇原敬之逮捕にも言及

中居正広、結婚に言及

─ どなたかお付き合いされてる方との先を見据えての退所、そういった意味合いというのはありますか？

中居：はぁ。全くございません。1ミリも。結婚ないですね。する気持ちもないですし。

─ 結婚願望も？

中居；ないですないです。まあ自分でも分かってるんですけど、人間的に欠落してるというかちょっとやばいところは…。珍しいと思います。

─ のんびりとお仕事されてる感じですかね？

中居：そうなりますね。

─ ファンの皆さまにとっても中居さんは永遠のアイドルだと思うんですけど、ジャニーズを辞めるということはアイドルも辞めるということでしょうか？

中居：アイドルって具体的に言われると、自分的にも答えにくいところありますけど、まあ歌って踊ってっていうところが僕1人では自信ないのでなかなかどうだろうな。歌とか、踊ってみるっていう山をかけ登ってみようかなって思えるかどうかは分からないですね、自分でも。

─ 木村さんにしても、新しい地図の3人にしても今でもキラキラされてると思うんですけど、その姿を見て羨ましいなとか思う部分はありますか？

中居：歌ってない僕はキラキラしてないってことですか？（笑）

─ やっぱりSMAPの時の中居さんはものすごくキラキラしてたので…。

中居：裸眼ですか？

─ はい、裸眼です。視力いいです。

中居：いいんですか。羨ましいとかは全然ないです。いや、できないですから。大谷選手羨ましいなって言って、メジャーリーグのマウンド上がらないですもん。自信と好きじゃないと。別に僕、嫌いじゃなかったんでしょうけど。それでも好きじゃないとできないと思います、歌の世界っていうのは。

─ SMAPでいうと、踊りで言えば中居さんってイメージでしたけど。

中居：いや、1人で踊ってどうするの（笑）。1人で踊れないんです。

─ ダンスコンサートをするとか…。

中居：いや、もうコンサートどころかワンステップも踊れないので。全くやってないので、もしやるとしたらちょっと時間かかるでしょうし、何をやるかっていうのもあるでしょうし。今の段階では歌と踊りというのは、僕の中では蓋をしてしまったところかもしれないですね。

SMAP再結成について　不仲説の真相は

― 新しい地図の3人の活躍っていうのはどう見てますか？

中居：みんな頑張ってると思いますし、自分たちの好きなことをやられてるのでなんの心配もないというか。

― ちなみにSMAPの再結成っていうのはどうなんでしょう。

中居：1％～99％の中にあるのはあると思いますよ。0じゃないではないですし、100％ないとは言えないと思います。それはもちろん、一人でできることではないですし、ちゃんとみんなそれぞれになってきますから、それはもちろんこう話をするにしろ重ねていかないとできないんじゃないかなと思いますけども、100％ありませんよってことはないと思います。

― 中居さんとしてはいつかあればいいなという気持ちが？

中居：いや、一人ではないんですよね。待ってる人、見ている人がいるっていっても
その期待にすべてが応えられるわけではないですし、やっぱり5人ですし、様々な環境がありますからそこでの兼ね合いっていうのを見計らいながら進めていかなければならないんじゃないかなって思います。

― 解散前、解散後もSMAPは不仲なんじゃないかっていう報道がたくさんでまして、ファンの方も困っていまして、実際その報道を目にしたことはありますか。

中居：何で知ってるんだろうとは思いました。

― ：（笑）

中居：よくご存知で！って。

― じゃああの報道は全部本当ということですか？

中居：報道が本当に「不仲！」ってものなのかよくわからないですけども、不仲、不仲でいいんじゃないですか。不仲って出てるでしょ？あの、別にいいんですよ。本人たちがわかっていれば。夫婦、恋人同士、家族、友達同誌とかでも周りから言われるでしょう。自分たちがわかっていればいいことであって。あのそうね、あの騒動を経験したことは貴重な経験だなとか、他に書かれていることが本当なのかっていうのは、そういうのは敏感に耳にしたり目にしたり、そのことがどんどん重なっていくと、どんどん鈍感になっていくというか、本当に積み重なると何書かれてても何とも思わないっていうか。不仲でいいんじゃないですか？

― 実際の仲はどうなんでしょう？

中居：それは言わない。でも一個一個、実はあの一文字違うんですよ、あれ違うんですよってきりがなかったので、今もやっぱきりがないところだったりするんで、書かれてて信用する人は全然信用していただいてもいいと思いますし、僕のことワ―ッと悪く書かれてても、「あ、そういうふうに受け取っていただいていいですよ」ってところまできちゃいましたね。

― 先程中居さん、新しい事務所に関しては未定とされるお話のかなで、HPを作ったほうがいいという話に絡めてなんですけど、今後中居さんがYouTube上でYouTuberデビューしたりするって可能性は1％でもありますか？

中居：1～99％だと思いますけども、今の段階では考えたこともない。ネットもわからないですし、自分でも見れるようなあれがないので、今の段階では考えてないですね。

― みなさんのYouTubeチャンネルを見たことはない？

中居：ないですね。YouTube見れないんですよ。

― 今までのお仕事は引き続き行われるということですが、それは今レギュラーで出演されているTV番組はそのまま引き続き4月以降も出演されるということでよろしいでしょうか？

中居：はい。でも今後番組がなくなってしまうこともありますし、中居さんやろう中居さんやろうって人がいなくなっちゃうかもしれないですし、それはやっぱり評判悪ければ終わりますし、評判よければ続くと思います。

― ジャニーズ事務所との関係について、先程新しい事務所は一人で設立されたのでしばらくはジャニーズ事務所のマネージャーさんが窓口をやられていると。それ以外にジャニーズ事務所の関係というのは続けていく予定ですか？

中居：今のところ全然予定はないですね。だからマネージャーさん会社員の人が見つかればその人とってなるかもしれないですし、本当にできたばっかりで、今の段階ではデスクの人とかいたほうがいいんだよね。あとなんでしたっけ。経理さん？はいたほうがいいって聞いてて、だから本当にいまやばいんですよ。だからみんな心配してますね「お前大丈夫か？」って。一人しかいないので。なに笑ってんですか？やばいって思いました？（笑）

― そんなこと思ってないです。（笑）イレギュラーな体験に驚いています。

中居：ああ、そうですか。イレギュラーですか、これ？（笑）これ何時までやるんですか？

― 18時くらいまで。

中居：18時！？嘘でしょ、あと1時間20分もあるの？

― 中居さんのスケジュール的には何時まで大丈夫？

中居：18時から収録が。

― じゃあ、あと1時間…

中居：まじでそんなやる気ですか？オンエア用っていうか、決まってないの？（笑）

― 新しい地図のメンバーの活動との違いは？

中居：僕は先程も申し上げたように新しいああいうことやりないな、こういうことやりたいなっていうような感じではないので、引き続き番組を継続させてもらいながらやろうと思います。でも3人は自分たちでネットなのか広くマルチにやられていますので。

― 退所のタイミングは違ってそこに違いがあったのかなとも。

中居：それは僕も終わってしまうことももちろんありますし、終わってなくなった、今レギュラー何本あろうが、1本減り2本減りとかそしたらそれまでのタレントだと思いますよ。最近中居くん見ないねとか、最近テレビ出てないねみたいなことはもちろん環境が変わればそういうこともあるとは思いますけど、そういうことはやっぱりテレビなりお芝居なり歌なりっていうのは、僕に魅力を感じないっていう、そうなったらそこまでのタレントなんじゃないかなって思います。

中居正広、ファンに贈りたいSMAPの曲は

― 今、中居さんがファンのみなさんに感謝してる言葉を伝えたいことがありましたら教えてください。

中居：感謝とうか陳謝というか、この3年間僕のことをこんな僕ですら信じてくれてるというか、信じてくれた方とか大事にしてくれた方とか、なかなかこの3年間まったくといっていいほど交流もないですしそういう場があるわけじゃないので、感謝というか申し訳ないなと思いますね。でも本当に4年、5年くらい前ってもうライブなんてハンパじゃないんですよ。ツアーやりましたって何回もやるじゃないですか。うわーって、あの子達どこに行きました？まったく見当たらない。びっくりしますね。本当に前、ハンパじゃなかったじゃないですか。この3年間、こなくなっちゃった。どこにいったのかなって。全く見当たらないよね？消えちゃったのかな？

― いらっしゃるとは思うんですけど。

中居：いらっしゃると思うよね。

― 今、中居さんがファンのみなさんに1曲SMAPの曲で贈るとしたら、何を贈りたいですか？

中居：SMAPの曲で…SMAPの曲いっぱいあるからわからないな。世界って言っちゃいけないですか？今。

― （笑）。

中居：贈る言葉ってなんでしょうかね。まあ、いっぱいあるからなんだろ…思いつきで言ってはずすのも嫌だしなんだろ。なんだろうなSMAPの中で。

― 今一番聞いてほしい曲でも。

中居：なんだろ。べたに「ありがとう」とかなっちゃうんじゃないですか。つまんないですよね。感謝の気持ちを込めた歌なんですかってなったら「ありがとう」とか。急に「雪が降ってきた」っておかしいってなりますよね。まあ、いろんなメッセージがあると思いますけどこれっていうのがわからないな。

― ありがとうございます。思いついたら教えていただけたら。

― 先程ライブ、ツアーを埋めていたファンはどこいっちゃたんだろうってお話されてましたけど、さっきインタビューでやった「世界に一つだけの花」の曲は、皆さん解散されてから、ファンが悲しんで、いわゆる購買運動となって再ヒットしたのですが、そのことについてどんなふうに？

中居：嬉しいですよ。嬉しいですし、もちろん申し訳ない。解散、コメント出してるてるわけでもないんで。迷わせてしまっているというか、ありがたいって思いと申し訳ないなって。それはみんな感じていることなんじゃないかと思います。全部知ってますよ。親友がなんかやってくれましたとか。その当時いちいちリアクションしてませんでしたけど、全部耳にも目にもしっかり届いてきてましたし。

― じゃあ、ファンの気持ちっていうのはしっかり？

中居：はい。

― ところで作曲の方が、作った方が逮捕されてしまいましたけど、そのことについては？

中居：僕、報道もちょっと。週刊文春も見ることもないですし、どの情報が正しくて、どの情報が誤報なのか、わからないんですけども。わからない中で、評価をするのは大変申し上げにくいところなんですけど。やってはいけないことは、やってはいけないです。ありえないです。

― あの曲は名曲だと思うんですけれど、いつかは1％と99％の間で、また歌いたいなって気持ちは？

中居：いや、僕、ひとりなんで歌えないです。あの曲をひとりで？（少し歌い出す）いや、そういうのできないです。歌えないですよ。他のパートとか。自分のパートでもギリギリなのに。でもスマスマの最終回の俺の「音程はやばかったぞ」とは友達から聞きました。「お前、ハンパないな」って。なにがハンパないのかと思ったら、「随分はずしてたぞ」って。

― じゃあますます自信が？

中居：嫌ですよ、もう。あそこ絶対当てにいったのに、はずしてるっていうね。

― 環境を変えるっていうの意味では「新しい地図」の方に合流っていう選択肢もあったと思うんですけど、それについて考えたことはなかったんでしょうか？

中居：選択肢がなかったですね。ひとりでやってみようって。将来共演するなりはなんなりは、先程申し上げた通り1から99までかもしれないんですけど。やっぱり3人が出たわけですから、そのときの「あー」の感じとか、「どういう気持ちだったか」っていうのは、味わわなければいけないなとは思います。

― 例えばジャニーズ事務所に残った方が仕事もたくさん選択肢がこれから先も広がっているかもしれない中で、独立することのメリットというか。独立することによって、どんな可能性が広がっているかについて。

中居：デメリット…。先程と重複するかもしれませんけど、僕の中で4月以降の理想というのが全く描けていないっていうのが本当にこれは正直なんですよね。これをやりたいとかこういう可能性があるんじゃないかとかじゃなく、もっとその手前の何かの山を、ギラギラした感じにちょっと戻るかな、戻らないかな。環境変えて戻れればいいけど、戻ったところで環境変えてできないかもしれないし繰り返しになるかもしれないし、今の段階で本当に新しいことに挑戦しようとか、なんかこれをやってみようとかYouTuberやってみるとか、Twitterやってみるとかそういうの全然ないですから。でもそれが湧き出てくるかもしれないですし、必要になってくるかもという風な感じに落ちるかもしれないし、理想があればね本当にそこに向かっていけばいいんですけど、今の段階で理想を探しに行くという段階なのかなと思います。

中居正広、ジャニーズを退所

中居は1986年にジャニーズ事務所に入所し、91年にSMAPとしてCDデビュー。16年12月末にSMAPが解散し、中居と木村拓哉はその後も事務所に残ったが、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾は17年9月8日をもって退所した。（modelpress編集部）